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地 球 温 暖 化
解説:
現在、地球が少しづつ温かくなっている(地球温暖化)ことが世界の大きな問題に
なっています。地球の温度が上がると、南極や北極の氷がとけて海面が高くなったり、
洪水やかんばつが起こったり、農作物の量が少なくなったり、伝染病がひろがったり
します。このまま規制を行わない場合、21世紀末には地球の平均気温が数度C上昇
し、海水面が数十cmも上昇するとの予測が出されています(気候変動に関する政府
間パネル(IPCC))。
この地球温暖化の原因は、主に化石燃料を燃やした時にできる二酸化炭素(CO
2)が一番の原因といわれています。二酸化炭素は温室のガラスと同じように、熱が
地球の外に出て行くのをふせぐ性質(これを温室効果といいます)があるため、大気
の中の二酸化炭素がふえると、地球の温度も上がってしまうのです。
●現在、地球が少しづつ温かくなっている(地球温暖化)ことが世界の大きな問題になっている。
●地球温暖化の原因は、主に化石燃料を燃やした時にできる二酸化炭素が一番の原因といわれている。
温 室 効 果 ガ ス
解説:
二酸化炭素(CO2)、メタン(天然ガスの主成分)、フロンなどは、温室のガラスと
同じように、太陽からの日射エネルギーをほぼ完全に通過させ、地表から放射させ
る熱(赤外線)を吸収し、熱が地球の外に出て行くのをふせぐ性質があるため温室
効果ガスと呼ばれています。
その中で、二酸化炭素(CO2)は産業革命以後、急激に排出量が増え、それに
伴って大気中のCO2濃度も大きくなり、温室効果ガスの中で地球温暖化に最も大
きな影響力があります。
●二酸化炭素(CO2)、メタン、フロンなどは温室効果ガスである。
●二酸化炭素(CO2)は温室効果ガスの中で地球温暖化に最も大きな影響力がある。
図2 化石燃料からのCO2排出量と大気中のCO2濃度の変化
●日本のエネルギー源別CO2発生量は石油からのが全体の約50%となっている。
●ただし、増加量の面でみると、石炭、天然ガスからの増加が大きくなっている。
資料
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(財)エネルギー総合工学研究所 運営
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地球温暖化 http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data5001.html
温室効果ガス http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data5005.html