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Experimental Platform for
Mobile Information Systems
Rudi Belotti, Corsin Decurtins, Moira Norrie, Beat
Signer, Ljiljana Vukelja (ETH Zurich, CH)
ABSTRACT
‫ ﻪ‬EdFestシステムを開発
‫ ﻩ‬インタラクティブなシステム向けプラットフォー
ム
‫ ﻩ‬コンテキストアウェア
‫ ﻩ‬プロトタイピングが容易
1. INTRODUCTION
‫ ﻪ‬モバイル情報システムに必要なこと
‫ ﻩ‬データ送受信、動的ネットワーキング、インタラクティ
ブ性、異なるインタフェース、正しい情報(時間、場所
など)
‫ ﻪ‬本稿は「旅行」におけるモバイル情報システムを
考察
‫ ﻩ‬ポケットにデバイスが入ると良い
‫ ﻯ‬PDAは屋外での視認性が劣る
‫ ﻯ‬タブレットPCは重く、両手が必要
‫ ﻯ‬紙は安くて軽いが、操作できない
‫ ﻩ‬いいデバイス、そのためのプラットフォームはない
か?
2. APPROACH
‫ ﻪ‬更なる要求事項
‫ ﻩ‬旅人は屋外を色々と回る
‫→ ﻯ‬ウェアラブル
‫ ﻩ‬インタフェースの自動生成
‫ ﻩ‬コンテキストアウェア
‫ ﻯ‬例えば室内では表示重視、屋外では音声重視
‫ ﻪ‬開発したプラットフォーム
‫ ﻩ‬OMSwe
‫ ﻯ‬Web発行システム
‫ ﻯ‬コンテキストアウェア、マルチモーダルに対応
‫ ﻩ‬OMSpro
‫ ﻯ‬OMSwe用に開発したオブジェクト指向データベース
‫ ﻩ‬iServer
‫ ﻯ‬インタラクティブな「紙」を実現
まとめて
EdFest
‫ ﻪ‬概要図
‫ ﻩ‬Client Controller
OMSwe
iServer
‫ ﻯ‬ユーザの入出力総括
‫ ﻩ‬Cross-Media Server
‫ ﻯ‬iServerで実現
‫ ﻯ‬紙におけるx,y情報をURLに変換
など
‫ ﻩ‬Web Publishing
‫ ﻯ‬OMSweで実現
‫ ﻯ‬コンテキストに応じて、HTML,
VoiceXML, PDF, その他データを
出力
OMSpro
3. EDFEST SYSTEM
‫ ﻪ‬利用例
‫ ﻩ‬旅人案内システム
‫ ﻩ‬エジンバラフェスティバルで利用してもらった
デジタルペン
•カメラ・無線を内蔵
•手書きをキャプチャ可能
•特殊なドットを読み込むこと
により、X,Y座標を取得可能
•データをクライアントコント
ローラに無線で転送可能
GPS
•位置情報の取得
ヘッドマウントディスプレイ
•HTML表示用
•緊急用、デバッグ用
ヘッドセット
音声入出力用
冊子
‫ ﻪ‬旅人案内システムの機能
‫ ﻩ‬イベントの詳細情報の取得
‫ ﻯ‬リストにペンでタッチすると、音声でア
ナウンス
‫ ﻩ‬イベントのリマインダ
‫ ﻯ‬音声でアナウンスされる
‫ ﻩ‬イベントの評価
‫☆ ﻯ‬にチェックを入れると集計される
‫ ﻩ‬レビューの集計
‫ ﻯ‬手書きすると、キャプチャされて集計
サーバへ
‫ ﻩ‬位置取得
‫ ﻯ‬音声で位置を教えてもらえる
‫ ﻯ‬例:“Where am I?”→“Grid F5, top right”
‫ ﻩ‬etc
‫ ﻪ‬モジュール連携図
Bluetooth
クライアント側
サーバ側
4. CLIENT CONTROLLER
‫ ﻪ‬4つのコンポーネント
‫ ﻩ‬Pen Client
‫ ﻯ‬デジタルペンからの情報を加工
‫ ﻩ‬Voice Engine
‫ ﻯ‬VoiceXMLの処理、音声の入出力
‫ ﻩ‬HTML Browser
‫ ﻯ‬HTMLの表示
‫ ﻩ‬Client Controller
‫ ﻯ‬クライアントデバイスのまとめ役
‫ ﻯ‬プロキシの役割
‫ ﻳ‬コンテキスト情報の付加も行う
‫ ﻩ‬どれもHTTPの解釈が可能、独立している
5. PUBLISHING COMPONENT
‫ ﻪ‬2つのコンポーネント
‫ ﻩ‬OMSwe
‫ ﻯ‬元のデータは全てXML
‫ ﻯ‬HTML、VoiceXML、PDF、他データに変
換
‫ ﻳ‬PDFは冊子の印刷用に
‫ ﻳ‬クロスメディアリンクも含まれる
‫ ﻩ‬iServer
‫ ﻯ‬紙の情報をURLに変換、コンテキスト情
報はGETクエリとして送信
‫ ﻯ‬複数のリクエストには答えられない
‫ ﻳ‬例:詳細を音声とHTMLで伝えて欲しい
‫ ﻳ‬これはクライアントコントローラの改良で
対応する
6. PAPER AS A MOBILE
DEVICE
ブラウジングモード
‫ ﻪ‬アクティブコンポーネント
(AC)
‫ ﻩ‬要はJavaのプログラム
‫ ﻩ‬OMSwe AC (ブラウジン
グモード時)
‫ ﻯ‬実際のプロキシ処理を
実行
‫ ﻩ‬Capture AC (アクティブ
モード)
‫ ﻯ‬キャプチャ時に利用
‫ ﻯ‬動作に必要な情報を
サーバが伝達(アップ
ロード時のURLなど)
‫ ﻯ‬境界線を事前にサーバ
に確認
アクティブモード
7. EDFEST AT THE FESTIVAL
‫ﻪ‬
実験
‫ﻩ‬
‫ﻩ‬
2004年8月、エジンバラにおいて
被験者
‫ ﻯ‬3人のHCI・CSCW専門家、8人の一般人
‫ﻩ‬
被験者の声
‫ﻯ‬
‫ﻯ‬
‫ﻯ‬
‫ﻯ‬
‫ﻩ‬
「ナビゲーションしてもらうのに、最初は声で命令すれば良いことに気づかなかった」
「街中で声で命令するのは微妙」
「パンフレットにメモを取ろうとしたら、システムが誤認識」
「パンフレットのどの部分に対してのナビゲーションかが分かりにくい」
→フィードバックとして活用
8. INTERACTIVE ART INSTALLATION
‫ ﻪ‬Lost Cosmonaut
星図、本、
ラブレター(未
完)
‫ ﻩ‬EdFestを利用した例
‫ ﻩ‬未完のドキュメントに書き足す
と、映像・光・音楽が出力され
る
ディスプレイ
Nokia Digital Pen
9. CONCLUSIONS
‫ ﻪ‬EdFestシステムを開発
‫ ﻩ‬インタラクティブなシステム向けプラットフォー
ム
‫ ﻩ‬コンテキストアウェア
‫ ﻩ‬プロトタイピングが容易
‫ ﻪ‬エジンバラフェスティバルで使用