英語 テクスト意味空間分析法

英語
テクスト意味空間分析法
和田 真一 s01040sw
荻原 陽介 s02194yo
森岡 亮一 s02891rm
研究のテーマ

英語のイメージ分析
・日本人の英語に対する態度
・日本人の英語教育に対する態度
も分かればよい
方法・定義




Webgetを使用し、「英語」に関しての投書(四大紙)
で取れうる限りのデータを入力。
推定3000件
助詞は「は」、「が」、「お」、「に」、「で」を分析対象と
した
使用頻度が二回以上のものを対象とした
結果1 は~を
は
(で)ある
なる
役に立つ
意味する
ない
ある
必要ない
9
4
3
2
2
2
2
が
分かる
通じる
教える
使う
身につく
生かす
好きになる
できる
違う
上達する
4
4
2
2
2
2
2
2
2
2
を
使う
学ぶ
身につく
勉強する
教える
聞く
話す
しゃべる
生かす
習う
母国語とする
交ぜる
訳す
忘れる
見る
12
10
8
5
5
5
4
4
3
3
3
2
2
2
2
結果2 に、で
に
訳す
親しむ
触れる
限る
なる
ない
慣れる
堪能だ
なじむ
強い
直す
力を入れる
挑戦する
切り替える
置き換える
時間をさく
ある
育てる
11
9
9
7
6
5
5
3
3
3
3
2
2
2
2
2
2
2
で
話す
書く
いう
ある
呼ぶ
表現する
答える
会話する
行う
読む
教える
呼ぶ
伝える
尋ねる
考える
理解する
返す
意思疎通する
54
30
29
16
10
9
8
7
7
6
5
5
5
4
4
3
3
3
説明する
放送する
自己紹介する
苦労する
受ける
送る
案内する
使う
しゃべる
語る
日記をつける
述べる
訴える
流れる
意味する
演説する
あいさつする
仕事をする
やりとりをする
コミュニケーションをとる
3
3
3
3
3
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
カテコライズ
用言句に対するカテゴライズ
① 学習用言句(学ぶ、親しむ、触れる、身につく
等)
② 使用用言句(話す、使う、いう、書く等)
学習用言句考察1




学ぶ
を 10
親しむ
に 9
触れる
に 9
身につく
が 2 を 8
学習用言句考察2
「学ぶ」は年齢が広く、大きい意味での英語に対応
している = 基本
 「身につく」
使える英語が四つ/話せる/通用する/生きた
/常識的な

学校英語の習得以上のものを目標としているのが
見て取れる
学習用言句考察3
・「親しむ」
自然に英語に親しむ 3
幼児期、早期、小学校といった名詞が共起している文 5
・「触れる」
生きた英語 2/生の英語/本場の英語/本物の
英語
自然と英語に触れる
学習用言句4


「触れる」といった場合の英語は、学習目標として
の英語ではなく、個々人が直面する英語を志向し
ている場合が多い
「親しむ」は本来学習の意味合いを持たないが、
「英語」と共起する場合には、学習の導入としての
役割が期待されていると考える
使用用言句

話す・書く・言う
英語で~のあとにくるデータばかりだったために英
語のツールとしての役割が際立っていた。

使う・話す・しゃべる
英語を~のあとにくるため正しい英語、変な英語、
素晴らしい英語、美しい英語などといった表現が
多く見られた。
外国語 = 英語か?
外国語 = 英語か?
新聞ゆえか、外国語=英語という考えに対する批
判が多い
しかし、その中にあっても下記のような表現はみら
れ、外国語としてあげられるのはやはり英語で
あった。
英語などの外国語/外国語、特に英語/外国語、中で
も英語は

外国人 = 英語話者か?

英語話者という意味で外国人という名詞を用いて
いると思える表現が多く見られた。
外国語=英語と同じように、外国人=英語話者とい
う発想に警鐘を鳴らすような文も少なくなかった。
外国人とネイティブという言葉は区別されているよ
うだが、これについてはデータが少ない。
英語教育の語られ方

新しい英語教育を~型
~行う/~する/~導入する等

今までの英語教育を~型
~考え直す/~改める等
語り口調はこの二つに大別できる。
今後の課題
・新聞以外のデータも考える
・「親しむ」について焦点をあてる