スライド 1

中小企業をターゲットにした
医工連携の試み
日時・・・H.2007.10.12
(18:00~20:00)
場所・・・NBC会議室(3F)
前群馬大学産官学連携コーデイネーター
札幌医科大学附属産学・地域連携センター
客員研究員 大石博海
~この5年間の活動内容~
(活動内容)
1)技術相談(窓口・支援)
2)共同研究(窓口・支援)
3)医工連携交流会(分科会)・・・・企画・立案
4)学学連携(臨床試験の実施体制)・・・SMO導入
5)バイオ・医学コーデイネーター会議(世話人)
SIG(Special Interesting Group )
2005.7.1
6)産学連携学会第4回大会
コラボ産学官プラザ、2006.6.15-16
大会実行委員長
群馬大学のコーデイネーター
1)中小企業に対する役割
丁寧な知財活用への道先案内が必要
2)大手企業に対する役割
コーデイネーターは放任でOK?
研究者(教室)レベルを熟知・連携
シーズ・ニーズのマッチング
医工連携交流会(分科会)
・開発リスクが低い。
・開発費(投資)がある程度予測できる。
・市場が見えている。
・改善・改良に繋がる(患者・医師・看護師、等)。
医工連携交流会(分科会)(1)
(経緯と役割分担)
ア)関東経済産業局(バイオ・ゲノム室)
・日本企業95%は中小企業
経済活性化に中小企業・大学の連携
・要素技術を持つ中小企業の紹介
イ)群馬大学(共同研究イノベーションセンター)
・シーズ・ニーズの調査・探索
開発内容を提案する(臨床医・看護士・臨床検査技師)
マッチング前後(共同研究)のフォロー
医工連携交流会(分科会)(2)
(会議概要)
全体会・・・5~8テーマを発表(提案)
分科会・・・開発テーマ毎に分かれて(約2カ月後)
詳細に説明を聞く
開発のポイントを確認
~話し合いの場を提供・敷居を低く~
(トピックス)
*NHK“おはよう日本”2004.11.25放映~
第6回本会議(分科会)の取材を受けた。
*日本経済新聞・上毛新聞で紹介
関東近県の参加も・・・・
マッチング(共同研究)の成立(1)
1)共同研究契約に踏み切る前に
・詳細な説明を求め・開発の内容(意図)を確認する
仮設計(図面)を基に・・・・
・有料の技術相談(料)が必要か・・・・企業の意向
企業に合わせたタイミングに相談・コメントを得て、迅速に対
応する。
・研究費・契約内容に関して、双方の意見・考えを聞く。
+ゼロ円ベースの共同研究を考慮・・・例)物作りに要する費
用は企業・評価に伴う費用は大学が(実費精算的発想)
+売り上げ(利益)構築に対処した契約内容
+研究開発の段階的契約を実施
マッチング(共同研究)の成立(2)
・双方の意思を知財担当に説明
・複数の企業が共同研究の参画(申し入れ)の場合
+大学(テーマ提案者)が選択する
+コーデイネーターの示唆
+関連テーマにシフトする
会議開催の概要
目的;中小企業を対象に医工連携の定着を目指す
地域産業の活性化に貢献する
産学官連携のパイプを太くする
大学の知を活用する
~双方が幸せになる~
主催;群馬県(関東経済産業局)
NPO北関東バイオフォーラム
共催;群馬大学地域共同研究センター(昭和分室)
後援;関東経済産業局
プログラム(1)
第1部・・・講演・報告事項(事例)
- 厚生労働省
医療機器の製造承認(申請・治験)に関する説明
- 最近のトピックス
1)異業種間の共同開発の可能性を探る
企業から共同研究の進捗状況を報告・・・パートナー探索
2)大学及び病院を知って貰う
大学(医局・研究室・病院)の紹介
検査部・救急部・大学発ベンチャー・NPO法人
プログラム(2)
第2部・・・研究会(全体会・分科会)
全体会・・・20分/テーマ(説明)
分科会・・・90~120分(企業・提案者と話し合う)
第3部・・・・懇親会
企業と大学(開発テーマ提案者・共同研究者)
技術相談の事例(1)
1)このボトルの液体が血糖値を下げる
親戚・同僚が服用・製薬企業に売りたい(特許)
+基礎データ(成分分析表)はない
工業技術センター・・・何の成分も検出されない
+特許出願・・・意図不明の回答
2)臨床的評価・・・基礎・臨床データがない(安全性・有効性の
確保・検証に程遠い)
+強電圧(電荷)・・・腰痛
+葉汁・・・・糖尿病
+温熱シップ剤・・・整形外科
技術相談の事例(2)
3)検証試験・臨床試験
+温泉水(成分分析と効能評価)
+遠赤外線入り不織布(効果)
+消毒剤(次亜塩素酸ナトリュウーム)
ア)MRSA他、5菌種で比較試験
イ)大学で評価・コメント(意義)・・・学術的な評価・拡大広告
ウ)あの先生の評価結果であれば病院で採用
エ)院内感染対策で噴霧剤の開発にシフト
研究費の捻出・法的基準等の準備
学学連携の事例
• 補聴器の有用性に関する科学的証明
+群馬大学で探索・・・・特化した専門の研究者がいない。
+群馬大学で相談・紹介(教え子)・・・・筑波大学
+筑波大学(研究者)に経緯を説明・共同研究の可能性を相
談
+プロトコール作成(試験実施計画書)
+薬事法に関する調査・クラス分類(確認)
+コーデネーター同席の基で共同研究契約(締結)に向けた
会議
+治験実施の医療機関を探索(依頼・研究費等の調整)
学学連携の事例(続き)
+新規製品化(耳鼻咽喉科)に繋がっている
アルツハイマー類似疾患の予防・回復の医療機器
医工連携によるマッチング(結果)
1)提案テーマ・・・33件
共同研究・契約締結・・・・10件
2)学学連携
筑波大学・自治医科大学・防衛医科大学・山梨大学
3)技術相談(数)増加に繋がった。
4)波及効果
・産学連携に係わる窓口の活用
・地域共同研究センター(コージネーターの存在)
・大学の敷居・教授と直に相談が可能になった
今後の課題
1)医薬品・特定保健用食品・医療機器(安全性・有効性)
開発費(検証試験・治験)
2)企業間の共同開発(産産連携)
異業種による物作り・販売ルート(戦略構築)
3)学学連携
筑波大学・自治医科大学・防衛医科大学・札幌医科大学
4)O円ベースの共同研究
5)技術相談料(物作り・試作)・・・タイムリー(課題解決)
テーマ(1)
リハビリテーションシューズの開発
~運動学的観点から~
(概要)
リハビリテーションを進めていく中で様々なシュー
ズがある。多くの場合「麻痺などがあっても履きや
すい(着脱し易い)」といった観点で選択されている。
シューズ本来の機能が不十分なものが多い。
本提案は履き易さに加え,運動学的見地から機能
的なシューズを開発する。
テーマ(1)
リハビリテーションシューズの開発
~運動学的観点から~
(開発状況)
• 差別化の商品開発
• 機能性を持たせるシューズ・・・材質・材料は如何に
靴専門メーカにヒヤリング?
国際医療福祉大学に医療材料の専門(研究者)
・通信販売を予定
テーマ(2)
安全で効率のよい真空採血システムの
開発
(概要)
平成15年10月の日本臨床検査医学会において真
空採血管を用いた採血手技において血液の逆流に
より患者の感染リスクを増大させるとの報告があっ
た。
厚労省は真空採血管による採血に際し逆流防止
を図ること・清潔な採血ホルダーを使用して交差感
染を防止することを徹底するよう通達を出した。
テーマ(3)
ポータブルX線撮影可能なバックボード
の開発
(概要)
初期外傷治療において、患者を無理に移動すること
なく迅速に診断・治療する事が重要である。呼吸・循
環の安定が最重要であり、不安定な状態でのX線、
CT撮影は危険である。
見逃してはならない血胸や骨盤骨折の診断には、
ポータブルのX線撮影が必須である。
迅速にポータブルX線撮影が可能なバックボードの
開発。
テーマ(4)
入浴補助枕の開発
(概要)
要介護度の重い高齢者は筋力の低下や拘縮が著しい。これ
らの患者を入浴させる時に、機械による入浴が行われる。実
際、シャワーチェアーや入浴用の車椅子に乗せて、入浴を
行っている。しかし、拘縮が著しい為に座位保持が困難で介
助者を要する事が多い。姿勢が崩れると、転倒を引き起こす、
危険性がある。
姿勢を安定させ、患者にとっても介護者にとっても安楽な枕
の開発・エアーシートを用いた入浴補助枕を考案した。
テーマ(5)
いつでもきれいな氷枕カバー
(概要)
氷枕カバーは頻回に使うものですが、使用者が変わる度に
交換あるいは洗濯しなければならない。
安価で洗濯に耐え、肌触りの良い材質のカバーを開発する。
テーマ(6)
IV(点滴)スタンドバック安置ケース
―安全に移動ができるー
(概要)
術後リハビリテーションを早期に進める為に、患者
さんは点滴・廃液ドレーン・排尿バック等を装着した
ままで、外来・検査・散歩・食堂・トイレ等、点滴スタ
ンドを持ちながら移動しいている。
点滴スタンドに取り外し可能で、軽量なカゴを作る。
連絡先
札幌医科大学附属産学・地域連携センター
TEL ・・・011- 611- 2111
FAX・・・011- 611- 2237
Eメール・・・[email protected]
産学官連携コーデイネーター
大石博海