外食産業の海外進出に密着

外食産業の海外進出に密着
高崎経済大学今井ゼミC班
アジェンダ
 研究の動機
 国内市場の現状
 海外の可能性
 海外進出を果たしている企業
 世界標準化と現地適合化
 グローバル・マス・カスタマイゼーション
 提案
 参考
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研究の動機
身近
海外進出増加
文化的側面
日本食風の食べ物
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国内市場の現状
Ⅰ サービス業進出の遅れ
出典：日経ビジネスONLINE 2009.2.4 なぜサービス業の海外展開は進まないのか
http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20090202/184715/?P=1 (2009.10.5閲覧)
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国内市場の現状
Ⅱ 市場の縮小
出典：日経ビジネスONLINE 2009.2.4 なぜサービス業の海外展開は進まないのか
http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20090202/184715/?P=1 (2009.10.5閲覧)
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国内市場の現状
Ⅲ 市場の飽和
平成20年外食産業の市場規模データ
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海外の可能性
Ⅰ 世界の富裕層の増加
出典：日経ビジネスONLINE 2009.2.4 なぜサービス業の海外展開は進まないのか
http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20090202/184715/?P=2 (2009.10.5閲覧)
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海外の可能性
Ⅱ 日本食ブーム
海外での日本食のイメージ
• ヘルシー
• 安全・安心
• 美しい
• 高級・高品質
日本食フェスティバルの様子
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海外の可能性
Ⅲ 海外における邦人の増加
（万人）
外務省平成20年の海外在留邦人数調査統計
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海外進出を果たした外食企業
店舗ブランド
進出国数海外店舗数
ミスタードーナツ
5
1,456
ロッテリア
3
吉野家
店舗ブランド
進出国数海外店舗数
ワタミ
4
24
777
やよい軒
1
21
8
309
ドトール
1
18
すかいらーく
3
276
CoCo壱番屋
4
17
味千ラーメン
11
270
大戸屋
2
15
モスバーガー
4
162
サイゼリヤ
1
10
ピアードパパ
14
120
大阪王将
3
7
８番ラーメン
4
93
松屋
2
7
元気寿司
6
59
3
3
上島珈琲
5
28
クレープハウス
ユニ
イタリアントマト
3
26
餃子の王将
1
3
(データは2008年3月時のもの)
出所：流通とシステム No.135
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海外進出例
大戸屋
吉野家
日本とほぼ同じ
① メニュー
② 価格
③ 店舗コンセプト
④ オペレーション
現地に合わせた
① メニュー
② 価格
世界標準化
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現地適合化
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世界標準化と現地適合化
世界標準化




現地適合化
規模の経済性
顧客との取引における
一貫性の獲得
計画と統制の改善
優れたアイデアの利用


個別顧客のニーズに合
致
参入国の市場特性に合
う戦略の採用が可能
グローバル・マス・カスタマイゼーション
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グローバル・マス・カスタマイゼーション
世界
標準化
GMC
現地
適合化


「世界の顧客ごとにカスタム化した製品やサービ
スを、低コストで、かつ高い品質で届けること」
世界標準化と現地適合化の適切なバランスを達
成する具体的な方策
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提案
GMCの概念を最大限に活用した海外出店
マス
カスタム
工場での大量生産
店舗フォーマットの標準
化
ブランド
接客・調理の統一
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味付け
価格
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GMCを活かした海外展開の提案
フジオフードシステム概要
新ブランドの提案
マーケティングの４P
新興市場への進出
更なる発展
フジオフードシステム概要
商号
株式会社フジオフードシステム
設立
平成11年11月11日
事業内容
・飲食店の経営
・フランチャイズチェーン本部の経営
・店舗の内外装工事に関する企画、設計
資本金
11億5,569万円
売上高
213億6,900万円（平成20年）
本社
大阪市北区
従業員数
社員 420名アルバイト・パート 3865名（平成21年6月末現在）
店舗数
国内出店数565店舗(2009年2月時点)
上海5店舗(合弁会社上海藤尾餐飲管理有限公司)
ハワイ1店舗(FUJIO FOOD SYSTEM U.S.A. CO., LTD. )
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まいどおおきに食堂
フジオフードシステムがメインで展開する
セルフサービス形式の日本食レストラン
現在524店舗展開
健康的な日本食を提供
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海外進出新ブランド「O-kini restaurant」
まいどおおきに食堂をモデルにした海外進出専用ブランド
セルフシステムをオーダーシステムに
顧客の嗜好に対応した調理段階での味付けの変更を可能に
また、既存の工場と新設工場の併用
 工場での大量生産
 加工品の輸送
 店舗調理の簡素化
マーケティングの４P
Ⅰ Product
メニュー例：味噌汁、納豆、煮サバ、きんぴらごぼう、肉じゃがなど
甘味
10
8
6
4
2
0
①チャートによる料理の説明を付ける
②顧客が味付けの変更希望を注文する
辛味
③調理時に味付けを変更する
酸味
④顧客ごとの希望に適した料理を提供
苦味
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塩味
味噌とんかつ
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マーケティングの４P
Ⅱ Price
客単価→500～600円
単品
主食・・・120
主菜・・・380
副菜・・・180
汁物・・・120
セット
主菜＋200で主食、副菜、汁物のセット
に。
（セット内容の種類も選択可能）
主菜によって変わるが500～650
（数値は平均的な値段の割合）
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マーケティングの４P
Ⅲ Promotion
侍や忍者、着物などの伝統的な日本のもの
に店舗イメージを統一
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マーケティングの４P
Ⅳ Place
日本食レストランがまだ普及していない
仕入れがしやすい
ロシア
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ロシア市場
Ⅰ 日本食普及の可能性
海外における日本食レストランの数
• 日本製品への憧れ
• 高品質・高級品への嗜好
• 新商品への強い関心
• 健康指向
• 水産文化の存在
• 素材中心の食文化
出所農林水産省資料
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ロシア市場
Ⅱ 参入に関して
関税体系
・最恵国税率
・開発途上国を原産国とする商品に最恵国税率の75％
・後発開発途上国は免税
参入規制
・外国投資法において、100％外資出資の現地法人（有限会社や
株式会社）の設立が可能
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ロシア市場
①極東（ウラジオストクなど）
人口は少ないが、日本や中国と近く、所得が高い。また、ウラジオストクは港が
近く輸入の拠点となる。
②欧州ロシア（モスクワ、サンクトペテルブルクなど）
日本からは遠いが所得は最も高く、人口も多い。
サンクトペテルブルクにはロシアで最も水産物が多く入ってくる港がある。
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更なる発展
他国へ進出
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工場
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デファクト
スタンダード
の獲得
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参考
 日経ビジネスONLINE
「なぜサービス業の海外進出は進まないのか」
（http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20090202/184715/?P=1） 2009.10.8 閲覧
 外食産業総合調査研究センター
「外食産業市場規模推移」
（http://www.gaishokusoken.jp/files/report/市場規模推移.XLS） 2009.10.8 閲覧
 外務省
「海外在留邦人数統計」
（http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/tokei/hojin/09/index.html） 2009.10.8 閲覧
 流通とシステム（流通システム開発センター）
「増大する日本の外食チェーンの海外進出」（No. 135 2008.7）
2009/10/11
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参考
 大戸屋ホームページ
（http://www.ootoya.com/）
 吉野家ホールディングスホームページ
（http://www.yoshinoya-holdings.com/）
 理論とケースで学ぶ国際ビジネス（同文舘出版）
「第７章国際マーケティング」
 グローバル・マーケティング入門（日本経済新聞出版社）
 農林水産省
「日本食レストランの海外普及について」
（http://www.maff.go.jp/j/soushoku/sansin/nihon_syoku/index.html） 2009.10.8 閲覧
2009/10/11
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参考
 株式会社フジオフードシステムホームページ
（http://www.fujio-food.com/）
 在日ロシア連邦大使館
「ロシアについて」
（http://www.russia-emb.jp/about_russia/map.html） 2009.10.8 閲覧
2009/10/11
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最後に
ご清聴ありがとうございました。
2009/10/11
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