運動量実験 - 浜島書店

運動量実験
巨大衝突球実験器(左)と、人が乗れる運動量カー(右)
東京理科大学 川村研究室
目次
1.ビー玉運動量カー
図1 ビー玉運動量カー
2.かっちんこっちん衝突球
図2 かっちんこっちん衝突球
1.ビー玉運動量カー
○材料
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図3 材料
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スチレンボード
竹串
ペットボトルキャップ
ストロー
大きいビー玉
(直径3mm程度)
セロハンテープ
はさみ
千枚通し
定規
カッター
洗濯ばさみ
1.ビー玉運動量カー
○作り方
➀スチレンボードを切る。
・三角形2枚(底辺25cm、高さ15cm)
・長方形1枚(50cm×4cm)
・四角形2枚(7cm×7cm程度)
図4 切ったスチレンボード
1.ビー玉運動量カー
○作り方
②斜面を作る。
三角形のスチレンボード2枚の間に、
四角形のスチレンボード2枚をはさみ、
テープで留めます。
図5 斜面
1.ビー玉運動量カー
○作り方
③車体を作る。
長方形のスチレンボードを
斜面にのせテープで留めます。
図6 車体
1.ビー玉運動量カー
○作り方
④車輪を作る。
ペットボトルキャップの中心に穴を
開け、2つのキャップを向い合せて
図7 車輪
テープで貼り合わせます。これが、
車輪となります。
図8のように、車輪、ストロー(5cm)、
車輪という並びで竹串に通します。
図8 車輪と車軸
1.ビー玉運動量カー
○作り方
3. 車体に車輪を貼り付ける。
車体と垂直になるようにして、
車体に車輪をテープで貼り付けます。
図9 車輪の貼り付け
・車体を手で押さえる
・ビー玉の数を変える
・洗濯ばさみで車体の重さを変える
図10 完成図
など、いろいろな条件で
実験をすることができます。
2.かっちんこっちん衝突球
○材料
図11 材料
・小型スタンド
・ミシン糸
・ストロー
・グルーガン
・ビー玉5個(直径1cm程度)
・セロハンテープ
2.かっちんこっちん衝突球
○作り方
3. ストローを加工する。
ストローを1cm程度に切り、先端を
V字に切り込みをいれます。
これを5つ作ります。
図12 加工したストロー
2.かっちんこっちん衝突球
○作り方
3. ストローとビー玉を接着する。
V字に切り込みを入れた側を、
グルーガンでビー玉と接着します。
図13 ビー玉の接着の様子
※V字の切り込みを、グルーガンで
完全に埋めないように注意します。
図14 接着後の様子
2.かっちんこっちん衝突球
○作り方
3. 糸を通す。
40cm程度に切ったミシン糸を、
ビー玉とストローのすきま部分に
通します。
図15 糸を通した様子
2.かっちんこっちん衝突球
○作り方
3. 小型スタンドにつるす。
小型スタンドにビー玉をつるします。
あとで長さを調節しやすいように、
図16のように、セロハンテープで
ミシン糸を留めます。
図16 スタンドにつるした様子
2.かっちんこっちん衝突球
○作り方
3. ビー玉の高さを揃える。
ビー玉が、全て同じ高さになるように、
ミシン糸の長さを調節します。
横から見たときに、全てのビー玉が
図17 高さを揃えた様子
一直線に並ぶようにします。
2.かっちんこっちん衝突球
○作り方
3. 糸をスタンドに固定する。
ビー玉の位置を固定するために、
小型スタンドとミシン糸を、
セロハンテープで留めれば完成です。
図18 完成図