英単語学習の方法(自己評定の方法) 問題(1) study A(3点) < ? > :良い キーを押して,判定をして下さい B(2点) :もう少し 問題(1) study C(1点) :だめ < ■ > 答え 学習,勉強 判定は?(A:良い,B:もう少し,C:だめ,D:全くだめ) D(0点) :全くだめ 結果 1カ月に1回だけ学習していった単語の自己評定値の変化 C (だ め) 1.5 自 己 1.0 評 価 の 得 0.5 点 自覚できない学習段階 =マイクロステップ 0.0 1ヵ月 2ヵ月 3ヵ月 4ヵ月 5ヵ月 6ヵ月 D (全くだめ) 学習期間 結果 1カ月に8回だけ学習していった単語の自己評定値の変化 C (だ め) 1.5 自 己 1.0 評 価 の 得 0.5 点 0.0 1ヵ月 2ヵ月 3ヵ月 4ヵ月 5ヵ月 6ヵ月 D (全くだめ) 学習期間 1ヵ月目をベースラインとして,個人差を排除して検出される学習 効果の蓄積(8カ月までのデータ) 1.5 1(平均) 最 初 の 評 定 値 か ら の 変 化 量 2(平均) 3(平均) 1.0 4(平均) 5(平均) 0.5 6(平均) 7(平均) 8(平均) 0.0 2 3 4 5 6 月 最初の評定値の変化 7 8 1000語の英単語をマスターするのに, 何ヶ月かかるの? 1.2 1.0 y = 0.1741x + 0.058 2 R = 0.9831 評 0.8 定 0.6 値 平 0.4 均 0.2 0.0 1 2 3 4 5 6 学習期間(月) 自己評定値の変化と近似直線 (1~8回繰り返し条件を全てまとめた評定値素データ) y=3のxの予測平均16.9月(1.4年),SD=39.2,最小値は8.2月(0.7年),最大値は172.7月(14.4年) 1000語の英単語をマスターするのに, 何ヶ月かかるの? 3.00 2.50 y = 0.3648x + 0.2519 3.00 3.00 2.50 2.50 2.00 2.00 自 己 評 1.50 定 値 1.00 自 己 評 1.50 定 値 1.00 0.50 0.50 y = 0.2146x + 0.3697 0.50 0.00 0.00 1 2 3 4 5 サイクル(サイクルユニット:1ヵ月) 学習者A 7.5ヵ月 6 y = 0.0673x + 0.5826 2.00 自 己 評 1.50 定 値 1.00 1 2 3 4 5 6 0.00 1 サイクル(サイクルユニット:1ヵ月) 学習者B 12.3ヵ月 自己評定値の変化と近似直線 (1~8回繰り返し条件を全てまとめた評定値素データ) 2 3 4 5 サイクル(サイクルユニット:1ヵ月) 学習者C 3年 6 マイクロステップ計測法による得られるデータの精度の高さ: 時間次元の要因制御により描き出される個人差 3.0 3.0 2.5 3.0 2.5 y = 0.3736x - 0.0684 2.5 y = 0.2743x - 0.2679 評 定 成 1.5 績 2.0 評 定 成 1.5 績 2.0 評 定 成 1.5 績 1.0 1.0 1.0 0.5 0.5 0.5 0.0 2.0 0.0 1 2 3 月 4 最初の評定成値の変化 5 6 y = 0.1089x + 0.2585 0.0 1 2 3 月 4 最初の評定成値の変化 5 6 1 2 3 月 4 最初の評定成値の変化 学習者X 学習者Y 学習者Z 約8ヵ月 約1年 約2年 自己評定値の変化の個人差と習得に要する時間の予測値 (1~8回繰り返し条件を全てまとめた評定値素データ) 5 6 学習法,さらには教育法の効果の客観的な比較,評価が可能に 3.0 T 学 習 法 条 件 y = 0.2321x + 1.1335 2.5 2.0 1.5 傾き 小 1.0 傾き 大 傾き 大 傾き 傾き 0.5 0.0 1 2 3 4 5 6 7 8 サイクル(サイクルユニット:1ヵ月) D 学 習 法 条 件 傾き 学習者O 大 学習者P 小 学習者Q 学習法の効果の個人差(1~8回繰り返し条件を全てまとめた評定値素データ) 上段(T条件)ドリル学習の前に英単語のみ3秒間の熟知度評定を行う学習法 下段(D条件):英単語の熟知度評定を行わない学習法 小 子どもの学習の実態の詳細な把握:学習時間の変化 1つの暗記をするのにみんなは何秒ぐらいかけているのか 生徒は自宅で何分学習をしているのか?→努力の指標 1ヵ月目 4ヵ月目 2ヵ月目 5ヵ月目 3ヵ月目 6ヵ月目 5.0 4.0 時 間 3.0 (秒) 2.0 1.0 0.0 1 回 目 2 回 目 3 回 目 4 回 目 5 回 目 6 回 目 7 回 目 8 回 目 繰り返し 月と繰り返しに対する学習(反応)時間の変化(8回条件のみ) 実験例:主観的指標と客観的指標との関係 客観テストでのコンピュータ画面例 客観テストの平均正答率の推移 正 答 率 ( 角 変 換 値 6ヶ月間の英単語学習 の成果が確実に蓄積 されていることがわ かった(F[5,53]=9.13, p<.01). ) 1 0.9 0.8 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1 0 1ヶ月間に1日だけの 英単語学習の効果が 蓄積されている 1 2 3 4 5 学習期間(ヶ月) 6 ドリル学習実験(寺澤他, 2003, その他) 一般の学校で行われている5分間ドリ ルで,学習者の成績はどのように上 がっていくのか? →資料参照 一般の教育場面でマイクロステップを 描き出すことが原理的に可能になった. 自己評定値の平均値 1.0 * * * * は1%水準で有 意であることを 示す * は5%水準で有 意であることを 示す + は有意傾向を示 す * * 自 己 評 定 0.5 の 平 均 値 + 1回条件 4回条件 0.0 1週間目 2週間目 3週間目 4週間目 学習期間と学習回数条件に対す る自己評定値の平均値 5週間目 客観テストの正答率 0.60 1回繰り返し 4回繰り返し * * * * 0.50 * * * は1%水準で有 意であることを 示す は5%水準で有 意であることを 示す * 正 答 0.40 率 0.30 0.20 第1週 第2週 第3週 客観テストの正答率 第4週 第5週
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