李 佳佳 目次 1 2 3 4 5 6 需要予測とは 需要の変動要因 変動種類 予測手法 まとめ 参考文献 1.需要予測とは 1.1定義 ある商品全体の需要構造を分析し、将来の需要の動向や需 要の変動を予測すること。 1.2販売予測との違い 需要予測:産業レベルでマクロ的に商品全体の需要を予測す る 販売予測:企業が自社の制約条件の元で商品の販売量を予 測する 2需要変動の要因 1)景気変動 2)消費者の要求 3)代替財や競争製品の出現 4)気候・季節 5)地域差 3変動の種類 1)規則変動 傾向変動 周期変動 2)不規則変動 偶然変動 突発変動 4.需要予測の手法 主観的方法 大きく分けて 客観的方法 主観的方法 主脳意見交換法 組織の首脳が各々に推計し、議論の上決める。 販売力構成法 セールスマンにより各地域の販売予想高を推定し、段階的に集計し、全 体的な予測する。 購買意向調査法 全数調査または標本調査により消費者の購買意向を調べ、 商品の需要を推定する。 類推法 類似商品の需要傾向からその商品の需要を推定する。 主観的方法の特徴 主観的方法 長所 短所 首脳意見交換法 簡単、迅速 データ、統計学が不要 経験、洞察力が生かせる 客観的でない 無責任な意見も同一視 集団心理が働き、予測結果が外れ る 販売力合成法 市場実情の反映 無責任になりえない 多数の意見より、安定な結果 販売員に予測力がない場合ある 過少の予測をする恐れがある 販売活動に充当すべき時間をさか ねばならない 購買意向調査法 新商品開発のヒントになる 経費がかかる 面接技術と標本抽出法が必要 類推法 他の手法の適用が困難な場合が 用いられる 新製品の予測にも適用 客観的方法 時系列データ分析法 過去の需要量の時系列データを時間だけの 関数としてとら え予測する(傾向線のあてはめ法、移動平均法など) 横断面データ分析法 需要の発生要因となるx1,x2,…,xpを見出し、需要数yをf(x 1,x2,…,xp)で数式化され、その要因の将来値を用いて需 要数を推定する(相関・回帰分析法、多変量解析など) 移動平均法 時系列データにつて部分的な平均を求めていく方法であ る。 例) ある商品の売上高が以下のようである。 1月270万 2月250万 3月223万 4月210万 i) 4ヶ月の単純移動平均法 (270+250+223+210)/4=238.25 よって、5月の予想売上高は238.25万円である。 ii) 5月実際の売上高が245万円の時、 6月の予想売上高は(250+223+210+245)/4 になる。 相関・回帰分析法 需要量に影響する要因と需要量の相関分析し、回帰式 を 導くことにより助用量を予測する方法である。 この方法は相関関係が明確となるだけでは予測に結び つ かないので、予測時点で要因の値を把握する必要があ る。 主に長期の需要予測に適用される。 まとめ 今回見つけた本を通じて、需要予測に関する基礎な ことを整理できた。 需要変動の種類は本によって異なることが気付いた が、基本的な考え方は同じだ。 需要の予測方法はいろいろあるが、実際に使う時単 一な方法で予測ではなく、複数の方法を適用すると わかった。 実際に2通り以上の方法を適用できる場合は、どう やって選ぶかについてはまだわからない。 複数の方法適用する場合は、主観的方法と客観的方 法を混合して使うことも考えられるでしょうか。 参考文献 「生産管理論」西尾篤人 創成社 1990年 「需要予測とコンピュータプログラム」 大西正和 日刊工業新聞社 1984年 ご静聴ありがとうございました
© Copyright 2024 ExpyDoc