金融機関の自己資本での損失補填能力を確 保するための規制 自己資本=tier1(資本金+内部留保)+ tier2(劣後債+貸倒引当金) リスクアセット=信用リスク+市場リスク +オペレーショナルリスク 金融危機によってこれまでの規制では十分でないこ とが判明 ⇒Tier1(狭義の中核的自己資本)の重要性 新規制:バーゼルⅢ これに景気に対応し たバッファを 0~2,5%の範囲で 追加 自己資本比率規制強化への対応 › 普通株発行による増資 企業の貸し手を奪うことに › 収益力向上のための貸出金利引き上げ › リスクアセット低減のための株式売却 企業の資金難 実体経済への影響を考えた規制が必要 大きな金融機関はシステミックリスクを起こしやす いため公的資金を注入してでも救済しなければ流動 性危機が発生し実体経済に影響を与えかねない 救済を盾にしたモラルハザードが起きる懸念 倒産した際、システミックリスクを起こす可能性 の高い金融機関 様々な議論の最中で、国際的な統一基準の策定な どの課題 費用負担 倒産後の対応 倒産前の対応 › 金融機関のみへの課税 銀行以外の金融機関の倒産後の処理方法の作成 金融当局による監視強化 › 国際的に統一した倒産についての法律の作成 より厳しい自己資本比率規制 › リスクの高い活動の制限 › 倒産時の処理計画の作成 オイルショック後の不況時の発展のために新興国 で開いた会合、G5が起源 アジア通貨危機において新興国の影響を認める G20へ
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