NHKロボコン2000 - 電気通信大学 下条・明研究室

ロボコン2000アイデア発表
― 副題 M1の人ご苦労様 ―
シュートの方法
1.シュート軌道の複合
2.手動マシンと自動マシンの連携シュート
1.シュート軌道の複合
•手動マシンが放物線軌道,自動マシンが直線軌道でシュート
•複数のシュートによって攻撃力増大
敵手動マシン
敵自動マシン
フェンス
手動マシン
自動マシン
ゴー
ル
2.手動マシンと自動マシンの連係シュート
•手動マシンが自動マシンにパス,自動マシンがそのボールをシュート
•特殊な連携シュートで,エンターテイメント性が向上
敵手動マシン
敵自動マシン
フェンス
手動マシン
自動マシン
ゴール
自動照準の基本理念
・照準、射撃管制装置を自動化する事に
よって、パイロットの負担を軽減する。
・パイロットに関係なく、一律な射撃精度を
得ることができる。
このシステムに必要な装置
・車体の向きに関係なく射撃できる砲塔型
の発射機構
・自己(手動マシン)の位置から敵側の的
の場所を計算する照準コンピュータ
①マシーン(自動制御マシン)
完成図
取りこみ口は
横にも付ける
大きさは枠に
収まる程度
①発射機構(砲塔型)
上下に砲身が
動く(仰角)
玉の発射速度は
一定(65km/h)
砲塔が左右に旋回(方位)
砲塔型の発射装置に必要な機能
・発射されたボールの軌道の再現性
何回発射しても、方位と仰角が同じなら
同じところにボールが飛んでいく。
・正確に、方位と仰角を決定できる機構
・ボールを連続的に発射できる
自動照準装置
・ロボットの自己位置を計測
独立2輪駆動のデッドレコニングか
観測用のキャスタを使っう
・的と自己の位置関係を計算
・計算結果を元に発射装置に方位と仰角
を入力
自動照準の例
ゴール座標
ゴール1
(0,1)
ゴール2
(0,3)
ゴール3
(0,5)
ロボットの位置
(5,2)でゴール1
方位 +10°
仰角 30°
ロボットの位置
(4,3)でゴール3
方位 -10°
仰角 20°
ロボットの位置
(3,5)でゴール2
方位 +20°
仰角 15°
自動照準装置
・パイロットはどの的を打つか決定する
だけで自動的に射撃を実行できる。
・パイロットは子機の操縦、ボールの取り
込みに専念できる。
・陸上自衛隊の90式戦車、アメリカのCIWS
で実用済み。
自動制御マシンの動作
自動制御マシンの種類
・攻撃用マシン
・防御用雪だるま
・防御用小人くん
・とげとげくん
防御用雪だるまの動き
適当に動いて
観客の目を引
く
防御用小人の動き
前後に動いて
取り込んでくれ
るのを待つ
速攻で敵の
射線を妨害
しに行く
攻撃用マシンの動き
山を崩す時に
ボールを取り
込む
まず速攻で
山を崩しに
行く
攻
攻
攻
段差に沿って
上下に移動し
ながら攻撃す
る
とげとげくん射出の様子
攻
まず速攻で
山を崩しに
行く
攻
山を崩すと同時にと
げとげくん射出
後は相手のマシン
が取り込んでくれる
のを待つだけ
変形後の制限寸法
スタート後の
制限寸法
スタート時
1500
1200
1200
2000
ロータリ式取り込み口
回転するブラシ
(ピアノ線or樹脂
系)
Side view
くし
回転ブラシで取り込み、
くしで押し込む。
くし
Top view
取り込み法 そのⅠ
囲い込み型
メリット :敵にボールを与えず、大量に取れる可能性あり
デメリット:先に敵がボールを散らばしてしまうと非効率
取り込み法 そのⅡ
塵取り型
メリット :敵が‘囲い込み’型の場合ペースを崩せる
デメリット:どの程度ボールが取れるのかが不確実
*備考:敵より先に
ボールを崩す、勢いで
ボールを取り込むとい
う性格上、マシンはか
なり高速で走行させる
取り込み法 そのⅡ
塵取り型
こんな感じで相手より先に散らばす
つもり
新アイディア
競技開始直後にスタート位置からとげとげ
くんをボールに向かって打込みボールを
散らばす。
最初に100個のボールを取る自動マシン
の邪魔をする。
とげとげくん打ち出し案
競技開始