７月１３日の演習問題・解答例 1. 192.168.100.200 について – ネットワーク長が 18、22、 26、28 の場合の a. ネットワークアドレス 192.168.1.0/24 1 110.1.1.0/30 2 R1 2. 3. 遅延時間によって速度が遅い TCP を高速化するためには、 どのようすればよいか？ 1 R3 192.168.4.0/24 • 10.1.4.0/30 R4 1 192.168.3.0/24 上記で192.168.1.0/24～192.168.4.0/24が全 て互いに通信する時、 1. 2. • 2 2 1 1 10.1.3.0/30 2 ブロードキャストアドレ ス を求めよ。 決められていないポート番号 を用いて通信を行うアプリ ケーションの問題は何か？ま た、どのようにすればよい か？ 1 10.1.2.0/30 b. – 192.168.2.0/24 1 R2 パケットが 10.1.2.0/30 を通らないように経路制 御を行う場合、各ルータはどのような経路情報 を持てばよいか。 パケットが10.1.3.0/30 を通らないように経路制 御を行う場合、各ルータはどのような経路情報 を持てばよいか。 経路情報は集約しないこと。 192.168.100.200 • ネットワーク長が 18、22 の場合 – – – 100 = 0+64+32+0+0+4+0+0 0110 0100 18: 0110 0100 • • – 0100 0000: 64 0111 1111: 127 a. 192.168.64.0/18 b. 192.168.127.255 22: 0110 0100 • ネットワーク長が 26、28 の 場合 – 200=128+64+0+0+8+0+0+0 – 1100 1000 – 26: 1100 1000 • 1100 0000: 192 • 1111 1111: 255 a. 192.168.100.192/26 b. 192.168.100.255 – 28: 1100 1000 • • 0110 0100: 100 0110 0111: 103 • 1100 0000: 192 • 1100 1111: 207 a. b. 192.168.100.0/22 192.168.103.255 a. 192.168.100.192/26 b. 192.168.100.207 経路制御(1) R1 R2 R3 R4 Prefix Next Hop 192.168.1.0/24 192.168.1.1 192.168.2.0/24 10.1.1.2 192.168.3.0/24 10.1.1.2 192.168.4.0/24 10.1.1.2 Prefix Next Hop 192.168.1.0/24 10.1.1.1 192.168.2.0/24 192.168.2.2 192.168.3.0/24 10.1.3.2 192.168.4.0/24 10.1.3.2 Prefix Next Hop 192.168.1.0/24 10.1.4.2 192.168.2.0/24 10.1.4.2 192.168.3.0/24 10.1.4.2 192.168.4.0/24 192.168.4.1 Prefix Next Hop 192.168.1.0/24 10.1.3.1 192.168.2.0/24 10.1.3.1 192.168.3.0/24 192.168.3.1 192.168.4.0/24 10.1.4.1 192.168.1.0/24 1 192.168.2.0/24 1 R2 110.1.1.0/30 2 R1 1 10.1.2.0/30 10.1.3.0/30 2 1 R3 192.168.4.0/24 • 10.1.4.0/30 R4 1 192.168.3.0/24 上記で192.168.1.0/24～192.168.4.0/24が全 て互いに通信する時、 1. 2. • 2 2 1 1 パケットが 10.1.2.0/30 を通らないように経路制 御を行う場合、各ルータはどのような経路情報 を持てばよいか。 パケットが10.1.3.0/30 を通らないように経路制 御を行う場合、各ルータはどのような経路情報 を持てばよいか。 経路情報は集約しないこと。 経路制御(2) R1 R2 R3 R4 Prefix Next Hop 192.168.1.0/24 192.168.1.1 192.168.2.0/24 10.1.1.2 192.168.3.0/24 10.1.1.2 192.168.4.0/24 10.1.1.2 Prefix Next Hop 192.168.1.0/24 10.1.1.1 192.168.2.0/24 192.168.2.1 192.168.3.0/24 10.1.2.2 192.168.4.0/24 10.1.2.2 Prefix Next Hop 192.168.1.0/24 10.1.2.1 192.168.2.0/24 10.1.2.1 192.168.3.0/24 10.1.4.2 192.168.4.0/24 192.168.4.1 Prefix Next Hop 192.168.1.0/24 10.1.4.1 192.168.2.0/24 10.1.4.1 192.168.3.0/24 192.168.3.1 192.168.4.0/24 10.1.4.1 192.168.1.0/24 1 192.168.2.0/24 1 R2 110.1.1.0/30 2 R1 1 10.1.2.0/30 10.1.3.0/30 2 1 R3 192.168.4.0/24 • 10.1.4.0/30 R4 1 192.168.3.0/24 上記で192.168.1.0/24～192.168.4.0/24が全 て互いに通信する時、 1. 2. • 2 2 1 1 パケットが 10.1.2.0/30 を通らないように経路制 御を行う場合、各ルータはどのような経路情報 を持てばよいか。 パケットが10.1.3.0/30 を通らないように経路制 御を行う場合、各ルータはどのような経路情報 を持てばよいか。 経路情報は集約しないこと。 ポート番号 • 決められていないポート番号を用いて通信を行うアプリケーションの問 題は何か？また、どのようにすればよいか？ • 送信者が、送信開始時に受信者のポート番号がわからない。 – • 受信者は送信者のポート番号を知る必要はないが、なぜか？ そのため、別の手段で、あらかじめ、そのポート番号を伝える必要があ る。 TCPの高速化 • 遅延時間によって速度が遅い TCP を高速化するためには、ど のようすればよいか？ スループット (byte / 時間)= (単 位時間に伝送できるデータ量) / (時間) • • 送信 スループットを上げるためには、 分子を大きくするか、分母を小 さくするかであるが、遅延時間 は短くできない。そこで、分子を 大きくする工夫を考える必要が ある。 – 並行して複数のコネクションを用い る。 – １送信あたりのパケットサイズを大 きくする。 • データリンク層の MTU (Max Transfer Unit) を大きくする スループット 受信 送信 受信
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