〜地域と共に未来を『創る』〜 地域を える広島銀 の取り組み

〜地域と共に未来を『創る』〜
地域を⽀える広島銀⾏の取り組み
2 0 1 5
年
7 月
安 芸 府 中 支 店
平素より広島銀⾏に対し、ご理解とご⽀援を賜り、誠に有り難うございます。
広島銀⾏は、地域⾦融機関として地域活性化に向けた取組みをこれまで展開してき
ました。今後も「地⽅版総合戦略」の策定に協⼒し、地⽅公共団体と連携しながら全
⾏を挙げて地⽅創⽣に積極的に取組んでいきます。
当⾏を取巻く環境は、⼈⼝や事業所数の減少による地域経済の縮⼩など、厳しい局
面を迎えつつあります。
このような環境の下で、当⾏は、地域のお客さまの持続的成⻑に貢献し、業務領域
の拡⼤を通じてお客さまの裾野を拡げ、地域全体を発展させていくという、地域⾦融
機関の本質的な役割を果たしてまいります。
2
1.⾃動⾞産業への取組み①
広島県には
広島県には、
マツダ㈱を中心に
中心に、数多くの
数多くの部品
サプライヤー)が集積(
集積(クラスター)
クラスター)しております。
しております。
には、マツダ㈱
くの部品メーカー
部品メーカー(
メーカー(サプライヤー)
当行では
当行では融資部
では融資部に
融資部に自動車関連審査担当
自動車関連審査担当、
関連審査担当、法人営業部に
法人営業部に自動車関連担当を
自動車関連担当を設置し
設置し、この「
この「マツダクラスター」
マツダクラスター」全体をお
全体をお取引
をお取引
先の対象と
対象と捉えております。
えております。
当行では
当行では、
では、マツダ㈱
マツダ㈱や自動車業界の
自動車業界の現状把握・
現状把握・動向分析を
動向分析を行い、地域経済への
地域経済への影響
への影響が
影響が大きいサプライヤー
きいサプライヤー
(Tier1、
(Tier1、2、3・・・)
・・・)のお取引先
のお取引先の
取引先の経営改善支援や
経営改善支援や海外進出支援等を
海外進出支援等を積極的に
積極的に実施しております
実施しております。
しております。
海外生産シフト
コスト競争力強化
マツダ㈱
一次サプライヤー
Tier1
サプライヤーの主な課題
Tier1
海外展開
二次サプライヤー
Tier2
Tier2
Tier2
合理化
Tier2
技術開発
三次、四次・・・
Tier3
Tier3
Tier3
「マツダクラスター」
Tier3
Tier3
他メーカー展開
多角化展開
課題共有
定性分析
3
事業計画策定(成長戦略、再建計画)
海外進出支援(ファイナンス、FS策定)
現場改善サポート
ビジネスマッチング(個別+商談会等)
・・・etc
面的ソリューション マツダクラスターの
競争力維持・向上
1.⾃動⾞産業への取組み②
完成車メーカー
完成車メーカーA
メーカーA社の二次サプライヤーである
二次サプライヤーであるC
サプライヤーであるC社では、
では、広島県外の
広島県外のX社に一部部品を
一部部品を外注して
外注していましたが
していましたが、
いましたが、X社の業績不振
に伴うサプライチェーンリスク(
うサプライチェーンリスク(安定供給責任リスク
安定供給責任リスク)
リスク)を回避をする
回避をする目的
をする目的で
目的で、内製化を
内製化を進めていました
めていました。
いました。
一方、
一方、完成車メーカー
完成車メーカーD
メーカーD社の二次サプライヤーである
二次サプライヤーであるF
サプライヤーであるF社では、
では、D社の海外生産シフト
海外生産シフト等
シフト等による国内工場
による国内工場の
国内工場の生産減少
生産減少の
減少の影響で
影響で、
売上及
売上及び収益が
収益が減少傾向
減少傾向に
傾向にありました。
ありました。その為
その為、D社系列以外の
社系列以外の領域での
領域での受注機会
での受注機会を
受注機会を模索して
模索していました
していました。
いました。
当行では
当行では、
では、C社とF社のニーズを汲
のニーズを汲み取り、完成車メーカー
完成車メーカーA
メーカーA社とD社の系列の
系列の枠を超えた取引開始機会
えた取引開始機会の
取引開始機会の場を提供しました
提供しました。
しました。
系列を超えたサプライヤーのマッチング
完成車メーカー
A社
一次サプライヤー
(Tier1)
B社
二次サプライヤー 内製化
(Tier2)
C社
三次サプライヤー
(Tier3)
サプライチェーン
リスク排除
発注
X社(広島県外)
業績不振
系列の壁
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
取引先紹介
~
~
~
転注
~
~
~
F社
4
D社
E社
F社
系列を超えた新たな
ビジネスチャンス
2.明るく働きがいのある企業づくり①
当行は
当行は、仕事と
仕事と家庭を
家庭を両立しながら
両立しながら、
職員一人ひとりが持
てる能力を
最大限に発揮し
発揮し、いきいきと働
いきいきと働ける「
ける「明るく働
るく働きがい
しながら、職員一人ひとりが
ひとりが持てる能力
能力を最大限に
のある企業
のある企業づくり
企業づくり」
づくり」のための取
のための取り組みを推進
みを推進しています
推進しています。
しています。
●女性の活躍に向けた取組み
当行の制度は、育児介護休業法を上回る対応を実施しており、両立支援制度が
充実しています。
両立支援
育児休業支援
育児休業制度(保育園に入
れやすいよう子どもが1歳
6ヶ月になって最初に到来す
る4月末日まで利用できるよ
う充実)や看護休暇を整備
介護休業支援
介護休業制度(家族を介護
するために利用日数が充実)
や介護休暇を整備
多様な働き方の支援
フレックスタイム制
短時間勤務制度
利用時間・勤務時間の
選択肢が充実
5
●「均等・両立推進企業表彰」
を受賞
仕事と家庭を両立しながら、職員一人ひ
とりが持てる能力を最大限に発揮し、いき
いきと働ける「明るく働きがいのある企業
づくり」のための取り組みが認められ、厚
生労働省が主催する「均等・両立推進企業
表彰」において、平成22年度均等推進企
業部門「厚生労働大臣優良賞」に引き続き、
ファミリー・フレンドリー企業部門
ファミリー・フレンドリー企業部門「
企業部門「厚生労働大臣優
良賞」
良賞」を地方銀行で初めて受賞しました。
また、平成19年度に新制度になって以
降、均等推進企業部門およびファミリー・フレンド
リー企業部門の両部門において「厚生労働大
臣優良賞」を受賞したのは、全国で2社目
となります。
(平成26年12月現在)
2.明るく働きがいのある企業づくり②
●女性の活躍に向けた取組み
女性の管理職・監督職数を平
成30年3月末までに150名以上
にするという目標を掲げ、キャ
リアアップを目指す女性をサ
ポートするため、研修プログラ
ムを新設するなどの取り組みを
進めています。
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