4.飲食店の受動喫煙対策が進まない要因 受動喫煙対策(禁煙・分煙化)が進んでいる施設・場所 ★路上 ★交通機関(鉄道・空港) ★官公庁、オフィス ★病院、医療機関 ★タクシー ★学校、教育機関 ★映画館、百貨店、スポーツ施設 2 <サービス業の禁煙化が遅れている現状> 受動喫煙対策(禁煙・分煙化)が遅れている施設・場所 ★飲食店(レストラン、バー、喫茶店、居酒屋、キャバレーなど) ★宿泊施設(ホテル、旅館、宴会場など) ★娯楽施設(パチンコ、カラオケ、ゲームセンターなど) 1.タバコを吸える場所が減っている 2.飲食店を喫煙場所として使う喫煙者が増える 3.飲食店の禁煙化が取り残されてしまっている 3 <飲食店の禁煙化が難しい理由(1)> ★日本人の喫煙率 = 24.9% ★ 国民の約3/4以上は非喫煙者 ★しかし、3/4以上の飲食店が禁煙・完全分煙に なっているか?なっていないのでは・・・ タバコを吸う人ほど外食をするから!? 4 <飲食店の禁煙化が難しい理由(1)> 年代別の成人喫煙率 60.0% 53.3% 57.1% 54.3% 50.0% 60.0% 48.1% 34.7% 30.0% 10.0% 食料費における外食の割合 50.0% 40.0% 20.0% 男性喫煙率 女性喫煙率 28.3% 17.4% 17.2% 14.4% 9.4% 40.0% 30.0% 20.0% 7.5% 0.0% 厚生労働省:成人喫煙率(H14) 2.9% 56.7% 50.8% 40.4% 45.3% 24.4% 19.0% 10.0% 0.0% 総務省統計局:食料の構成比(H14) 1.喫煙率が高い=外食の割合が高い 2.喫煙率の高い男性は女性の2倍外食割合が高い 5 <飲食店の禁煙化が難しい理由(2)> 人付き合いで外食をする際、非喫煙者が喫煙者に合わせて 喫煙席を利用することが多い。 (タバコの煙を我慢し、声を出せない非喫煙者が潜在的に多いのでは?) 例1)ファミレスを4人グループで利用 ★1人でも喫煙者がいたら喫煙席を選ぶ傾向が高い ★店員から「おタバコは吸われますか?」と聞かれれば、 普通は「はい」と答える・・・ 例2)職場の宴会で、居酒屋を10名で予約 ★10人中、たいてい2~3人は喫煙者がいる ★喫煙者が1人でもいる限り、禁煙店は候補から外れる ★禁煙飲食店は、宴会シーズンの集客が弱い傾向に 6 <飲食店の禁煙化が難しい理由(2)> 禁煙席 喫煙席 (吸う人がいない) (吸う人がいる) 非 非 非 喫 喫 喫 ★タバコを吸わない人も喫煙席へ座る機会が多い ★結果、喫煙席(喫煙飲食店)のニーズが高くなる 7 <飲食店の禁煙化が難しい理由(2)> Q9: 飲食店で喫煙者と同席する際、以下の同席者が喫煙席を 選んだ場合、 どうしますか?[SA マトリクス] n=非喫煙者400 回答 上司 42% ビジネスパートナー 53.80% 41.30% 同僚 50.80% 37.30% 部下 35.30% 友人 36.50% 恋人 10% 気にせず喫煙席に座る 31.50% 33.30% 30.30% 22% 46.30% 18% 29% 0% 53.50% 20% 20% 21.30% 33.30% 28.50% 家族(配偶者以外) 8% 41.50% 31.80% 配偶者 4.30% 30% 40% 仕方なく、喫煙席に座る 51% 50% 60% 70% 80% 90% 100% タバコが嫌なので、禁煙席にしてもらう 出典:ファイザー株式会社/飲食店での受動喫煙に関する意識調査 2008年 8
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