デジタル表現論 第5回 CGの発達 伊藤 穣 [email protected] 授業ハッシュタグ #デジ表 これまでのCGの役割 • ありえないものを表現 – 架空の生き物、物体 – 不思議な事象 • 従来にない映像表現 – 異空間 – 魔法による効果など 今回の内容： CGの発達 • 視聴する映像 – 「フォレスト・ガンプ」 – 「ベイブ」 – 「ジュマンジ」 – 「タイタニック」 – 「少林サッカー」 – 「英雄」 – 「マトリックス・リローデッド」 • 映画の表現がどのように拡張されたか考察 CGの発達 • 「フォレスト・ガンプ／一期一会」（1994年） – ロバート・ゼメキス 監督 – 主演： トム・ハンクス、ゲイリー・シニーズ – SFやファンタジー以外でCGを活用 • 過去の映像との合成 • 視聴場面 – オープニング、鳥の羽が・・・ – 卓球で超人技、そしてある有名人と会う CGの発達 • 「ベイブ」（1995年） – クリス・ヌーナン 監督 – 第68回アカデミー賞視覚効果賞受賞 – 動物がしゃべる • 実物の動物の口元だけをCGで表現 • アニマトロニクスも併用 • 視聴場面 – 主人公（ベイブ）は、ある農場につれて来られる。 CGの発達 • 「ジュマンジ」（1995年） – ジョー・ジョンストン 監督 – 主演 ロビン・ウイリアムス – 現存する動物をCGとアニマトロニクスで描写 • 視聴場面 – 双六のようなゲームを始めてしまった子供達。 ゲームの進行に合わせて不思議なことが次々と。 – さらに大変なことに。 CGの発達 • 「タイタニック」（1997年） – ジェームズ・キャメロン監督 – 主演 レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンス レット – 人物や海洋、船体内部などをCGで表現 • メイキング映像 – 機関室（ミニチュアとCG） – あのシーン CGの発達 • 「少林サッカー」（2001） – チャウ・シンチー（周星馳） 監督・脚本・主演 – 新たな分野にCGを用いた • かなりどうでもいい場面でもCG • 視聴場面 – 饅頭を作るヒロイン。 – サッカーの試合。相手に圧倒され、窮地に追い込 まれるが、”彼らが帰ってくる”。 CGの発達 • 「英雄 HERO」（2002） – チャン・イーモウ 監督 – 主演 ジェット・リー、チャン・ツィイー、トニー・レオ ン、マギー・チャン • 視聴場面 – 秦の大群に襲われる趙。矢の雨の中、書道を続 ける人々を守るために主人公は・・・。 – 紅葉の森林で向かい合う二人の女性剣士。 CGの発達 • 「マトリックス・リローデッド」（2003） – ウォシャウスキー兄弟 監督・脚本 – 主演 キアヌ・リーブス – 仮想世界を中心に物語が進行する。 • 視聴場面 – 元エージェントのスミスさんは、主人公に恨みを 抱き、恐るべき技で襲い掛かってくる。 次回 • 様々なアニメーションの技法 – セル画以外のアニメーション
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