電子社会設計論 第11回 Electronic social design theory 中 貴俊 ビジネスモデルの変化 インターネットに接続されたPCのみ 様々な状況で活用 SaaS(Software as a Service) ソフトウェアをサービスとして提供するソフトウェア販 売の新しい形 従来の「ライセンシング」という形でパッケージソフト を販売し収入を得るのではなく、ソフトウェア機能を インターネットを通じて「サービス」として提供し、月 額使用料というような形で収入を得る事業モデル ソフトウェアを提供者(プロバイダ)側のコンピュータ で稼働させ、ユーザーはそのソフトウェア機能をイン ターネットなどのネットワーク経由でサービスを利用 SaaSのメリット・デメリット メリット コンピュータの管理・構築が容易 ソフトの導入 各種アップデート 運用が容易 デメリット ネットワーク障害時の対処 セキュリティについて カスタマイズ 電子社会の変化 検索エンジン SaaS等 DB(データベース) 気象情報等に代表される各種計測データ 気象庁 CDDB(Compact Disc DataBase) 音楽CDの演奏者や制作年度などの情報が格納された データベース インターネットを介してアクセスし,情報を取得するアプリ ケーションソフトウェア iTunesなど その他(新たな入力インターフェース) Wiiリモコン 加速度センサー ジャイロセンサー 赤外線 Bluetooth マルチタッチディスプレイ windows OS (windows 7) iPhone 課題 近年では様々なウェブアプリケーションによるサービスや, データベースを利用したサービスが展開されており,人々が 電子化された情報を操作することが当たり前のこととなってき ている また,インターネットの利用に関わらず,家電などに代表され るように,内部ではプログラムにより動作を制御したり利便性 を高める機能が付加されている マルチタッチディスプレイなど新しい入力インターフェース そこで SaaSなどの新しいビジネスモデルについて 近年の電子社会のメリット・デメリット 電子社会の展望
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