新型感染症 2004.11.28 歴史 • 20世紀:抗生物質⇒感染症は制圧できる • 1980年WTOが天然痘根絶を宣言 • 同時期に、エイズウィルス、O-157の発見 • 1995年:ザイールでエボラ出血熱が流行 • SARS(新型肺炎、重症急性呼吸器症候群) の出現 日本の感染症法 • ペスト、コレラなどの感染症患者が入院する指定 医療機関を定める • 陰圧個室があるか、ただ、専門医のいない指定 医療機関もある – 症状からどのような病気か見当をつけ、適切な検査 法を選んで治療し、さらに院内感染の可能性や地域 社会に与える影響を的確に判断する(読売2003.7.9) • 感染症対策は都道府県の仕事で、食中毒は国 が積極的に調査できる 鳥インフルエンザ • 2003年暮れからアジアで流行、ベトナムで人に感 染、死者が出た • 新型インフルエンザ:鳥インフルエンザウィルスが 遺伝子の組み換えや変異により人から人への感 染力を獲得して起こる • 大半の人は免疫力を持たない⇒感染が拡大しや すく、発生時は世界的大流行の恐れ • 1918年:スペイン風邪、1957年:アジア風邪、1977 年:ソ連風邪 新興感染症 • ほとんどが動物由来 • SARSもそうだ • オーストラリアのヘンドラウィルス、マレーシアの ニパウィルス(人間に致死的) • こうもりで広まっていたウィルスが、馬や豚に感 染、これが人間にうつった • 米国の西ナイル熱、サル痘 • 人間の側に免疫がないため、深刻な被害をもた らす • 感染源となる動物の輸入禁止などの強制措置
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