第56回四国地区 小学校長教育研究 大会 徳島 大会

第57回 北海道
小学校長会教育研究
日高大会
○県教育委員会の考える課題を
知り、予算獲得への連携を
○今、校長として校長会として
考えるべきこと
○国の教育改革の動き
教育行政関係者による調査結果に見る
人的配置の課題(2013年度全国都道府県教育長会研究報告書
★47県中43県がスクールカウンセラー
配置に課題と回答
①人材の確保 ②配当時数や配置日数不足
③予算や国庫補助不足
★通級指導学級のための教員配置は全県実
施
加配:46県 県独自配置:6県
定数内配置:3県 その他:1県
★司書教諭及び学校司書の配置
定数内配置
司書教諭のみ:34県
※18県が、課題として負担軽減を指摘
市町村が学校司書を配置等:13県
加配:1県
★特別な配慮が必要な教育課題
少人数学級:44県 特別支援教育:39県
いじめ・不登校:41県 学力向上:38県
★県単独定数の改善要求への危機感
校長として考えること
①
安全・安心な学校づくり
②
学力の向上と適切な説明
③
生きる力の育成
④
教材・図書整備
安全・安心な学校づくり

いじめ防止対策推進法に基づく学校いじ
め防止基本方針の策定、防止等の対策の
ための組織の設置、定期調査の実施

食物アレルギーに対する校内組織の設置、
エピペン講習の実施、給食対応の充実
危機に役立つ視点からの防災訓練の内容
の見直し
 天候の激変に対応した学校の組織的対応

学力向上と適切な説明
学力テストの結果公表で示せた校長会の
結束
 行政の論理と学校の論理

自校の課題についての説明責任と改善策
の提示
 自校の育成したいと考える学力像の明示
 今後求められる資質・能力の議論
 個に応じた指導体制の確立と人材確保

生きる力の育成

覚えた知識の量から知識をどのように活
用したかへ

言語活動の充実を基礎にした問題解決能
力の育成へ
クロスカリキュラムの発想生かした指導
へ
 社会参加、社会参画能力の育成
 総合的な学習の時間の位置づけ

教材・図書の整備
問題解決を支える教材整備計画
 ICT環境の整備


読書センター機能と学習センター機能を
もつ学校図書館整備
一般財源化されている図書整備費と教材
整備費
 地域図書館と学校のネットワークづくり
 見学・調査学習での調べ方指導

校長会として考えること

組織力を活用した教育環境整備への取組
小中連携、義務教育開始年齢の引き下げ
に対する学校現場の声を伝える
 増える非常勤教員の指導力向上への取組

教員の養成・採用・育成制度への学校現
場の声の反映を
 正規教員以外の専門的職員の配置の要望
 教員の多忙化と人事配置

学制改革の推進①
・小学校への外国語活動の導入をはじめとした
学習内容の改善を考慮した、小中一貫教育学
校の制度化
◆6・3制を4・3・2制などの弾力的運用
を認める
◆教員免許制度の在り方の見直し
◆小中一貫教育を全国的に展開し、取り組み
の質の向上を図る観点からの方策の検討
学制改革の推進②
・教員養成・採用・研修の接続を重視して
見直し、再構築するための方策
◆これからの教育を担う教員に必要な資
質・能力の育成の観点からの教員養成
課程の内容や課程認定制度を含めた教
員免許制度の見直し
◆採用の前または後に学校現場で行う実
習等で適性を厳格に評価する仕組みの
導入
◆選考過程の改善を図る取組
学制改革の推進③
・教員が指導力を発揮できる環境を整備し、チームとし
ての学校の力を向上させるための方策
◆教員の評価や処遇の在り方
◆教員と教員以外の者がそれぞれ専門性を発揮し学校
組織全体の総合力を高めるための方策
◆体系的・計画的な管理職の養成・研修システム構築
の方策
◆主幹教諭や主任の在り方など学校の組織的運営体制
を充実させるための方策
◆指導教諭や指導主事の要塞や活用の在り方など指導
体制を充実するための方策
新たな教員定数改善計画(10ヶ年)
○教育の質向上を実現するため、これまで
の少人数教育や指導力向上の取組を踏ま
え、きめ細かな指導体制の整備を図る
○教員に加えて多様な専門性をもつスタッ
フを配置し、チームとしての学校教の教
育力を最大化する
○新たな教職定数改善計画の策定(10年間)
授業革新等による教育の質の向上
■課題解決型授業(アクティブラーニン
グ)の推進(10,500人)
■授業革新に向けた研修の充実(1,000人)
■小学校における専科指導の充実(3,700人)
■小中一貫教育の充実(300人)
チーム学校の推進
■学校マネジメント機能の強化(教頭・主幹教
諭等の配置の充実)(2,200人)
■学校の事務機能の強化(3,000人)
■養護教諭・栄養教諭等の配置充実(1,300人
■専門人材の配置充実(450人)
学校司書・ICT専門職員、地域連携担当職員等
全連小の本年度要望重点事項

教員の定数改善による学校教育の充実

新たな教育課題に対応するための人的措
置

東日本大震災被災県の教育環境整備の継
続

優秀な教員の確保
個別の教育課題への対応
■家庭環境や地域間格差など教育格差の解
消(学力保障に必要な教員の加算措置の実施)
(2,000人)
■いじめ問題等の問題行動への対応
(1,900人)
■特別支援教育の充実(3,100人)
学校規模の適正化への支援
■学校統合に係る支援
(統合前1年、統合後5年間支援)
(1,150人)
■複式学級編成の標準の引き上げ
小学校16人
→
14人
(1,200人)
本年度の要望事項の概要①
公財政支出のGDP比5%までの引き上げ
 義務教育標準法の改正による公立義務教育諸
学校の教職員基礎定数の抜本的見直し
 英語・理科等の専科化、専任指導者としての
司書教諭配置、特別支援コーディネイターの
正規教員としての配置
 へき地校への教頭、養護教諭、事務職員の全
校配置と5学級以下の小学校の教員配置率の
改善
 複式学級及び特別支援学級楽興ウ編成基準を、
地域・学校の実態に応じた改善

今年度の要望事項の概要②

特別支援学級及び通常の学級における支
援員配置の充実
学校図書館司書及びICT支援員等の専
門職員の配置
 ALT配置の促進
 大学の教員養成課程の内容の見直し


教材整備費、図書整備費の本来の目的に
限定した執行
今年度の要望事項の概要③

教職員の加配措置の継続、スールカウン
セラー及びスクールソーシャルワーカー

設置自治体の学校施設復旧の支援

教材整備への財政支援

就学援助等の急増に対する適切な支援
今年度の要望事項の概要④

人材確保法の堅持、教員給与の優遇策

教職調整手当の引き上げ

教員養成課程と教育委員会の研修を連動
させたプログラムの開発

退職教員や退職管理職の活用