小規模衣料品小売店向け 販売支援システムの提案 4496043 阪上 高行 (大成研究室) 発表構成 1.衣料品小売店とは 2.販売情報管理の現状と問題点 3.研究目的 4.販売支援システム 5.販売支援システムの評価 6.研究のまとめ 2015/9/30 2 衣料品小売業とは 販売情報 お客情報 注文 小売店 取引先 商品 商品 お客 2015/9/30 3 販売情報管理の現状 接客・販売 販売伝票記入 売上高集計表 販売ノート転記 リピート客かどう か No 購入履歴カード 作成 Yes 販売履歴カード転記 2015/9/30 DMの作成 4 販売情報管理の問題点 お客ごとに適した接客をできない 販売・接客時 お客がいままでに買った商品の 特定に時間がかかる 在庫の確認が困難 集計時 仕入方針が曖昧 売れ筋・死に筋商品の特定ができない 情報の集計に時間がかかる 2015/9/30 5 販売情報管理の問題点の原因 記入はすべて手書き 集計が手作業 帳票の保管方法が曖昧 お客別,商品別などの要素別の集計をしていない 販売員によって表記の仕方が違う 販売情報・お客情報を生かしていない 帳票の利用が合理的でない 2015/9/30 6 研究目的 販売情報・お客情報を活かす 帳票の利用を合理的にする 小規模衣料品店特有の要求を満たす 販売支援システム の提案・評価 2015/9/30 7 販売支援システム 衣料品小売業者の要求 集計値をグラフで見たい 取引先別・商品分類別の要素別売上高を見たい ダイレクトメールの宛名書をなくしたい 簡単な操作で入力や検索をしたい 情報の集計・検索 データベースの構築 2015/9/30 8 販売支援システムの設計方針 ・一回の販売ごとに, 販売情報をデータベース化する ・数値を視覚化する ・お客別の傾向を集計する ・情報を標準化する ひとつの商品の入力は誰が入力してもひとつの 入力になるようにする (例)ワインレッド・紅・赤→赤 2015/9/30 9 販売支援システムの開発環境 シ ス テ ム は , IBM PC/AT 互 換 機 , Windows98 , Access2000(Microsoft社)を用いて開発する。 次の理由によりAccess2000を用いる。 1)データベース処理を行なうための必要な処理が多く備 わっている。 2)VBA(Visual Basic for Applications)を利用することに より複雑な処理が可能である。 2015/9/30 10 販売支援システムの概要 スタートフォーム インデックス [販売]編 [集計]編 [ラベル印刷]編 2015/9/30 11 [販売]編:販売登録ウインドウ 2015/9/30 12 [販売]編:お客履歴ウインドウ 2015/9/30 13 [販売]編:色頻度グラフ 2015/9/30 14 販売支援システムの評価 アンケート結果 2015/9/30 15 販売支援システムに対する意見 ・商品の特徴をもっと細分化して集計できないか ・バーコードの使用はどうか ・流行を取り入れた集計はできないか (衣料品店の売上高は流行に左右される) ・複数店舗間の在庫管理はできないか 2015/9/30 16 研究のまとめ 販売支援システムの提案 ・利用価値はある ・お客別・要素別の集計は有効 ・数値の視覚化は有効 販売情報・お客情報を活かせた 帳票の利用を合理的にできた 2015/9/30 17 今後の課題 ・衣料品の特徴の細分化 ・情報の標準化 誰が入力しても同じ入力になるようにする ・在庫商品の特定 販売商品と仕入商品を照らし合わせることで在庫商品 を特定する ・ヘルプや注意表示の充実 ユーザが誤った操作をしないようにする 2015/9/30 18
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