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学環・学府の誕生と発展
1929 東京帝国大学新聞研究室 設立 →新聞研究所(1949)
2000 東京大学大学院情報学環 設立
2004 大学院情報学環と社会情報研究所(旧新聞研)の合併
(3コース:文化人間/学際理数/社会情報のスタート)
2006 総合分析情報学コース 発足
2008 アジア情報社会コース 発足
情報学環=研究組織
学際情報学府=教育組織
学際情報学専攻
社会情報学コー
ス
文化・人間情報
学コース
アジア情報社会
コース
学際理数情報
学コース
総合分析情報
学コース
「学環」の理念
 Encyclopedia = 「百学連環」
西周著『百学連環』(1872年頃)
「英語のEncyclopedia なる語の源は、希臘のEgkuklopaideia なる語より来た
りて、即其辞義は童子を輪の中に入れて教育をなすの意なり。故に今之を
訳して百学連環と額す」
Egkuklopaideíã = egkúklios
+ paidós
=円環の kúklos ⇒ circle
=子供、学び
⇒ pedagogy
 文化運動としてのフランス百科全書
「生産者としての編集者、執筆者、出版業者およびその下にある印刷職人、取締り者と
しての当局、反対者としてのジェジュイットを中心とする反動派、シンパサイザーとして
の自由主義的傾向の人々、読者としての民衆、これらすべてのものの活動」 ネットワ
ーク(桑原武夫編『フランス百科全書の研究』岩波書店、1954年)
大量でハイブリッドな執筆者集団:184人
「机上派」:学者、著述家、編集者、僧侶など
「実行派」:官吏、医師、軍人、徴税請負人、技師など
67人
98人
 横断的な知のルネッサンス:知の構造化
17~18世紀:ヨコの時代=横断的な知の拡大
→19~20世紀:タテの時代=専門的な知の深化
→21世紀~ :再びヨコの時代=横断的な知のよる専門知再編成
東京大学の構造と学環の流動システム
 「理系」と「文系」
 「本郷」と「駒場」
 「学部・研究科」と「研究所・センター」
総合文化研究科
教育学研究科
情報理工学研究科
医学系研究科
薬学系研究科
生産技術研究所
史料編纂所
情報
学環
社会科学研究所
東洋文化研究所
キラ星の如き教師 日本一多様な学生
 学府:院生350人規模の大学院(定員
修士85 博士38)
院生数(08.4.1):341人(修士194 博士147)+人文社会系社情
+外国人研究生+教育部研究生+コンテンツ人材育成プログラム学生
教育学研究科:408人 経済学研究科:282人 薬学系研究科:354人
数理科学研究科:155人 情報理工学研究科:621人
東京大学全体で、約14,000人
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
志願者
161(40)
167(42)
219(35)
134(29)
157(28)
178(31)
210(29)
合格者
52(14)
50(17)
52(15)
58(21)
53(13)
75(11)
79(16)
倍率
3.1(2.9)
3.3(2.5)
4.2(2.3)
2.3(1.4)
3.0(2.2)
2.4(2.8)
2.7(1.8)
 キラ星のごとき教師
専任教授の一部を挙げてみるだけでも・・・・
河口
坂村 暦本 池内 原島
西垣 佐倉 馬場 石田 吉見 田中 須藤 橋元 濱田 姜尚
洋一
健 純一 克史 博
通
統
章 英敬 俊哉 明彦 修 良明 純一 中
郎
准教授、特任・客員も含めるとさらに多様…
立花隆、押井守、・・・・・・
カリキュラム支援体制
―
 主指導教員/副指導教員の
複眼的指導
WWW発表会(オン・オフライン)
修士論文中間発表会
日韓合同ビデオ授業の実施
iii-onlineによる学習環境
博士課程コロキウム
授業でのWWWの活用
iii-archivesの構築
―情報技術と教室の融合
情報学環の国際活動
Academic Writing Exercise: Writing
English for Academic Publication
Academic Communication in English:
英語でのプレゼンテーション実習
URL: http://www.iii.utokyo.ac.jp/academicwriting/
北京
清華大学
学際情報学国際共同演習:ソウル
大学との英語による共同ビデオ授業
(2005年より)
ソウル
ソウル大学
東京大学
情報学環
上海
復旦大学
上海交通大学
台北
台湾大学
年一回・ソウル大との合同シンポ
→ 2007年は、ソウル大、ニューヨー
ク大との3カ国合同シンポジウムへと
発展
「東アジアにおける社会情報の
新展開(The New Trends of Socioinformation in East Asia)」開催 (11
月15、16日)
英語授業:山口いつ子准教授「ユビ
キタス時代におけるサイバー法の課
題」ほか
そのほか、アジア、欧州、米国など
世界各国での国際会議参加、国際
ワークショップの開催、国際学会活
動など多数。
どのような人材を養成するのか
技術知識と融合した新しい人間知としての情報の専門家
研究職・教員
新しい情報産業人
プロデューサー
ジャーナリスト
国際的専門職
アーキビスト・
キュレーター
2つの専門を組合わせられる
デザイナー・
クリエーター
新しい官僚
博士課程(38人/年)
修士課程(85人/年)
産業界
行政
理系学部
芸術系学部
文系学部
海外
情報学環の将来展開
情報学環・福武ホール
計測・
プログラミング
→新しい東京大学と社会の窓
総合分析
政策・
情報学コース システム設計 ジャーナリズム教育研究
← 旧新聞研究所(1929~)の蓄積
学際理数
情報学コース
情報
社会情報 コンテンツ創造情報学コース
←人材育成プログラム、
情報学コース ←コンテンツコア+全学横断科目群
アジア情報社会コース
認知・環境・
表現
文化・人間
情報学コース
思想・歴史・
社会調査
【寄附講座】
ベネッセ先端教育技術学
←東洋文化研究所と連携
→英語で学位、秋入学、AO入試
総合防災情報研究センター
←地震研究所・生産技術研究所と連携
→東京大学の防災研究拠点をネットワーク化
OKIユビキタスサービス学
COE次世代ユビキタス情報社会基盤
凸版ユビキタス情報社会基盤学
社会情報研究資料センターの高度アー
カイブ化(iii archives の構築)
電通コミュニケーション・ダイナミクス