磁場計算2

磁場計算2
SMS1-2 3D磁場計算
端部の漏れ磁場の評価
SMS1-2の端部の構造
ポイント
この値をによって端部の
漏れ磁場が変わってくる。
極性(+)
コイル自身が作り出す
漏れ磁場(極性 ー)
セプタム開口部からし
みだしてきた漏れ磁場(極性+)
• 座標系
軸方向厚み:ギャップの半分
端部を流れる電流は上下対象に均等に流れる
ものと仮定する。
• 計算結果
漏れ磁場(3D計算)
d=38mm
漏れ磁場(3D計算)
0.040
Bz(T)_x=-0.041m
Bz(T)_x=0.000m
0.040
漏れ磁場(3D計算)
Bz(T)_x=-0.041m
Bz(T)_x=0.000m
0.040
0.020
0.0
-0.020
0.0
-0.040
-0.040
-0.040
-0.9
-0.8
-0.7
y(m)
-0.6
-0.5
-0.4
0.0
-0.020
-0.020
-1
BL/2=0.00139Tm (セプタム端面)
BL/2=0.00069Tm (周回ビーム中心)
0.020
Bz(T)
Bz(T)
0.020
d=18mm
Bz(T)_x=-0.041m
Bz(T)=_x=0.000m
BL/2=0.00041Tm (セプタム端面)
BL/2=0.00034Tm (周回ビーム中心)
BL/2=-0.00058Tm (端版)
BL/2=-0.000007Tm (周回ビーム中心)
Bz(T)
d=28mm
-1
-0.9
-0.8
-0.7
y(m)
-0.6
-0.5
-0.4
-1
-0.9
-0.8
-0.7
-0.6
-0.5
-0.4
y(m)
漏れ磁場はエンド部のコアー導体間の距離を調整する
ことで極性+-でキャンセルして小さくできる。
最適化
交点は漏れ磁場のQ成分
が0になる点である。
漏れ磁場の変化
0.0030
BzL(Tm)_x=-0.041m
BzL(Tm)_x=0.000m
0.0020
BzL(Tm)
0.0010
0.0
-0.0010
-0.0020
-0.0030
15
20
25
30
d(mm)
35
40
POISSON+ANSYSの計算
では1.5mの側面の漏れ磁場
は-0.002Tmなのでそれを打ち
消す様に距離を決めれば
漏れ磁場を~10-4台に持って
いける。
• 1mmのセラミックスペーサーを入れても
端部のコアーと距離で調整で漏れ磁場
~10-4 Tm台可能。
• 積層コアー+セラミックスペサー
成立!
• 今後
• ソリッドコアーでパターン運転が可能かどう
か?の検討が必要 もし可能ならソリッドを
選択した方が良い。
•
だめなら もう一度 積層コアーにしない
と 単なるスペックダウンとなる。