スライド 1

本日の流れ
(1)本会合の開催趣旨について(JEAN金子、5分)
(2)海洋ごみ対策の現状について
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環境省海洋環境保全室からの報告(7分)
国交省水管理・国土保全局からの報告(5分)
自治体ヒアリング調査意見交換会で提起された課題など
提起・質問された課題への対応
GND基金後の予算確保、海岸漂着物処理推進法の見直し
(3)発生抑制対策分野をどう進展させるか(50分)
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普及啓発・環境教育・推進員制度の活用など
山形県での普及啓発等の事業展開の事例を基に(7分)
 NPO連合体と連携した展開手法
東京 荒川CAフォーラムを事例に、地域状況をどう把握するか(3分)
海ごみサイエンスカフェの実践から(九州大学 清野聡子准教授、15分)
(4)情報共有(20分)
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ミッドウェイ環礁調査ツアー(12分)
JEANの事務局機能の削減措置について(問題提起、3分)
ヒアリング結果から
現行法制の課題・問題点
提案
 漂着限定→漂流・海底も!(多)  漂流・海底も含める
 水難救護法に基づく海保からの  他県との交流の場がほしい
要請→処理費に苦慮
 民間にも拡大し、意識ある人へ
の援助を
 管理者が「環境省の仕事をして
あげている」感覚
 水産・農林・土木の意識統一
 民間活動の支援・普及啓発に! 発生抑制の充実
 しくみ永続化が必要(多)
 河川・陸域での抑制対策が重要
 発生理由も分析し対策・法制化
を
 理念先行で財政・組織など実行
支援が希薄
前半の論点から
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クリーンアップを「発生抑制」と位置付けては?
民間助成金の活用、「観光」という目的も
離島の難しさ:気候・外国由来→対策予算の考え方も
災害対策費(1/2)→保全区域・漁場などなら使うが。。
漁協の自主活動→野焼き禁止!→役所で回収・処理
→GNDで業者が入る→元には戻らない!
重点海岸クリーンアップ事業(全国27)、住民も参加、
日当が出る意義などもしっかり共有
残るしくみ(地域協議会をつくる意味!)
(2)海洋ごみ対策の現状について
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環境省海洋環境保全室からの報告:中村さん
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H24以降の財政確保は、執行状況など見つつ努力中。。
漂着調査→漂流・海底も状況把握・対策検討、災害、多国間協力
地域計画策定:16県(H22年度末)→26県?
国交省水管理・国土保全局 河川環境課からの報告:金井さん
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河川ゴミ発生抑制のための「ゴミマップ」:一級河川109水系網羅
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指標共有など
自治体ヒアリング調査意見交換会で提起された課題など
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発生抑制、民間連携などは進んでいない
山形県:5団体と連携して普及啓発・環境教育・情報交流会(10百万)
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パネル展示、河川上流域から清掃体験、海岸住民の河川上流対策視察、
携帯電話から宣言参加、県海岸漂着物対策推進協議会設置(実施主体:
美しいやまがたの海プラットフォーム)、酒田海洋センターでの学習
地域計画(H22) 短期:海岸モニタリング(春→秋)、中期:(初→最終年)
進捗管理&評価は「協議会」が担う
陸でどう抑制するか&漂流も海底も→来年が法の見直し時期!
現状:法解釈は各県の自由→共通の視点も:効果・影響、
(2)海洋ごみ対策の現状について
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京都府亀岡市(内陸!)保津川:
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荒川CAF(糸岡さん):容器包装が2/3→PET内訳分析
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容積の2割、水&お茶で5割超→生産量に比例!
市民、メーカーに加え、自治体への働きかけ強化が課題
参加者へのサンクスレター、離島での清掃後に着岸直後にチラシ
特長&専門性を持つ団体と、自治体担当部署が結びつくかがポイント!
調査の拡大→官民共同の基金化
京都市:マイボトル持参で交通カードにチャージ
地域発のデポジット制度
価値を認識させるきっかけ(いかだ流し)
かながわ海岸美化財団:学ぶ(テキスト+学校)・考える・拡げる
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川下り、ラフティング、鉄道など、クリーンアップからまちづくり!
ごみがあるからキレイにするなぎさ→ごみが流れ着かないなぎさへ
20年間の実績&ノウハウ:来春発行予定
教材:どこにどんなもの?→「海ごみプラットフォーム・ジャパン」
(2)海洋ごみ対策の現状について
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かながわ実行委に参加した企業など?→基金出損・会費など
海ごみサイエンスカフェ(九州大・清野聡子准教授、4年間)
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大きなゴミは減ってても、小さなゴミが増えてる背景?
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サイエンスカフェ:研究者+NGO・地域の団体+行政(自治体)
五島・対馬・石垣→地域ガバナンス(力)の崩壊→合併で機能喪失
「海洋保護区を考える」:休漁日+制限区域設定、漁具規制
漂着PETの製造地は遣唐使の港!
青森県:98年流木災害から県条例で「環境守人」(和田さんは第1号!)
「アジアPETボトル図鑑」
世界最大規模のODA拠出国なのに、途上国より貧弱な日本のNGO
医療廃棄物などの不法投棄であれば「危ない海岸」に
今後の現場運営を考えると、県→市町村単位での体制整備
一般管理費が設定されていないと、使いにくいまま
GND基金後の予算確保、海岸漂着物処理推進法の見直し!