公立刈田綜合病院 ヘリポート 中央受付・外来診察棟 リハビリガーデン 診 療 科 目 内科・神経内科・呼吸器科・消化器科・循環器科・小児科・外科・ 整形外科・脳神経外科・皮膚科・ 心臓血管外科・泌尿器科・ 産婦人科・眼科・耳鼻咽喉科・麻酔科・リハビリテーション科・放射線科 施 設 概 要 建 物 構 造 免震構法地上3階建 病 床数 308床 (一般 300床、結核 4床 感染 4床) 職員数 279人 (臨床工学技士6名) 業務内容 ME機器管理 血液浄化 心臓カテーテル 高気圧酸素療法 ME機器管理 各部署・庶務課管理からMEセンター中央管理へ。 ME機器管理ソフトを使用しデータベース化。 中央管理下にない機器でも必要時、トラブル時に は対応する努力。 透析室のヒヤリ・ハット 1)血圧測定後に除水設定をしようと思っていたが 忘れてしまい、透析開始から15分間除水されて いなかった。 2)透析時間が3.5時間だったが、4時間で終了する よう設定されており終了直前に気付いた。 3)ヘパリン注入器のスイッチは入っていたが注入 速度が0のままで2時間目のチェックで気付いた。 IABPの事例 症状) 電源を入れても作動しない。 原因) 駆動部(セーフティディスク)の劣化。 管理部署が定まっておらず定期点検が 適切に行われていない。 対策) MEセンター管理とし、使用後点検、 月1回の定期点検を実施。 輸液・シリンジポンプの事例 1)シリンジポンプを使用中、他の作業をする為に三方活栓をオフの状態 にし元に戻すのを忘れ薬剤が注入されていなかった。各勤務帯で何度 かチェックする事になっているが発見されず閉塞(過負荷)アラーム も鳴らなかった。 2)コンセントが電源に差し込まれておらず、内蔵バッテリーで作動、 電圧低下アラームが鳴った。 3)輸液ポンプの気泡アラームを解除する為クレンメを閉じ、開放するの を忘れ、閉塞アラームが鳴って気付いた。 4)麻薬の時間量を確認していたが、追加の際3ml/hを2 ml/hで追加した。 5)輸液ポンプ使用中、積算量がカウントされていたので点滴が入ってい ると思ったが、点滴ボトルの量が減っておらずラインが閉塞していた。 今後の課題 技士の業務内容・スケジュールの見直しを 行い、中央管理の拡大に努力していきたい。 ヒヤリ・ハットの防止に関しては、各種トラブ ル対策として、装置への簡易操作マニュア ル添付、勉強会、説明会等を行い、各部署 への積極的な安全操作への働きかけを して再発防止に努めたい。
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