供給曲線の導出 - MATSUO`S PAGE (トップページ)

供給曲線の導出
前回の結論
価格=限界費用
→最適生産量
限界費用(MC)は、
総費用(TC)曲線の接線の傾き
MCはTC曲線の接線の傾きだから
TC
最初は大きく、
MC
x
MCはTC曲線の接線の傾きだから
TC
だんだん緩やかになり、
MC
x
MCはTC曲線の接線の傾きだから
TC
だんだん緩やかになり、
MC
x
MCはTC曲線の接線の傾きだから
TC
だんだん緩やかになり、
MC
x
MCはTC曲線の接線の傾きだから
TC
このへんで最小
MC
x
MCはTC曲線の接線の傾きだから
TC
MC
こんどは増え出して
x
MCはTC曲線の接線の傾きだから
TC
MC
だんだん急になる
x
MCはTC曲線の接線の傾きだから
TC
MC
だんだん急になる
x
MCはTC曲線の接線の傾きだから
TC
MC
だんだん急になる
x
MCはTC曲線の接線の傾きだから
TC
MC
だんだん急になる
x
MCはTC曲線の接線の傾きだから
TC
MC
どんどん大きくなっていく
x
最初は大きく
MC
TC
MCをグラフ
にするためも
ういちど
x
x
TC
だんだん小さくなり
MC
MCをグラフ
にするためも
ういちど
x
x
TC
だんだん小さくなり
MC
MCをグラフ
にするためも
ういちど
x
x
このへんで最小
TC
MC
MCをグラフ
にするためも
ういちど
x
x
まただんだん増える
MC
TC
MCをグラフ
にするためも
ういちど
x
x
まただんだん増える
MC
TC
MCをグラフ
にするためも
ういちど
x
x
まただんだん増える
MC
TC
MCをグラフ
にするためも
ういちど
x
x
どんどん大きくなる
TC
MCをグラフ
にするためも
ういちど
MC
x
x
どんどん大きくなる
MC
TC
MCをグラフ
にするためも
ういちど
x
x
どんどん大きくなる
TC
MC
MCをグラフ
にするためも
ういちど
x
x
TC
MC
x
これが限界費用
曲線(MC曲線)
x
価格= MCが最適生産量だから
MC曲線こそがこの企業の個別供給曲線
MC
価格がこ p
こなら
価格がこ p
こなら
x
生産量はここ
生産量はここ
ではここはどうなるのか?
価格がこ
こなら
p
価格がこ
こなら
p
無視してよい MC
x
ここは?
生産量はここ
生産量はここ
このへんはみんな無視してよい
MC
なぜだ?
x
実は、AC曲線、AVC曲線という
のがあって、こうなっている
MC
AVC曲線
よりも下
が無効に
なる。
AC
AVC
なぜそうなるかを今日見る
x
平均費用(AC)とは、
生産物1単位あたりにかかる費用
TC
AC= x
この点の
ACは
TC
TC
原点から引い
た直線の傾き
AC
x
x
そうすると、 ACは、
TC
メチャメ
チャ高い
値から
始まる
AC
x
そうすると、 ACは、
TC
だんだ
ん下
がって
いく
AC
x
そうすると、 ACは、
TC
だんだ
ん下
がって
いく
AC
x
そうすると、 ACは、
TC
だんだ
ん下
がって
いく
AC
x
そうすると、 ACは、
TC
接するところ
が最低
AC
x
そうすると、 ACは、
TC
それを超える
と上がりだす
AC
x
そうすると、 ACは、
TC
どんどん大き
くなっていく
AC
x
そうすると、 ACは、
TC
どんどん大き
くなっていく
AC
x
だから、 ACを縦軸にとると、
AC
最初は減って
後から増える
x
TC
MCとACを比
べると
MC
AC
このへんはACの方が大きい
x
x
TC
MCとACを比
べると
MC
AC
このへんもACの方が大きい
x
x
TC
ACの最低点でMCと一致する
MCとACを比
べると
接している
MC= AC
x
x
TC
このへんはMCの方が大きい
MCとACを比
べると
AC
MC
x
x
TC
このへんはMCの方が大きい
MCとACを比
べると
AC
MC
x
x
MCの方が大きい
AC
TC
MCとACを比
べると
MC
x
x
TC
MCAC x
こうなっている
ACの最低点をMCが通る
x
この図で利潤はどこに表されるか
p=MCで最適生産量が決まるから
p
価
格
が
こ
こ
な
ら
MC
AC
生産量はここ
x
この図で利潤はどこに表されるか
生産1単位あたり利潤は、p-ACだから
MC
p
AC
p
AC
x
この図で利潤はどこに表されるか
それに生産量をかけて、利潤は、
MC
p
AC
利 潤
p
AC
x
この図で利潤はどこに表されるか
それに生産量をかけて、利潤は、
MC
p
AC
p
AC
x
ところが価格がもっと低いと
p=MCで最適生産量が決まるから
生産1単位
価
格
あたりこれだ
が
け損失
こ
こ p
な
ら
p
MC
AC
AC
生産量はここ
x
ところが価格がもっと低いと
よってここで生産したときの損失は
MC
AC
p
損 失
p
AC
x
ところが価格がもっと低いと
よってここで生産したときの損失は
MC
AC
p
p
AC
x
価格がここのときは得も損もでない
MC
AC
p
x
価格がここのときは得も損もでない
MC
AC
損益分岐点
x
では価格<損益分岐点となると
生産しないのか
そうではない
固定費用(FC)は、生産しなくてもかかる
生産しなければ、 利潤=-FC
生産したら、
利潤=収入-可変費用(VC) -FC
収入> VCの限り、↑枠内は正。利潤が負で
も生産した方が損失が少なくてすむ。
平均可変費用(AVC)とは、
生産物1単位あたりにかかる可変費用
VC
AVC= x
TC
この点の
AVCは
VC
TC曲線の切
片から引いた
直線の傾き
AVC
x
TC
FC
x
そうすると、 AVCは、
TC
やはり高
い値から
始まる
AVC
x
そうすると、 AVCは、
TC
だんだ
ん下
がって
いく
AVC
x
そうすると、 AVCは、
TC
だんだ
ん下
がって
いく
AVC
x
そうすると、 AVCは、
TC
AVC
接するところ
が最低
x
そうすると、 AVCは、
TC
AVC
それを超える
と上がりだす
x
そうすると、 AVCは、
TC
AVC
どんどん大き
くなっていく
x
そうすると、 AVCは、
TC
AVC
どんどん大き
くなっていく
x
そうすると、 AVCは、
TC
AVC どんどん大き
くなっていく
x
だから、 AVCを縦軸にとると、
AVC
最初は減って
後から増える
x
ACとAVCを比べると
TC
AC= x
=
VC+FC
TC=VC+FC
x
VC + FC > VC =AVC
x
= x
x
よって、 ACはAVCより常に大きい
だからAC曲線はAVC曲線よりも
上にある
AC
AVC
x
TC
AVC
MC
MCとAVCを
比べると
このへんはAVCの方が大きい
x
x
TC
MCとAVCを
比べると
MC このへんもAVCの方が大きい
AVC
x
x
TC
AVCの最低点でMCと一致する
MCとAVCを
接している 比べると
MC =AVC
x
x
TC
それを超えるとMCの方が大
MCとAVCを
比べると
AVC
MC
x
x
TC
このへんはMCの方が大きい
MCとAVCを
比べると
AVC
MC
x
x
TC
このへんはMCの方が大きい
MCとAVCを
比べると
AVC
MC
x
x
MCの方が大きい
AVC
TC
MCとAVCを
比べると
MC
x
x
TC
MC
x
こうなっている
AVC
AVCの最低点をMCが通る
x
かくして、こうなっているのだ!
三つのU字型曲線が組合わさる
MC
AC
AVC
x
チェックポイント1
MC
AC曲線よ
AC りも下に
AVC曲線
がある
AVC
x
チェックポイント2
MC
AC
AC曲線の
AVC 最低点を
MC曲線が
通る
x
チェックポイント3
MC
AC
AVC
AVC曲線の
最低点を
MC曲線が
通る
x
こういう価格のときは利潤負でも
p>AVCすなわち、収入が可変費
用より大きいので、生産する。
MC
AC
p
AVC
x
しかし、こういう価格のときは
p<AVCすなわち、収入が可変費
用より小さいので、生産しない。
MC
AC
AVC
p
x
生産するかしないかの境目は
AVC曲線の底点
MC
AC
AVC
操業停止点
x
価格が操業停止点以下なら
生産ゼロだから
この企業の個別供給曲線は以下の赤線部分
価
な格
らが
生操
産業
量停
は止
ゼ点
ロ以
。下
価格=操業停止 MC
点になると生産量
はゼロになる。
AVC
価格>操業停
止点の間は
p→MC曲線に
したがって生産
量が決まる。
x
価格が操業停止点以下なら
生産ゼロだから
この企業の個別供給曲線は以下の赤線部分
MC
AVC
x
ある三企業の個別供給曲線を合わせると
p
A社
p
B社
p
A社+B社+C社
p
C社
A
B
C
A
A
B
C
A
A
A
A
A
A
+
x
B
B
B
+
x
C
A
A
A
A
x
A
B
C
B
B
B
B
C
C
x
こんなふうにして、様々な企業の
個別供給曲線を水平に足しあわ
せていくと
p
x
社会全体では、微妙に生産性の異
なる無数の個別供給曲線が集計さ
れるから、キザミが細かくなり、
p
S
(社会的)供給曲線が導出された
x