SGEC 分別・表示事業体審査報告書 認定統合事業体 HOP グループ 平成20年5月 (社 )全 国林 業改 良 普 及 協 会 目 次 Ⅰ . HOP グ ル ー プ の 概 要 Ⅱ.審査経過・写真 Ⅲ.審査における判定事由書 1 Ⅰ . HOP グ ル ー プ の 概 要 1.申請者の名称 ハウジングオペレーション株式会社 代表取締役社長 石出和博 ( 所 在 地 ) 〒 064-0824 札 幌 市 中 央 区 北 4 条 西 21 丁 目 2-1 ℡ 011-615-7777 2.認定統合事業体 HOP グ ル ー プ フジタビル 3社 【 HOP グ ル ー プ 3 社 の 概 要 】 社 名 ハウジング 代表者名 石出和博 所 在 地 *本社 業 種 建設業 札幌市中央区北 4 条西 21 丁目 2-1 フジタビル オペレーション(株) *東日本支社 横浜市西区みなとみらい 2-3 クイーンズタワー A 棟7F *旭川支店 旭川市 2 条通 9 丁目 228-2 旭川道銀ビル 3F *帯広支店 帯広市西 3 条南 9 丁目 2 番地 太平洋電気大同生命ビル 3F *丘珠工場 札幌市東区北丘珠 5 条 4 丁目1 (株)藤田工務店 石出和博 札幌市中央区北 4 条西 21 丁目 2-1 フジタビル 建設業 一級建築士事務所 石出和博 札幌市中央区北 4 条西 21 丁目 2-1 フジタビル 建築設計 アトリエアム(株) 3.認定対象業種 建設業(一般建設、住宅建築、建築設計業務) 4.沿革・概要 HOP グ ル ー プ (代 表 者:石 出 和 博 )は 、札 幌 市 を 中 心 と し て 木 造 住 宅 建 築 に 実 績 を 上 げ て い る 「 ハ ウ ジ ン グ オ ペ レ ー シ ョ ン ( 株 )」 を 代 表 と す る 建 設 企 業 グ ループである。 そ の 沿 革 は 、札 幌 市 で 昭 和 34 年 か ら 工 務 店 を 営 ん で き た「( 株 )藤 田 工 務 店 」 と 、そ の 設 計 を 担 っ て き た「 ア ト リ エ ア ム( 株 )」( 平 成 元 年 設 立 )が 、 平 成 9 年に北海道などと始めた道産トドマツ等間伐材の建築材利用を進める共同研 究を行うにあたって、 「 ハ ウ ジ ン グ オ ペ レ ー シ ョ ン( 株 )」を 設 立 し た こ と に 始 ま る 。 (そ の 後 、 ハ ウ ジ ン グ オ ペ レ ー シ ョ ン ( 株 ) が (株 )藤 田 工 務 店 の 株 式 を 2 取 得 し て HOP グ ル ー プ の 代 表 と な る 。 ) HOP グ ル ー プ 設 立 以 前 の 平 成 7 年 か ら 、 建 築 家 、 大 学 研 究 者 等 13 名 の メ ン バ ー で 立 ち 上 げ た「 北 海 道 新 住 宅 産 業 開 発 協 議 会 」や 、道 内 の 林 業 者 な ど と 立 ち 上 げ 、林 野 庁 木 材 供 給 低 コ ス ト 化 総 合 対 策 事 業 認 定 を 受 け た「 新 住 宅 シ ス テ ム 開 発 協 同 組 合 」の 取 組 な ど 、北 海 道 産 材 の 建 築 利 用 に 熱 心 に 取 り 組 ん で き て いる。 そ の 後 、全 国 展 開 も 図 っ て お り 、平 成 13 年 に は 、 「第 1 回木材供給システム 優 良 事 業 林 野 庁 長 官 賞 」受 賞 、平 成 18 年 に は 、 「消費者指向優良企業 経済 産業大臣賞」も受賞している。 今 回 の SGEC 事 業 体 認 定 へ の 取 り 組 み は 、 全 国 一 の 認 証 森 林 エ リ ア と な っ た 北 見 地 方 で 、 オ ホ ー ツ ク 産 の SGEC 認 証 林 産 物 の 流 通 拡 大 を 目 的 と し て 結 成 さ れ た 「 北 見 地 方 SGEC ネ ッ ト ワ ー ク (統 合 事 業 体 認 定 を 申 請 中 )」 な ど の 認 証 林 産 物 産 地 と 連 携 し 、 川 下 住 宅 メ ー カ ー の 立 場 か ら 、「 産 地 直 送 住 宅 」 の 提 供 等 その一翼を担おうとするものである。 【 HOP グ ル ー プ の 概 要 】 * ハ ウ ジ ン グ オ ペ レ ー シ ョ ン 株 式 会 社 ( HOP グ ル ー プ 代 表 ) ・設立 平 成 9 年 ( 1997) 5 月 ・ 資 本 金 9,900 万 円 ・ 年 間 売 上 高 20 億 ( 平 成 19 年 3 月 ) ・従業員数 76 名 ( 平 成 20 年 1 月 現 在 ) う ち 、 1 級 建 築 士 14 名 ・木材・木製品の年間取扱実績 木 造 住 宅 50 棟 ( 平 成 19 年 1 月 ~ 12 月 ) ・主な受賞等 第 1 回 木 材 供 給 シ ス テ ム 優 良 事 業 林 野 庁 長 官 賞 ( 平 成 13 年 ) 消 費 者 指 向 優 良 企 業 経 済 産 業 大 臣 賞 ( 平 成 18 年 ) *株式会社 藤田工務店 ・設立 昭 和 59 年 ( 1984) 4 月 ・ 資 本 金 4,000 万 円 ・従業員数 43 名 ( 平 成 20 年 1 月 現 在 ) う ち 、 1 級 建 築 士 6 名 他 に 大 工 30 名 ・ 主 な 業 務 HOP グ ル ー プ 受 注 の 住 宅 建 築 施 工 *一級建築士事務所 アトリエアム株式会社 ・設立 平 成 元 年 ( 1989) 8 月 ・ 資 本 金 2,500 万 円 ・従業員数 21 名 ( 平 成 20 年 1 月 現 在 ) う ち 、 1 級 建 築 士 7 名 ・ 主 な 業 務 HOP グ ル ー プ 受 注 の 設 計 ・ デ ザ イ ン 3 5.分別・表示管理体制 HOP グ ル ー プ は 、構 造 材 を 産 地 工 場 で プ レ カ ッ ト す る 産 地 直 送 シ ス テ ム を 取 っており、建築現場での構造材の取り違えはまず無い。 今 回 の SGEC 分 別 ・ 表 示 事 業 体 認 定 取 得 に 当 た り 、「 SGEC 森 林 認 証 さ れ た 森 林 か ら 生 産 さ れ た 認 証 林 産 物 (以 下:認 証 林 産 物 )と 、非 認 証 の 他 の 林 産 物 が 受 入 、保 管 、建 設 工 事 の 各 段 階 で 混 在 し な い よ う 、全 体 を 統 括 す る 認 証 林 産 物 管 理 責 任 者 と 分 別・表 示 管 理 を 担 当 す る 分 別・表 示 管 理 責 任 者 、各 担 当 者 を 設 置 し 、分 別・表 示 管 理 体 制・工 程 を 確 立 す る 」と し た「 認 証 林 産 物 の 分 別・表 示 管 理 方 針 書 」を 定 め る と と も に 、既 存 の 「 HOP 工 法 施 工 マ ニ ュ ア ル 」 に 前 記 管 理 方 針 に 基 づ く 分 別 手 順 を 盛 り 込 み 、設 計 か ら 、現 場 大 工 も 含 め た 従 業 者 に 徹 底を図るべく体制を整えている。 ま た 、「 認 証 林 産 物 の 生 産 ・ 加 工 ・ 計 画 書 」、「 認 証 林 産 物 の 分 別 ・ 表 示 管 理 体 制 図 」 及 び 「 SGEC 認 証 材 入 荷 ・ 製 品 在 庫 管 理 表 ( 書 式 )」 を 定 め 、 分 別 ・ 表 示管理の徹底と管理体制を確立していることを確認した。 【主な確認資料】 ・ HOP グ ル ー プ 会 社 の 沿 革 ・ 概 要 ・認証林産物の分別・表示管理方針書 ・ 「 HOP 工 法 施 工 マ ニ ュ ア ル 」 ・認証林産物分別・表示管理体制図(組織図) ・認証林産物の入・出荷管理工程図(流通管理計画書) ・ HOP グ ル ー プ 会 社 HP: http://www.hophouse.co.jp ・ SGEC 認 証 材 入 荷 ・ 製 品 在 庫 管 理 表 (書 式 ) 4 Ⅱ. 審査経過・確認資料一覧・写真 1.ハウジングオペレーション株式会社の審査経過 認 定 審 査 は 、(社 )全 国 林 業 改 良 普 及 協 会 認 証 審 査 セ ン タ ー の 児 島 裕 、橋 場 一 行、山下友一の3名が下記のとおり行った。 【審査申込】 平 成 20 年 3 月 28 日 / 審 査 申 込 (内 容) 1.全林協の審査手順についての説明 2.審査申込書の受付 3.確認資料の説明 【認定審査】 5 月 13 日 / 書 類 確 認 及 び 現 地 確 認 (場 所) 本社事務所及び丘珠工場、モデル住宅 (審査員) (社 )全 国 林 業 改 良 普 及 協 会 審 査 員 同 専門審査員 (出席者) ハウジングオペレーション(株 ) 代表取締役 同社 取締役建築部長 同社 建築部丘珠工場長 児島 裕 橋場一行 石出和博 田中哲史 福﨑陽介 (内 容) 1.「認定審査」の一環として書類確認及び現地確認を行った。 2 .ハ ウ ジ ン グ オ ペ レ ー シ ョ ン 株 式 会 社 本 社 に お い て 事 業 の 概 要 、現 行 の 建 築 事 業 に お け る 木 材 の 流 れ・管 理 の 仕 組 み 等 に つ い て 、ま た 、事 業 体 認 定 取 得 後 の 分 別・表 示 の 考 え 方 や 管 理 方 針 、認 証 林 産 物 の 生 産・出 荷 管 理 計 画 、分 別・表示管理体制等について説明を受け、併せて関連資料の審査を行った。 3 .同 社 工 場 及 び 原 料・製 品 保 管 庫 に お い て 、認 証 材 置 き 場 、工 程 、製 品 の 分 別状況を確認した。 4 . SGEC 分 別・表 示 の 考 え 方 や 管 理 方 針 、認 証 林 産 物 の 生 産・出 荷 管 理 計 画 、 分 別・表 示 管 理 体 制 等 に つ い て 、追 加 指 摘 事 項 の 説 明 を 行 う と と も に 遵 守 意 志を確認した。 5 【審査判定】 平 成 20 年 5 月 26 日 / 審 査 委 員 会 (委員名) 元東京大学教授・農学博士 元東京農業大学教授・農学博士 東京農工大学教授・農学博士 木構造振興株式会社専務取締役・農学博士 (社 )日 本 育 種 協 会 理 事 長 山根 河原 土屋 西村 真柴 明臣 輝彦 俊幸 勝美 孝司 (事務局) (社 )全 国 林 業 改 良 普 及 協 会 専 務 理 事 同 認 証 審 査 センター 同 認 証 審 査 センター 同 認 証 審 査 センター 渡辺 児島 野田 山下 政一 裕 昭一 友一 (内 容) 1 . 現 地 確 認 の 結 果 及 び SGEC の 定 め る 「 認 定 審 査 」 基 準 事 項 に 基 づ き 設 定 し た 「審査要件」に基づいた審査内容を各委員に説明した。 2. 提 出 資 料 、実 行 体 制 及 び 各 作 業 の 工 程 管 理 の 仕 組 み 等 か ら 、申 請 者 は 認 定 に 値する事業体であるものと認められた。 6 Ⅲ.審査における判定事由書 SGEC の 定 め る 「 認 定 審 査 」 基 準 事 項 に 基 づ き 作 成 し た 、 全 林 協 「 SGEC 事 業 体 認 定 審 査 基 準 ・ 指 標 」 の 12 項 目 を 審 査 要 件 と し た 。 ※ HOP グループは 、複 数 の 企 業 か ら な る 統 合 事 業 体 で あ る が 、最 高 経 営 責 任 者 を 同 じ く す る 企 業 グループで あ る こ と か ら 、 上 記 し た 12 項 目 採 用 し た 。 こ れ ら「 審 査 要 件 」に 基 づ い た「 審 査 判 定 」を 行 い 、審 査 委 員 に 諮 っ た と こ ろ 、 HOP グ ル ー プ は 、 認 定 に 値 す る 事 業 体 で あ る と し て 判 定 さ れ た 。 な お 、判 定 に あ た っ て 、審 査 委 員 会 に よ り 、下 記 の「 向 上 目 標 」が 付 記 さ れ た 。 【向上目標】 1. 認 証 林 産 物 の 分 別 ・ 表 示 管 理 の 徹 底 を 図 る た め 、 関 係 職 員 に 対 し 、 分 別 ・ 表 示管理に関する十分な教育・研修を図ること。(基準3-5) 2. 認 証 林 産 物 の 取 り 扱 い に 関 す る 記 録 類 の 保 存 に 努 め る こ と 。 ( 基 準 3 - 6 ) 7 【判定事由】 基準1 経営の健全性 1-1/妥当である 持続的に事業活動を行いうる事業体である。 HOP グ ル ー プ (代 表 者:石 出 和 博 )は 、札 幌 市 を 中 心 と し て 木 造 住 宅 建 築 に 実 績 を 上 げ て い る 「 ハ ウ ジ ン グ オ ペ レ ー シ ョ ン ( 株 )」 を 代 表 と す る 建 設 企 業 グ ル ー プ で あ り 、「 HOP 産 地 直 送 住 宅 供 給 シ ス テ ム 」 に よ り 、 グ ル ー プ で 住 宅 建 築に取り組んでおり、持続的に事業活動を行いうる。 る。 1-2/妥当である 経営指標に照らし、財務状態が健全である。 「 決 算 報 告 書 」の 流 動 比 率 等 の 数 値 に よ り 、財 務 状 態 は 安 定 し て い る と 判 断 した。 基準2 認証林産物取扱の業態 2-1/妥当である 認 証 林 産 物 を 取 り 扱 う 事 業 体 と し て 、事 業 目 的 お よ び 内 容 が 適 合 し て い る 。 HOP グ ル ー プ は 、 「 HOP 産 地 直 送 住 宅 供 給 シ ス テ ム 」 に よ り 、 グ ル ー プ で 住 宅 建 築 に 取 り 組 ん で お り 、川 下 住 宅 メ ー カ の 立 場 か ら 、認 証 林 産 物 普 及 の 一 翼 を 担 お う と す る も の で あ り 、SGEC 認 定 事 業 体 と し て の 適 合 条 件 を 揃 え て いる。 2-2/妥当である 認 証 森 林 所 有 者・ 管 理 者 ま た は 認 定 事 業 体 と 反 復 継 続 し て 取 引 関 係 に あ る 。 今 回 の SGEC 事 業 体 認 定 へ の 取 り 組 み は 、 建 築 木 材 の 主 要 な 取 引 先 で あ る 北 見 地 方 の 「 北 見 地 方 SGEC ネ ッ ト ワ ー ク (統 合 事 業 体 認 定 を 申 請 中 )」 な ど の 産 地 認 定 事 業 体 と 連 携 し 、川 下 住 宅 メ ー カ ー の 立 場 か ら 、 「産地直送住宅」 の 提 供 等 、 SGEC の 取 組 の 一 翼 を 担 お う と す る も の で あ り 、 今 後 も 継 続 的 に 「 SGEC 認 定 事 業 体 」 と の 取 引 関 係 が 続 く と 判 断 さ れ る 。 8 2-3/妥当である 認 証 林 産 物 の 普 及 お よ び 利 用 促 進 、新 た な 用 途 開 発 に つ い て 意 欲 的 で あ る 。 HOP グ ル ー プ は 、こ れ ま で も 建 築 家 、大 学 研 究 者 等 13 名 の メ ン バ ー で 立 ち 上げた「北海道新住宅産業開発協議会」や、道内の林業者などと立ち上げ 、 林 野 庁 木 材 供 給 低 コ ス ト 化 総 合 対 策 事 業 認 定 を 受 け た「 新 住 宅 シ ス テ ム 開 発 協 同 組 合 」の 取 組 な ど 、北 海 道 産 材 の 建 築 利 用 に 熱 心 に 取 り 組 ん で き て い る 。 ま た 、「 第 1 回 木 材 供 給 シ ス テ ム 優 良 事 業 林 野 庁 長 官 賞 ( 平 成 13 年 )」、 「 消 費 者 指 向 優 良 企 業 経 済 産 業 大 臣 賞 ( 平 成 18 年 )」 等 を 受 賞 し て お り 、 国 産 材 の 利 用 開 発 、新 た な 用 途 開 発 等 に 意 欲 的 に 取 り 組 ん で き た 実 績 の あ る ハウスメーカーである。 基準3 分別・表示管理運営の体制 3-1/妥当である 認証林産物の分別・表示管理に係る計画を立てている。 HOP グ ル ー プ で は 、今 回 の SGEC 分 別・表 示 事 業 体 認 定 取 得 に 当 た り 、「 認 証 林 産 物 の 分 別 ・ 表 示 管 理 方 針 書 」を 定 め て お り 、受 入 、加 工 、 保 管 、建 築 工事の各段階を想定した認証林産物の流通計画書を作成している。 3-2/妥当である 分別できる製造工程である。 HOP グ ル ー プ は 、 構 造 材 を 産 地 工 場 で プ レ カ ッ ト す る 産 地 直 送 シ ス テ ム を 取っており、建築現場等での構造材の取り違えはまず無い。 建 具 な ど を 加 工 す る 工 場 に お い て も 、「 認 証 林 産 物 の 分 別 ・ 表 示 管 理 方 針 書 」に 従 い 、材 料 の 印 付 け・分 別 保 管・加 工 期 間 の 集 中 な ど の 管 理 に よ っ て 、 混入の危険は排除できる。 3-3/妥当である 認証林産物の分別・表示管理を行う体制が整っている。 「 認 証 林 産 物 の 分 別 ・ 表 示 管 理 方 針 書 」 及 び 「 SGEC 分 別 ・ 表 示 管 理 体 制 」 に 則 り 、建 築 資 材 受 け 入 れ か ら 、建 築 現 場 ま で の 各 段 階 で 、認 証 林 産 物 を 量 的 に 把 握 し 、分 別・表 示 管 理 の 徹 底 が 図 れ る 管 理 体 制 を 整 備 し て い る こ と を 確認した。 9 3-4/妥当である 分別・表示管理を担当する管理責任者を設置し、自主的に内部検査が行え る。 受 注 建 築 物 件 は 、常 に 社 内 責 任 者 に よ る 監 督・検 査 が 行 わ れ て お り 、内 部 検 査 の 内 容 、所 見 等 は 記 録 さ れ て い る 。認 定 取 得 後 は 、「 認 証 林 産 物 の 分 別 ・ 表 示 管 理 方 針 書 」に 基 づ き 、管 理 責 任 者 に よ る 認 証 林 産 物 の 内 部 検 査 を 行 え る体制を取る。 3-5/妥当である 職域で適正な内部研修を行っている。 既 存 の 「 HOP 工 法 施 工 マ ニ ュ ア ル 」 に 前 記 管 理 方 針 に 基 づ く 分 別 手 順 を 盛 り 込 み 、管 理 担 当 者 及 び 従 業 者 の 新 規 就 労 時 及 び 配 置 換 え 時 等 の 研 修 に お い て 使 用 し 、設 計 か ら 、現 場 大 工 も 含 め た 従 業 者 に 徹 底 を 図 る こ と と し て い る 。 3-6/妥当である 伝票など帳票類を作成・保存する。 認証林産物と非認証林産物のコード番号は明確に区別する。 現 地 確 認 に よ り 、伝 票 な ど の 帳 票 類 は 、電 算 処 理 さ れ 、適 正 に 管 理・保 管 されていることを確認した。 事 業 体 認 定 後 は 、認 証 林 産 物 と 非 認 証 林 産 物 と の コ ー ド 番 号 を 明 確 に 区 別 して管理にあたることを確認した。 3-7/妥当である 定期的に棚卸記録などにより、保管数量の管理を行う。 定 期 的 に 棚 卸 し が 行 わ れ 、適 切 な 在 庫 管 理 が 行 わ れ て い る こ と を 確 認 し た 。 認 定 取 得 後 は 、「 SGEC 認 証 材 入 荷・製 品 在 庫 管 理 表 」に よ っ て 認 証 林 産 物 の数量管理をすることを確認した。 10
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