院進学の勧め ソフトウェア科学研究室 曽山 裕 1/17 Contents • • • • 自己紹介 院進学のメリット 僕らの楽しい院生活 私が院進学を決意した理由 * 他の院生の言葉を合間に紹介 2/17 急いで就職することはないよ。 もっといろんなものに触れて、 自分と向き合う時間が人生には必要だから。 エンジニアリング・システム研究室 T.S 3/17 自己紹介 • 曽山 裕 (Soyama Yutaka) http://www.sw.it.aoyama.ac.jp/2008/soyama/ – 修士 1 年生 (ソフトウェア科学研究室所属) – 4 年生時は稲積研究室で発見科学を学習 – 当初は就職するつもりが,院進学を決意 – 修士では Web について知識を深めるべく Dürst 研究室で日々精進 4/17 プロローグ – 私の就職活動 • SE, コンサル以外の具体的な 仕事の内容がわからない • 理想を実現するための, 自分の実力に裏づけがない 就職活動中の葛藤 真面目に就職活動したため 4 月までに 2 社から内定をいただく • 活動中の興味は企業の事例や技術 – ショールームで質問したり,技術者と話し, IT のすごさと,「すごい人」たちの存在を知る 人に感心されるモノをつくる人間になりたい 5/17 学部の頃じゃ、専門的なことできる時間はほんの少しじゃん。 もう少しやってみたいと思わない? ソフトウェア科学研究室 Y.R 6/17 大学院進学のメリット • 確かな自信に繋がる能力 – より深い研究を通し,より深い知識を獲得 • 様々な研究に触れる機会 – 情報技術に広い視野と持ち,より広い分野の知識を獲得 • 大学院の 2 年間でしかできない経験 学部卒 修士卒 7/17 職業選択におけるメリット • 視野の拡大と技術の具体化 – 技術をある程度理解した上で仕事を考えられる 販売データはどうやって 有効活用されてるの? ネットワークの構築は? インターネットの仕組みは? 画像処理で具体的にどういうことができるの? • 職種選択の拡大 – 学部生ではほとんどの学生が文系就職か SE に • 悪い言い方をすると,ありがちな選択肢に 身を任せてしまう人も多い – 院生卒なら開発職,研究職など選択肢が広がる8/17 院で得られる知識・経験 よりレベルの高い研究 ~についてこのような研究を行い, このような成果が得られました 学会発表 情報処理学会の全国大会で 大勢の人の前で研究発表をしました 修士卒 情報技術の基礎 ためになる授業や, いろんな論文を読んで 広い知識が身につきました 広い分野の知識 C, C++, Java での 学部卒 プログラミング 9/17 学生があと 2 年間長く続けられます。 ソフトウェア科学研究室 M.F 10/17 ちょっと息抜き • 週 1 でテニス • 夏休み、あり 11/17 僕らの楽しい大学院生活 • 修了要件単位数は 32 単位 – 研究関連で 12 単位あるので実質 20 単位 – 興味を持ったことを実践する時間を確保 • 時給 3333 円 – 実は皆さんの実験に 3 時間付き添うと, 院生は 10000 円ももらっています – 前期だけで私の貯金は約 30 万円ほど増えました 12/17 大学院の授業 • ほとんどが少人数の輪講形式の授業 – 専門分野をしっかり理解することが目的 – 質問をするのが普通 • 授業紹介 – WWW 特論 (Dürst 担当) • W3C の勧告を基に Web の仕組みについて議論 – 設計情報工学特論 (佐久田担当) • チームで自由にシステムを設計 – 私のチームは MOODLE のまがい物と,授業の例として ベジェ曲線を視覚的に体験できる JavaApplet を開発 – 画像処理特論 (山科担当) • 画像処理技術とその応用例,実践,論文の検索など 13/17 子供の理系離れが進んでるじゃん。 俺は今の子供に「理系の技術ってすごいな」 って思われるような研究をしたいんだよね。 エンジニアリング・システム研究室 M.W 14/17 私が大学院進学に決めた理由 • 今のまま就職した自分を想像 – みんなと同じ研修を受けて, そこそこの能力で,そこそこの仕事こなして, そこそこの人生で終わり – どうせならすごいヤツになりたい!! • 自分の仕事をたくさんの人に見てもらえて, たくさんの人の役に立てる仕事をしたい!! 就 職 院 生 15/17 大学院に行く目的 • 技術者としての基礎づくり • 希望の仕事に関しての様々な技術を習得 • 研究で周囲から認めれる成果を獲得 – 自分の目的に最も近い研究室を 選ぶことは非常に重要 16/17 最後に一言 • よく,「たかが 2 年間」と言われますが, 十分な目的意識があれば,たかが 2 年間は 非常に有意義な時間となります • 自分が 1 番頑張れる道に進むことが みなさんにとって 1 番の選択になるはずです • みなさんが悔いのない道に進むことを 強く期待しています 17/17
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