産業界出身教員向け研修 カリキュラムⅡ 付属資料7-3 演習の進め方 1 演習の目的 • 担当科目内容(授業設計書/シラバスは当該 大学が期待している内容と合致したものであ るかについて、客観的に確認すること • 科目の概要説明は、学生や他の教師から見 て分かりやすいものとなっているかを確認す ること • 授業展開が当該科目の学習順序からみて相 応しいレベルになっているかを確認すること 2 演習のゴール • 授業において、学生が主体的に参加し思考 力を高めるために、いろいろなアイデアを取り 入れることができる • 担当科目の授業計画・設計・実施において、 第三者のアドバイスやノウハウを応用できる • 環境分析など授業の事前準備ができる • 授業の自己評価やフィードバックが適切にで きる 3 演習のスケジュール • 13:00 演習の進め方の説明 • 13:10 課題に関するグループ討議 » (チームごと) (途中10分休憩) • 15:15 研修まとめレポート作成 » (個人ごと) • 15:35 各チームから気づきを発表 • 講師によるまとめと講評 • 16:00 終了 4 演習方法 • 検討課題の視点で、以下について議論する – 授業計画(派遣先情報)の内容をIDに照らし合わ せて、問題点をグループで議論し、改善点をまと める – 教えずに気づかせるにはどうすればよいかについ て議論し、アイデアをまとめる – 授業の実施方法について問題意識やアイデアを 出し合い、気づきを得る • 議論を反映して研修まとめレポートにまとめる 5 検討課題 • 担当授業の設計/シラバスのレビュー • 予め提供された派遣先情報とその補足資料を基に • 授業の自己評価とフィードバック方法 • 午前中の講義を基に • その他 – 効果的な授業に向けて心がけたいこと – 教材の作り方と与え方 など 6 参考 演習の実施方法例(1/3) • 授業計画のレビュー – 参加者が事前に作成したものを基にレビュー • 教材の作り方 – 参加者が事前に一部の教材を作成したものを基 にレビュー 詳細な教材 – 必要に応じて教材の例を紹介 概要のみの教材 7 参考 演習の実施方法例(2/3) • 講義方法 – 参加者が作成した教材の一部を使ってミニ講義 を行い、チーム内で講義方法の改善について議 論 • 経験の話し方 – 参加者が担当授業に関連する経験を話し、チー ム内で経験の話し方の改善について議論 • 問いかけの方法 – 参加者が学生への問いかけを実演し、チーム内 で問いかけの方法の改善について議論 8 参考 演習の実施方法例(3/3) • 質問に対する回答方法 – 参加者が学生からの想定質問に対する回答を実 演し、チーム内で回答方法の改善について議論 – 想定質問は参加者が事前に作っておく、または、 チーム内で作る • 授業のフィードバック方法 – 毎回の授業に対する学生へのフィードバック方法 について議論 – 必要に応じて、気づきシートの活用例を紹介 9 研修講師向け研修 カリキュラムⅡ 演習の進め方 10 演習の目的 • 担当科目内容(授業設計書/シラバスは当該 大学が期待している内容と合致したものであ るかについて、客観的に確認すること • 科目の概要説明は、学生や他の教師から見 て分かりやすいものとなっているかを確認す ること • 授業展開が当該科目の学習順序からみて相 応しいレベルになっているかを確認すること 11 演習のゴール • 授業において、学生が主体的に参加し思考 力を高めるために、いろいろなアイデアを取り 入れることができる • 担当科目の授業計画・設計・実施において、 第三者のアドバイスやノウハウを応用できる • 環境分析など授業の事前準備ができる • 授業の自己評価やフィードバックが適切にで きる 12 演習のスケジュール • 13:00 演習の進め方の説明 • 13:10 課題に関するグループ討議 » (チームごと) (途中10分休憩) • 15:15 研修まとめレポート作成 » (個人ごと) • 15:35 各チームから気づきを発表 • 講師によるまとめと講評 • 16:00 終了 13 演習方法 • 検討課題の視点で、以下について議論する – 授業計画(派遣先情報)の内容をIDに照らし合わ せて、問題点をグループで議論し、改善点をまと める – 教えずに気づかせるにはどうすればよいかについ て議論し、アイデアをまとめる – 授業の実施方法について問題意識やアイデアを 出し合い、気づきを得る • 議論を反映して研修まとめレポートにまとめる 14 検討課題 • 担当授業の設計/シラバスのレビュー • 予め提供された派遣先情報とその補足資料を基に • 授業の自己評価とフィードバック方法 • 午前中の講義を基に • その他 – 効果的な授業に向けて心がけたいこと – 教材の作り方と与え方 など 15 研修講師向け資料 16 研修講師の役目 • 演習の議論が深まるように支援する • 派遣教員に教えずに気づかせる • 役目を全うするためには、どのようなスキル や心構えが必要かを認識する 17 派遣教員の演習指導例 • 教えずに気づかせることを念頭に置いてグループ討 議をサポートする • 参加者との対話を通して、問題意識の高いテーマを 抽出し、議論を展開する – テーマの例 • 授業計画のレビュー • 教材の作り方 • 講義方法 • 経験の話し方 • 問いかけの方法 • 質問に対する回答方法 • 授業のフィードバック方法 • 自己評価 など 18 参考 演習の実施方法例(1/3) • 授業計画のレビュー – 参加者が事前に作成したものを基にレビュー • 教材の作り方 – 参加者が事前に一部の教材を作成したものを基 にレビュー 詳細な教材 – 必要に応じて教材の例を紹介 概要のみの教材 19 参考 演習の実施方法例(2/3) • 講義方法 – 参加者が作成した教材の一部を使ってミニ講義 を行い、チーム内で講義方法の改善について議 論 • 経験の話し方 – 参加者が担当授業に関連する経験を話し、チー ム内で経験の話し方の改善について議論 • 問いかけの方法 – 参加者が学生への問いかけを実演し、チーム内 で問いかけの方法の改善について議論 20 参考 演習の実施方法例(3/3) • 質問に対する回答方法 – 参加者が学生からの想定質問に対する回答を実 演し、チーム内で回答方法の改善について議論 – 想定質問は参加者が事前に作っておく、または、 チーム内で作る • 授業のフィードバック方法 – 毎回の授業に対する学生へのフィードバック方法 について議論 – 必要に応じて、気づきシートの活用例を紹介 21 参考 研修講師のみの演習事例 • 教えずに気づかせるにはどうすればよいかを 念頭に置いて演習に取り組む • 参加者の問題意識を出し合い、問題意識の 高いものを1つまたは複数選択して議論する 22
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