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Collaborative Reference Database Project
豊中市 学校図書館専任職員研修会
2014年8月27日
レファレンス協同データベースについて
レファ協です
国立国会図書館関西館図書館協力課
内田 紘子
1
Collaborative Reference Database Project
×
○
レファレンス共同データベース
レファレンス協同データベース
ここ
重要!
2
Collaborative Reference Database Project
つまり、目指すところは・・・
3
Collaborative Reference Database Project
国立国会図書館
関西館 (2002~)
・博士論文、洋雑誌、
アジア関係資料 等
国際子ども図書館
(2000~)
・児童書、教科書
東京本館 (1948~)
・和洋図書、和雑誌
和洋新聞、地図 4 等
Collaborative Reference Database Project
京都府
関西館はここにあり
ます
大
阪
府
奈良県
5
Collaborative Reference Database Project
レファレンスサービスについての悩み
●人手不足で…
●必要な知識はどうやったら身につくの?
●サービスを良くするには?
●そもそも、先生・生徒に知られてない…
→レファ協でなんとかしよう!
6
Collaborative Reference Database Project
本日お話しすること
1.事業について
2.収録されているデータ
3.機能紹介
4.活用法
7
Collaborative Reference Database Project
現在地!
1.事業について
2.収録されているデータ
3.機能紹介
4.活用法
8
Collaborative Reference Database Project
レファレンス協同データベース事業とは?
「公共図書館、大学図書館、専門図書館
等におけるレファレンスに関するデータを
蓄積し、インターネットを通じて提供するこ
とにより、図書館等におけるレファレンス
サービス及び一般利用者の調査研究活
動を支援すること」
(事業実施要項より)
9
Collaborative Reference Database Project
○○の調べ方
レファレンス
参加館
公共図書館、大学図書館、
専門図書館、学校図書館、
国会図書館など
図書館
登録
インターネット
レファレンス協同
データベース
なるほど、この資料に
載ってるのか!
図書館
登録
そうやって
調べるのか!
一般利用者、図書館員、研究者
10
Collaborative Reference Database Project
レファ協の経緯
2002年 8月
2004年 4月
2005年 4月
2005年12月
実験事業スタート
データベースを参加館に公開
本格事業化
データベースを一般公開
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Collaborative Reference Database Project
事業の現状:参加館数
参加館625館の内訳(2014年7月末現在)
その他 1%
●公共図書館
国会 2%
学校 2%
大学
27%
専門
8%
公共
60%
375館※
●大学図書館等 170館※
●学校図書館等
11館
●国立国会図書館 12館
●専門図書館
51館
●その他
6館
※都道府県立図書館 54館、政令都市立図書館 24館、市町村立図書館 297館
※国立大学図書館 48館、公立大学図書館 17館、私立大学図書館 104館、高等専門学校 1館
12
Collaborative Reference Database Project
参加館
学校図書館では…
秋田県立秋田西高等学校
東京都立高等学校学校司書会
東京学芸大学学校図書館運営専門委員会
神奈川県学校図書館員研究会
長野県諏訪二葉高等学校図書館
椙山女学園高・中図書館
京都府立高等学校図書館協議会司書部会
灘中学校灘高等学校図書館
甲南高等学校・中学校
奈良学園中学校・高等学校
東大寺学園中・高等学校図書館
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Collaborative Reference Database Project
データ件数
• データ総数 133,804件(2014年7月末)
レファレンス事例
123,818件
調べ方マニュアル
8,956件
特別コレクション
405件
参加館プロファイル
625件
• 76,712件を一般公開(全データの約57%)
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All Right Reserved Copyright @ National Diet Library 2006-
Collaborative Reference Database Project
事業の現状:参加館とデータ数の推移
Series1
Series2
140000
700
120000
600
100000
500
80000
400
60000
300
40000
200
20000
100
0
0
1
5
9
13 17 21 25 29 33 37 41 45 49 53 57 61 65 69 73 77 81 85 89 93 97 101 105 109
15
Collaborative Reference Database Project
事業の現状:アクセス数の推移
Series1
Series2
2000000
1800000
1600000
平成25年2月
1400000
1200000
平成22年3月
1000000
システムの
入れ替え
APIを公開
800000
平成17年4月
600000
一般公開
400000
200000
0
1
5
9
13 17 21 25 29 33 37 41 45 49 53 57 61 65 69 73 77 81 85 89 93 97 101 105 109
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Collaborative Reference Database Project
1.事業について
現在地!
2.収録されているデータ
3.機能紹介
4.活用法
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Collaborative Reference Database Project
データの種類
4種類のデータ
レファレンス事例
調べ方マニュアル
特別コレクション
参加館プロファイル
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Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例
レファ協の参加館で行われた
レファレンスサービスの記録
自由研究で、雨の降るしくみを調べ、雲を
作る実験をしたい。参考になる本はある
か。
(豊中市立図書館)
江戸時代の男女の平均身長はどれくらいか。
(江戸東京博物館図書室)
19
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例
質問と回答
回答:『ポプラディア情報館
天気と気象』に雲を作る実験
の記載あり。
回答プロセス
451(気象)の書架を
探す。・・・
参考資料:『天気予報の
大研究』日本気象協会・・・
20
• Yahoo知恵袋の回答
どのデータを
参照したの?
21
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例
回答
『骨は語る 将軍・大名家の人々』
には、江戸時代庶民の
平均は“男性157.11cm”“女性
145.62cm”とあります。・・・
『日本人のからだ』では「男性
155.09~156.49cm・・・
データの典拠が書いてあり、調査を再現できる!
22
Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例
利用者が情報や資料を求めて
図書館員に寄せた質問は、
すべてレファレンス質問!
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Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例
読書案内
犬が出てくる物語が読みたい。できれば小学
校低学年の読み物をお願いしたい。
(日進市立図書館)
所蔵調査
「かさじぞう」のペープサートかパネルシアター
の作り方の載っている本はあるか。
(大阪市立中央図書館)
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Collaborative Reference Database Project
レファレンス事例
利用案内
広島大学の学生だが、遠隔地に居住している
ため、借りたい本を自宅あるいは職場へとどけ
てもらえるか。 (広島大学図書館)
博物館だよりはもらえますか。
(トヨタ自動車株式会社トヨタ博物館ライブラリー)
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Collaborative Reference Database Project
調べ方マニュアル
特定のテーマやトピックに関する情報源の調べ方
たとえば・・・
「沖縄への修学旅行用ブックリスト」
(神奈川県学校図書館員研究会)
よく聞かれることなどあらかじめ用意しておく
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Collaborative Reference Database Project
調べ方マニュアル
他にもこんな調べ方マニュアルが・・・
利用者教育
「「コピー元」の調べ方」(近畿大学中央図書館)
学校支援
「身近にひそむ算数・数学(教材開発のための図
書館活用ガイド) 」(大阪府立中央図書館)
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Collaborative Reference Database Project
調べ方マニュアル
M
身近にひそむ算数・数学(教材開発
のための図書館活用ガイド)
1.本のありか
2.探しかた
検索で、数学の本のタイトルを一覧
するには・・・
・「分類」欄に、数学を意味する「41」
を入力します。
・検索結果が多すぎてしまう
3.こんな本はいかがですか? 版年
を限定します。
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Collaborative Reference Database Project
特別コレクション
個人文庫や貴重書など、参加館が所蔵する
特殊なコレクションに関する情報
たとえば・・・
「震災文庫(阪神・淡路大震災関係資料文庫) 」
(神戸大学附属図書館)
特別コレクションとは主題別資料群
夏休み自由研究コーナー、平和学習コーナーなども
考えられる。
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Collaborative Reference Database Project
参加館プロファイル
参加館に関する情報
サービスの窓口案内
レフェラルサービスに…
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Collaborative Reference Database Project
データ公開レベル
3段階の公開レベル(データごとに設定可能)
●一般公開
:制限なくインターネット上に公開
検索エンジンからもヒット
●参加館公開
:参加館にのみ公開
●自館のみ参照
:自館IDでログインしたときに見られる
→使い分けて活用!
31
Collaborative Reference Database Project
データ公開の条件
●個人のプライバシーが尊重されている
●質問者の特定につながる恐れがない
●差別表現等の点で問題がない
→これらを満たしていれば、公開可能
『データ作成・公開に関するガイドライン』より
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/guideline.html
32
Collaborative Reference Database Project
1.事業について
現在地!
2.収録されているデータ
3.機能紹介
4.活用法
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Collaborative Reference Database Project
システムの機能:ユーザの種類
●一般利用者(ログイン不要)
一般公開のデータを検索して参照できる
●参加館の職員(3種類のIDのどれかでログイン)
・検索ID:+一般/参加館公開のデータを検索・参照
・登録ID:+データの登録ができる
・管理ID:+データの管理や参加館の使える
すべての機能
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Collaborative Reference Database Project
機能紹介
システム機能の全体像
基本機能
検索機能
登録機能
参加館支援機能
コメント機能
掲示板機能
メール通知機能
統計機能
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Collaborative Reference Database Project
レファ協への入り口
国立国会図書館ホームページ> レファレンス協同データベース
検索サイト(Google、Yahoo等)で
「レファ協」で検索
レファ協
検索
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Collaborative Reference Database Project
検索機能について
トップ画面(上)
トップ画面(右)
簡易検索
詳細検索
トップ画面(下)
テーマから探す
・NDC
・地名
・ツイッター
・未解決事例
・アクセス
ランキング
・新着データ
・おすすめ
データ
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Collaborative Reference Database Project
詳細検索
自館のデータのみを検索したい場合はここをチェック
項目を選択
38
Collaborative Reference Database Project
主な検索項目
NDC
前方一致検索
提供館コード
「参照」ボタンをクリックすると表示される参加館一覧から選択できる
事例作成日
始点、終点の片方だけでも入力可。年のみ、年月のみでも検索。
公開レベル
一般公開、参加館公開、自館のみ参照をチェックボックスで選択。複
数にチェックするとOR検索になる。
解決/未解決
解決事例のみ、未解決事例のみ、もしくはその両方を指定できる。
チェックをしない場合は、すべてを検索
調査種別
文献紹介、事実調査、書誌的事項調査等から選択。複数にチェック
するとAND検索になる。フリーワードでも検索可能。
質問者区分
図書館、社会人、学生、小中学生等から選択。複数にチェックすると
AND検索になる。フリーワードでも検索可能。
内容種別
郷土、人物、言葉、地名から選択。複数にチェックするとAND検索に
なる。フリーワードでも検索可能。
館種
公共、大学等チェックボックスから複数選択できる。複数にチェックす
るとAND検索になる。
ローカル項目
先頭のテキストボックスでローカル項目の値全体を検索できる。
詳しくはレファレンス協同データベース・システム操作マニュアル(参加館用)
https://crd.ndl.go.jp/jp/help/crds/search.html#chap2-2-1
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Collaborative Reference Database Project
事例1
小中学生が質問した「自由研究」
の事例はどんなものがあるか?
「自由研究」×
質問者「小中学生」
40
Collaborative Reference Database Project
事例2
スライムの作り方
複数事例があるので見比べて
みて!
よく聞かれる事例は登録しておく
と、すぐに答えられて便利です。
41
Collaborative Reference Database Project
事例3
郷土の人物を調べる
パスファインダーをレファ協に
貼り付けることもできます!
内容の全文検索もできます。
42
Collaborative Reference Database Project
事例4
セミの抜け殻から、セミの名前
がわかる本はないか。
レファ協に事例を登録していると、
他の館から情報がもらえることも
あります!
大学図書館が公共図書館に情報
提供をした事例
43
Collaborative Reference Database Project
事例5
中学生向けの読み聞かせ、
ブックトークに向く本を知りたい
レファ協の事例を資料購入の
ヒントにしてみては?
44
Collaborative Reference Database Project
データの登録と管理
3種類のデータ登録方法
a. ウェブフォームから手動入力
b. ファイルをアップロード
c. システムが自動で取得 a
1件ずつ登録
レファ協
システム
c
テキス
トファ
イル
b
ウェブ上の
サーバー
b
一括で登録
X
A
自館の図書館
システム
45
Collaborative Reference Database Project
データ登録と管理:ウェブフォームでの登録
1
2
① トップ画面で「新規登録」をクリック
② 新規データの登録画面へ移動する。
– 「管理番号」にログインしたIDで最後
に作成された番号が表示される
– 薄紫部分の「管理番号」「公開レベ
ル」「質問」「回答」は必須項目
– 入力欄をクリックするとアイコンが2
つ出る。地球をクリックするとリンク
作成フォーム(左)が、虫眼鏡を押す
と入力欄が拡大される(右)
46
Collaborative Reference Database Project
運用の方法を考える
レファ協をメインとして記録を管理する場合
!
ID/PW
(1) ID/PWの周知
登録用IDをレファレン
ス担当者全員に周知
(2) データ登録
ウェブフォームで随時
登録更新。最初は自
館のみ公開で登録
(3) フォロー
自身/職員同士でチェ
ックして公開範囲を拡
大へ
47
Collaborative Reference Database Project
運用の方法を考える
別の仕組みで記録の管理をしている場合
X
(1) 事例の登録
随時、レファレンス事
例を管理簿や独自デ
ータベースに登録
(2) 選定
レファ協に登録するま
たは公開する事例を
選定
A
(3) 登録
ファイルアップロード
や自動取得などで登
録・公開する。
48
Collaborative Reference Database Project
運用の方法を考える:参考事例
• 岐阜市立図書館の事例@第7回フォーラム
– レファ協の入力項目を参考にして処理票を作成
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_7.html
• 豊中市立図書館の事例@第10回フォーラム
– 業務システムに登録後、月に一度レファ協に登
録http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_10.html
• 尼崎市立地域研究史料館@第9回フォーラム
– 業務システムに登録後、2週間に一度レファ協に
登録http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_9.html
49
Collaborative Reference Database Project
運用の方法を考える:実践のために
•
あらかじめ決めておくべきこと
–
–
–
–
管理番号の採番ルール
作業フロー、役割分担と使用するID
登録・公開のポリシー
ローカル項目などの運用方法
→冬の参加館フォーラムへお越しください!
50
Collaborative Reference Database Project
システムの機能
①検索に関する機能
– 手動での検索、登録データのダウンロード、検索
用API
②登録に関する機能
– 3つの登録方法
③参加館支援機能(その他の機能)
– コミュニケーション:コメント、メール配信
– 統計機能:自館や参加館の登録件数、被参照数の
算出
– 管理機能:ID/PW管理、館内お知らせなどの編集 51
Collaborative Reference Database Project
参加館支援機能:コメント機能
• コメント機能
– コメントの交換で登録データをブラッシュアップ
!
– 記入はデータ詳細画面、確認はトップ画面「コ
②閲覧
メント」 ①登録
!
④閲覧
③コメント
!
参加館A
⑤更新&返信
⑥確認
!
参加館B
52
Collaborative Reference Database Project
参加館支援機能:メール通知機能
• メール通知機能
未解決事例の登録時とコメント到着時の2種類
未解決事例の配信はメールアドレスを登録した館
のみ
①登録
(未解決)
④通知
参加館A
⑤更新&返信
②通知
③コメント
⑥通知
参加館B
53
Collaborative Reference Database Project
成果としての利用
• レファレンスについて、こんな説明を求められ
たら・・?
– どれだけ?
– どんな?
– どういうメリット?
– 反響は?
54
Collaborative Reference Database Project
成果としての利用:統計の利用
• どれだけ?に答えるために
– 月別の登録件数・被参照件数の一覧を簡単に表
示
– 図書館が「どれだけ活動したか」と、その活動の成
果が「どれだけ届いたか」の両方を数値で示すこと
が可能
– 表示した統計表はテキストデータ(csv)でも出力
が可能なので、編集や加工がしやすい。
55
Collaborative Reference Database Project
統計情報の表示方法
1
2
3
① トップ画面「統計」をクリックし取得した
い条件を選択し「検索」
② 「ダウンロード」をクリックするとCSVフ
ァイルを取得し、エクセルなどで加工
が可能
※被参照数も同じ手順
56
Collaborative Reference Database Project
成果としての利用:事例の公開と宣伝
• どんな?に答えるために
– 「レファ協で」公開する意義
• 本当に届けたいなら露出は多いほうが良い
• 固定URLや検索結果の一覧画面の利用
• 例:館ごと、主題の地域ごと、データの種類ごと
– 数の力・SNS連携
• 600本の矢?単独よりも集まった方が目立つ
• SNS連携機能
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Collaborative Reference Database Project
事例の固定URLの活用
池田市立図書館HP
【事例】レファレンスサービス | 池田市立図書館
http://lib-ikedacity.jp/siraberu/reference/index.html
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Collaborative Reference Database Project
事例データの一覧へのリンクの活用
– 事例の一覧画面へのリンクも可能(赤字が参
加館ID)
http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/list.
参加館
reference?id=3110045
プロファイルの
リンクをコピペ
すると簡単!
【事例】レファレンス(質問・調査依頼) | 熊本大学附属図書館
http://www.lib.kumamoto-u.ac.jp/guide/visitor/reference
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Collaborative Reference Database Project
成果としての利用:検索APIの活用
• どういうメリット?に答えるために
– APIって何?
• コンピュータが情報をやり取りするルール
• →外部の人に「自動的」に情報を使ってもらう窓口
– 例えば何ができる?
• 特定のキーワードを含むなど、予め設定した条件に合
うデータを自動でウェブサイトに表示してくれる。
60
Collaborative Reference Database Project
APIを使って自動で事例を表示
福井県立図書館HP
【事例】福井県立図書館 レファレンス事例集
http://www.library-archives.pref.fukui.jp/?page_id=154
61
Collaborative Reference Database Project
成果としての利用:御礼状
• 反響は?に答えるために
– データ総登録、年間登録数、年間アクセス件数のど
れかが一定以上に達した参加館に御礼状を送付
• ねらい目は年間登録数!
– 公開範囲に応じて点数を付与
自館のみ(1点)参加館公開(2点)一般公開(3点)
– 期間は平成26年1月1日~平成26年12月31日
– 200点以上=営業日で1日1点程度
例: 67件(全て一般公開)~200件(全て自館のみ)
62
Collaborative Reference Database Project
御礼状を活用する
【事例】レファレンスデータの提供により国会図書館より礼状をいただきました|沖縄県立図書館
https://wwwsv.library.pref.okinawa.jp/okilib/oshirase/240305refer_reizyo/index.html
63
Collaborative Reference Database Project
成果としての利用:企画協力員賞
• 反響は?にこたえるために
御礼状の基準には当てはまらないが貢献の大きな参加館
– 職員数が少ない中で積極的なデータ登録を開始。
– 音楽関係のレファレンス事例に特化しており、調べ方マニュアルも含め、近
年コンスタントに登録。
– 職員数が少ない中で、2009年に多くのデータを登録。2012年にデータ登
録を再開。
– レファ協への取組みに関する論考が雑誌掲載される、史料館Facebookペ
ージでのレファ協への事例登録の報告など、レファ協を使った広報にも積
極的。
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Collaborative Reference Database Project
1.事業について
2.収録されているデータ
3.機能紹介
4.活用法
現在地!
65
Collaborative Reference Database Project
活用法①過去の事例をすぐ参照できる
京都府立高等学校図書館協議会司書部会
神奈川県学校図書館員研究会
以前はレファレンス事例、ブックリスト等を紙やエクセルフ
ァイルで管理
→管理が大変、見たい時にすぐ見れない
→レファ協を利用
クイック事例も登録しておくと便利!
引き継ぎにも活用できる
66
Collaborative Reference Database Project
活用法②他の司書に相談できる
• 未解決事例に他の図書館から情報が寄せら
れ解決に結びつくこともある
(未解決事例メール配信、参加館公開、一般公
開にしておく)
• 団体として参加し、自分たちでコメントを付け
あう
67
Collaborative Reference Database Project
活用法③授業のお手伝いに
• 先生向けに
教材研究のネタに
• 生徒向けに
調べ方のヒントとして
新しい切り口の調べ方が見つかるかも!
68
Collaborative Reference Database Project
活用法④スキルアップに活用できる
• 事例を読んでスキルアップ
• 京都府立高等学校図書館協議会司書部会
レファレンススタジアム
←会員がお題レファレンスにチャレンジ
69
Collaborative Reference Database Project
活用法 さらに詳しく
・レファ協HP「学校図書館での活用法」
https://crd.ndl.go.jp/jp/library/schoollibrary.html
・レファ協フォーラム
「第10回 実践報告(1) 高校図書館でレファ協を使い
倒すために」(神奈川県立横浜南陵高校図書館 田子環氏)
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/documents/forum_h25_report_04_jirehokoku1.pdf
「第8回 パネルディスカッション」(京都府立高等学校図書
館協議会司書部会 清水都氏、香西瑠衣氏)
crd.ndl.go.jp/jp/library/documents/forum_h23_report.zip
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Collaborative Reference Database Project
はじめに
レファレンスサービスについての悩み
●人手不足で…
●必要な知識はどうやったら身につくの?
●サービスを良くするにはどうしたらいい?
●そもそも、利用者に知られてない…
→「レファ協で」なんとかしよう!
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Collaborative Reference Database Project
おわりに
(今後の予定)
レファレンス協同データベース事業説明会 関西 10月9日
レファレンス協同データベース事業フォーラム
レファレンス協同データベース事業担当者研修会
出張講演も行っております!よろしければぜひ!
派遣研修(http://www.ndl.go.jp/jp/library/training/guide/1204414_1485.html)
問合せ先(レファレンス協同データベース事業事務局)
[email protected]
Twitter (http://twitter.com/crd_tweet)
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Collaborative Reference Database Project
ご清聴ありがとうございました!
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