コンデンサの基礎知識 2013年1月22日(火曜日) 株式会社ビー・テクノロジー http://www.beetech.info 堀米 毅 [email protected] All Rights Reserved Copyright (C) Bee Technologies Inc.2013 1 コンデンサの役割 (1)電気を溜めることができる (2)直流電流は通さない。交流電流のみを通す。 (3)ノイズを吸収することができる。 All Rights Reserved Copyright (C) Bee Technologies Inc.2013 2 コンデンサの種類 (1)セラミックコンデンサ 特徴:周波数特性に優れている 用途:デジタル回路、アナログ回路全般 (2)電解コンデンサ 特徴:容量が大きい 用途:電源回路 (3)フィルムコンデンサ 特徴:温度特性に優れている 用途:オーディオ回路 etc All Rights Reserved Copyright (C) Bee Technologies Inc.2013 3 回路設計者とコミュニケーションするには 回路設計者は、コンデンサを単なる定格(例:2200u[F],50[V]) ではなく、コンデンサを等価回路図で考えている 回路設計に必要なコンデンサの電気的特性とは、 インピーダンス特性図=周波数特性図である。 ⇒ほとんどのコンデンサのデータシートには、必要な 電気的特性図が掲載されていない。困っている。 コンデンサのインピーダンス特性図から等価回路図が 決定されている。 All Rights Reserved Copyright (C) Bee Technologies Inc.2013 4 インピーダンス特性図とは コンデンサの種類によって、特徴がある All Rights Reserved Copyright (C) Bee Technologies Inc.2013 5 コンデンサの等価回路図とは コンデンサの等価回路図とは、インピーダンス特性図を 等価回路図に置き換えたもの All Rights Reserved Copyright (C) Bee Technologies Inc.2013 6 コンデンサの等価回路図はどこまでの 周波数帯域まで再現するかにより、 等価回路図が変わる 良く採用されるのは、3素子、5素子、ラダー All Rights Reserved Copyright (C) Bee Technologies Inc.2013 7 リップル現象を低減させたいのならば、 ESRが小さいコンデンサを選定する ノイズ現象を低減させたいのならば、 ESLが小さいコンデンサを選定する 参考文献: トランジスタ技術2011年8月号:154ページから160ページ All Rights Reserved Copyright (C) Bee Technologies Inc.2013 8
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