世界の3Dデータ活用の潮流と ラティス 社

2008年6月リリース製品新機能
XVL System Toolkit
Ver. 2.2
2015/9/30
2
XVL System Toolkit
対応項目
■ XVL Filter (Ver. 5.4)
[1] 巨大座標スキップ 【拡張】
2015/9/30
3
XVL System Toolkit > XVL Filter
[1] 巨大座標スキップ【拡張】
巨大座標が存在する場合に、問題となるシェルのみをスキップし処理を継続するかどうかを指定できます
「-z」 オプションによる P-XVL ⇒ V-XVL 変換時に巨大座標を無視
C> xvlfilter <-Z mode> [tolerance] <input_XVL> [output_XVL]
巨大形状が存在する場合にエラー
とせず、該当シェルのみ無視して処
理を完了させることができます
制限事項:
「-z」オプションと「-Z」オプションは同時に指定できません
5.0e5 を超える
シェル
+5.0e5
Part %1
Part
-5.0e5
-5.0e5
2015/9/30
+5.0e5
複数インスタンスのいずれかがス
キップ対象となったシェルは、全イ
ンスタンスにおいて該当ボディグ
ループから外されます
B
A
A
B
Part %1
Part
4
XVL System Toolkit
対応項目
■ XVL Processer (Ver. 2.2)
[1] アニメーションを継承した工程リストのインポート 【拡張】
[2] 注記・寸法リストの I/O 【新規】
[3] 干渉チェックバッチ実行 【拡張】
2015/9/30
5
XVL System Toolkit > XVL Processor
[1] アニメーションを継承した工程リストのインポート【拡張】
工程リストのインポート後に既存の工程アニメーションが維持される動作モードを追加しました
拡張動作モードの指定を行います
C> xvlprocessor -x 1 -r 5 <input_XVL> <input_CSV> <output_XVL>
キーフレーム編集された内
容も含め、工程アニメーショ
ンを維持できます
既存の処理指定に追加して、共通オプションの拡張動作モード指定
(–x オプション)を指定する。 (拡張動作モードに指定する値と動作は
各処理ごとに異なる。)
制限事項:
工程アニメーションを維持する動作モードにおいては、入力データが下記条件を満たす必要があります。
条件を満たさない場合には処理を中止しエラーコード 2 を返し終了します。
●工程ツリー構造の一致
・工程ツリー要素のタイプ(基本工程,中間工程,工程用パート)が一致
・全ての子要素が現れる順番とともに一致.なお,子要素がパートのときはパート名が一致
●工程名称の条件
・ “# ” (半角シャープ + 半角スペース)、 “| ” (半角パイプ + 半角スペース)で始まらない
・ “ # ” (半角スペース + 半角シャープ + 半角スペース)、 “ | ” (半角スペース + 半角パイプ + 半角スペース)を含まない
・ “ #” (半角スペース + 半角シャープ)、 “ |” (半角スペース + 半角パイプ)で終わらない
2015/9/30
6
XVL System Toolkit > XVL Processor
[2] 注記・寸法リストの I/O 【新規】
注記・寸法リストのインポート、エクスポートが可能になります
注記リストエクスポートの実行
拡張動作モードに 1 を指定した場合、新フォーマットで注記リスト CSV を出力します
新フォーマットを利用すれば、
インポート時に注記・寸法名称
の変更も可能です
C> xvlprocessor -x 1 -w 6 <input_XVL> <output_CSV>
-x 1 指定時は
新フォーマット
注記リスト
寸法リストは「7」
新
旧
寸法リスト
Comment
Name
Dimension
新
旧
Old
Name
Name
Old
Name
Checked
Annotation
Link
<XVL_Comments>
(Key
Type)
Section
Key
Type
Checked
Annotation
Link
<XVL_Comments>
(Key
Type)
Section
Key
Type
Checked
Dimension Value
<XVL_Comments>
(Key
Type)
Section
Key
Type
<XVL_Comments>
(Key
Type)
Section
Key
Type
Checked
Dimension Value
注記リストインポートの実行
C> xvlprocessor -r 6 <input_XVL> <input_CSV> <output_XVL>
寸法リストは「7」
2015/9/30
入力 CSV ファイルに Comment/ Dimension 、Old Name が
存在する場合は新フォーマットとして、それ以外で CSV ファイ
ルに Name 列が存在する場合は旧フォーマットとしてイン
ポート実行。
上記に当てはまらない場合はエラーコード 2 を返して終了。
7
XVL System Toolkit > XVL Processor
[3] 干渉チェックバッチ実行 【拡張】
「干渉」を検出しない指定が可能です
干渉チェック OP
-i 0 の実行結果ファイル
A
-i オプションのチェック方法に「5」「6」が追加されました
「干渉のみ」チェック
C> xvlprocessor [-i check] [-c clearance] <input_XVL> <output_XVL>
-i 5 の実行結果ファイル
check のとり得る値
クリアランス判定値
0 : 干渉のみをチェックする
1 : 干渉と接触をチェックする
2 : 干渉とクリアランスをチェックする
3 : 干渉と接触,クリアランスをチェックする
5 : 接触のみをチェックする
6 : クリアランスのみをチェックする
check に 2,3,6 を指定した場
合のみ必ず指定する必要あり
B
「接触のみ」チェック
-i 6 の実行結果ファイル
状態毎にリストを分ければ、
チェック作業の分担も簡単に
なります
C
「クリアランスのみ」チェック
2015/9/30
8
XVL System Toolkit
対応項目
■ XVL Reducer (Ver. 2.2)
[1] 見えない面の除去 【拡張】
2015/9/30
9
XVL System Toolkit > XVL Reducer
[1] 見えない面の除去 【拡張】
パート単位での処理、透明度の無視、ポリゴン分割精度の詳細設定が行えます
-i オプションのチェック方法に「1」「4」「8」が追加されました
モデル全体で判定( -i 0)
C> xvlreducer <-i> <mode> <divnum> [tstype tsdiv tstol] <input_XVL> <output_XVL>
mode のとり得る値
0
1
0
4
0
8
mode に 8 が指定された場合
ポリゴン分割のタイプ、最大分割
数、分割数を指定する
モデル全体で可視判定を行う.
パートごとに可視判定を行う.
透明な面と通して見える面を可視と判定する.
透明度を考慮せずに,透明な面で隠されている面を不可視であると判定する.
ポリゴン分割精度を指定しない.
ポリゴン分割精度を指定する.
外側のカバーで見え
ない面が削除される
パートごとで判定( -i 1)
分解アニメを含むデータ
分解アニメ、分解配置情報を含むデータでも
自然な軽量化が可能です
2015/9/30
10
東京
東京都港区南麻布2-12-3 BBSビル6F
TEL 03-5730-3605 FAX 03-5443-1123
名古屋
名古屋市中区錦1-4-16 日銀前KDビル7F
TEL 052-220-5215 FAX 052-220-5238
http://www.plmj.jp
2015/9/30
E-mail: [email protected]
11