スライド 1

院進学の勧め
ソフトウェア科学研究室
曽山 裕
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Contents
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自己紹介
院進学のメリット
僕らの楽しい院生活
私が院進学を決意した理由
* 他の院生の言葉を合間に紹介
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急いで就職することはないよ。
もっといろんなものに触れて、
自分と向き合う時間が人生には必要だから。
エンジニアリング・システム研究室 T.S
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自己紹介
• 曽山 裕 (Soyama Yutaka)
http://www.sw.it.aoyama.ac.jp/2008/soyama/
– 修士 1 年生 (ソフトウェア科学研究室所属)
– 4 年生時は稲積研究室で発見科学を学習
– 当初は就職するつもりが,院進学を決意
– 修士では Web について知識を深めるべく
Dürst 研究室で日々精進
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プロローグ – 私の就職活動
• SE, コンサル以外の具体的な
仕事の内容がわからない
• 理想を実現するための,
自分の実力に裏づけがない
就職活動中の葛藤
真面目に就職活動したため
4 月までに 2 社から内定をいただく
• 活動中の興味は企業の事例や技術
– ショールームで質問したり,技術者と話し,
IT のすごさと,「すごい人」たちの存在を知る
人に感心されるモノをつくる人間になりたい
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学部の頃じゃ、専門的なことできる時間はほんの少しじゃん。
もう少しやってみたいと思わない?
ソフトウェア科学研究室 Y.R
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大学院進学のメリット
• 確かな自信に繋がる能力
– より深い研究を通し,より深い知識を獲得
• 様々な研究に触れる機会
– 情報技術に広い視野と持ち,より広い分野の知識を獲得
• 大学院の 2 年間でしかできない経験
学部卒
修士卒
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職業選択におけるメリット
• 視野の拡大と技術の具体化
– 技術をある程度理解した上で仕事を考えられる
販売データはどうやって
有効活用されてるの?
ネットワークの構築は?
インターネットの仕組みは?
画像処理で具体的にどういうことができるの?
• 職種選択の拡大
– 学部生ではほとんどの学生が文系就職か SE に
• 悪い言い方をすると,ありがちな選択肢に
身を任せてしまう人も多い
– 院生卒なら開発職,研究職など選択肢が広がる8/17
院で得られる知識・経験
よりレベルの高い研究
~についてこのような研究を行い,
このような成果が得られました
学会発表
情報処理学会の全国大会で
大勢の人の前で研究発表をしました
修士卒
情報技術の基礎
ためになる授業や,
いろんな論文を読んで
広い知識が身につきました
広い分野の知識
C, C++, Java での
学部卒
プログラミング
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学生があと 2 年間長く続けられます。
ソフトウェア科学研究室 M.F
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ちょっと息抜き
• 週 1 でテニス
• 夏休み、あり
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僕らの楽しい大学院生活
• 修了要件単位数は 32 単位
– 研究関連で 12 単位あるので実質 20 単位
– 興味を持ったことを実践する時間を確保
• 時給 3333 円
– 実は皆さんの実験に 3 時間付き添うと,
院生は 10000 円ももらっています
– 前期だけで私の貯金は約 30 万円ほど増えました
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大学院の授業
• ほとんどが少人数の輪講形式の授業
– 専門分野をしっかり理解することが目的
– 質問をするのが普通
• 授業紹介
– WWW 特論 (Dürst 担当)
• W3C の勧告を基に Web の仕組みについて議論
– 設計情報工学特論 (佐久田担当)
• チームで自由にシステムを設計
– 私のチームは MOODLE のまがい物と,授業の例として
ベジェ曲線を視覚的に体験できる JavaApplet を開発
– 画像処理特論 (山科担当)
• 画像処理技術とその応用例,実践,論文の検索など
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子供の理系離れが進んでるじゃん。
俺は今の子供に「理系の技術ってすごいな」
って思われるような研究をしたいんだよね。
エンジニアリング・システム研究室 M.W
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私が大学院進学に決めた理由
• 今のまま就職した自分を想像
– みんなと同じ研修を受けて,
そこそこの能力で,そこそこの仕事こなして,
そこそこの人生で終わり
– どうせならすごいヤツになりたい!!
• 自分の仕事をたくさんの人に見てもらえて,
たくさんの人の役に立てる仕事をしたい!!
就
職
院
生
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大学院に行く目的
• 技術者としての基礎づくり
• 希望の仕事に関しての様々な技術を習得
• 研究で周囲から認めれる成果を獲得
– 自分の目的に最も近い研究室を
選ぶことは非常に重要
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最後に一言
• よく,「たかが 2 年間」と言われますが,
十分な目的意識があれば,たかが 2 年間は
非常に有意義な時間となります
• 自分が 1 番頑張れる道に進むことが
みなさんにとって 1 番の選択になるはずです
• みなさんが悔いのない道に進むことを
強く期待しています
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