千葉県における 新エネルギーの取組について 千葉県商工労働部産業振興課 新エネルギー振興室 1 平成23年度の取組 東日本 大震災 新エネPT※1 立ち上げ 23.3月 23.7月 当面の推進方策 策定※2 23.8月 24.3月 重点支援 プロジェクト 提案募集 重点支援 プロジェクト 選定 ※1 新エネルギー活用推進プロジェクトチーム ※2 新エネルギーの導入・既存エネルギーの高度利用に係る当面の推進方策 2 新エネルギー活用推進プロジェクトチーム ・エネルギーの分散確保 ・環境負荷の低減 ・地域経済の活性化 を目的として、新エネルギーの活用を推進する「特別 チーム」を平成23年7月に立ち上げ 東日本 大震災 新エネPT※1 立ち上げ 23.3月 23.7月 当面の推進方策 策定※2 23.8月 24.3月 重点支援 プロジェクト 提案募集 重点支援 プロジェクト 選定 3 当面の推進方策 新エネルギー推進に向けたプロジェクトチームの 当面の取組や体制をまとめたもの。 民間事業者や市町村によるプロジェクト展開や、 県民による省エネや新エネルギー導入に係る支援等 について記載 新エネルギー活用推進プロジェクトチームに4つの分野別支援チーム ・手続関連チーム ・資金関連チーム ・用地関連チーム ・技術関連チーム を置き、庁内連携のもと、円滑な事業化について積極的に支援 4 重点支援プロジェクト 計画熟度が高く、先導性の高い5件のプロジェクトを 重点支援プロジェクトに選定し、 円滑な事業化を庁内横断的に支援 ※提案件数32件 事業主体 (株)新昭和 実施面積 (面積) 市原市山田 (4.6ha) 木更津市矢那 (5.7ha) 君津市法木 日本開発興業(株) (3ha) 運用開始 (予定) 事業概要 24年10月 社有地での太陽光発電 (出力2MW) 25年3月 (同じ) 社有地での太陽光発電 (1次計画)24年4月 (1次計画:出力0.1MW) (2次計画)25年1月 (2次計画:出力1.9MW) 共栄海運(株) 木更津市矢那 (3ha) 26年3月 大多喜町 大多喜町面白 (26年度内) (株)東光 オーエーシステム 富津市 千種新田ほか 22年6月 特色 住宅産業による エネルギー事業参入 事業跡地(砂利採取場) の二次利用 ※1次計画は、自家発用途 関連企業所有地での 太陽光発電(出力1.5MW) 事業跡地(砂利採取場) の二次利用、 計画拡大予定 小水力発電 (最大出力130kW) 既存施設(水力発電施設 跡地)の二次利用 太陽光発電による無停電の データセンターの開発運用 (出力40kW) 新エネルギーと他分野と の組合せ (研究が重要な目的) 合計出力 約7.7MW 5 平成24年度の取組 県の新エネ支援のアプローチの あり方について検討を実施 新エネルギー導入促進 総合検討調査業務 25年4月 7月 重点支援 固定価格買取 プロジェクト 制度の開始 の支援 県有施設の公募 (土地貸し) ワンストップ 窓口の実施 26年3月 約300件/年の相談実績 重点支援プロジェクトの 支援で得たノウハウを活用 して他事業者の支援を実施 6 県内外の新エネルギーの導入状況 (万kW) 千葉県の設備認定・運転開始状況 350 (万kW) 国の設備認定・運転開始状況 8,000 300 7,000 再エネ全体 (認定) 6,000 太陽光(認 定) 5,000 うちメガソー ラー(認定) 4,000 うちメガソーラー (認定) 150 再エネ全体 (運転) 3,000 再エネ全体(運 転) 100 太陽光(運 転) 2,000 太陽光(運転) 50 うちメガソー ラー(運転) 1,000 うちメガソーラー (運転) 250 200 再エネ全体(認 定) 太陽光(認定) 0 0 県内では、順調に新エネの導入が進んでいる 認定ベース 3,100.8 MW(5位) 運転開始ベース 334.9 MW(7位) 【メガソーラー進捗の要因】 ○遊休地等が比較的多く存在 ○系統の容量が地方に比べて大きい 平成26年3月末時点 ○新エネ室の事業者支援 7 新エネルギーの導入の課題① 平成26年3月末時点 全国の設備認定種別割合 県内の設備認定種別割合 98% 太陽光 太陽光 太陽光以外 太陽光以外 96% 95%以上が太陽光発電であり、 他の新エネルギーが育っていない現状 8 新エネルギーの導入の課題② 公表されている県内での太陽光発電事業について、 調べたところ、県外の企業の案件が8割以上 →アーリーステージでの価格低減要因として、 大企業等の参加は重要 →その陰で、地域の取組の芽が育っていない現状 →より地域にメリットがある形での新エネルギー の導入を支援 9 新エネルギーの導入の課題③ 系統連携への制約について 7/31(木)に東京電力がHPに情報を掲載 ・千葉県南部の地域(新木更津変電所の送電系統) では、現時点で50kW以上の全ての発電を受け られない ・系統連系するには送電線の増強が必須 ・送電線の増強には、早くても2~3年がかかる 売電開始の遅延 不透明な工事負担金 →資金調達に支障が発生するおそれ 10 平成25・26年度の取組 海洋エネの活用による将来的な産業の 創出に向けた民間事業者の進出や地域 活性化の諸課題を検討 海洋再エネ導入・産業創出研究事業 県の新エネ支援のアプローチの あり方について検討を実施 新エネルギー導入促進 総合検討調査業務 25年4月 重点 プロジェクト の支援 7月 地域が主体的に 「新エネルギーの導入」と「地域振興」を 目指す取組の支援 地域主導型新エネルギー 活用プロジェクト支援事業 25年6月 26年4月 固定価格買取 制度の開始 重点プロジェクトの支援で 得たノウハウを活用して 事業者の支援を実施 約300件/年の相談実績 11 地域主導型新エネルギー活用プロジェクト支援事業 市町村による新エネ導入のきっかけを支援 市町村・住民・企業 目的 調査の フィードバック 検討 新エネルギー の活用による 地域振興 ワーク ショップ 先進地 調査 導入可能性 調査 新エネルギー の導入 地域振興 専門家による支援 国等の補助を活用 本事業の範囲 市町村 取組内容 銚子市 洋上風力発電システムの実証研究設備を活用した観光商品の 開発に向けた調査・研究 香取市 未利用市有地での太陽光発電の導入可能性調査 山武市 木質バイオマスボイラーの先進地視察 勝浦市 勝浦沖の気象・海象条件の検証 栄町 未利用町有地での太陽光発電の導入可能性調査 12 海洋再エネ導入・産業創出研究事業 ・海外 ・国 ・他自治体 有識者 漁業関係者 研究機関 事業者 市町村 ・メリット ・デメリット ・課題 議論 ・地域振興 ・産業創出 ・漁業協調 ・県のポテンシャル 共 通 認 識 千葉県海洋再生可能エネルギー導入可能性研究会 実測調査等の 具体的な調査 検討へ 来年度以降 13
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