人事・ 人財マネジメント」への 組合員ニーズの参画

「人事・人財マネジメント」への
組合員ニーズの参画
実行開始予定日: 2005年7月27日
実行期間予定 : 2005年7月27日~2006年8月31日
作成日
作成者
: 2005年6月10日(第1次案)
: 広中 啓人
1.背景
1-1. NTTデータは、今までにない厳しい状況にある。
契約方法の見直し・同業他社との競争激化により、強み
の公共部門からの利益が今まで程、期待できない。
↓
公共部門: コスト削減等のさらなる効率化を目指す
法人部門: 弱みの部門だが、利益の増加を目指す
1-2. 組合員はモチベーションを高め、今までとは違う新し
い仕事のやり方にチャレンジする必要がある。
↓
現在、NTTデータ労使では、「人事・人財マネジメント」
(新しい人事制度)の構築に取り組んでいる
2.問題・課題
2-1. 組合員の中には、長時間労働に疲弊し、目
の前の仕事に没頭せざるを得ない者もいる。
2-2. 組合員の中には、評価制度への納得性が低
く、モチベーションを下げている者もいる。
2-3. 組合員の中には、キャリアプランが描きにくく、
将来に不安を感じている者もいる。
人事制度に関する問題・課題は、多い。
3.プロジェクトの対象者・実行者
&中・長期的狙い
対象者: 組合員
実行者: データ本部・NTTデータ
狙い : 組合員のニーズを取り入れ、
「人事・人財マネジメント」を組合員
にとって、望ましいものとする。
→組合員のモチベーションの向上
4.プロジェクトの達成目標&
そのアウトプット・判定指標
1.7月開催の大会議案に示される組合の要求する施策案を
「人事・人財マネジメント」の施策として導入・実施する。
(アウトプット) 「人事・人財マネジメント」の施策(文書)
(指標) 「人事・人財マネジメント」の施策に反映された
組合の施策案の数
2. 社員満足度を向上する。
(アウトプット) 社員の満足
(指標) 社員向けアンケート「社員満足度調査」の
人事制度に関するポイント
→現在の2.9→3.6へ上げる。
5.具体的活動(1/2)
1. 大会議案に示した組合の要求する施策案について、
定期的に労使で検討する場を持つ。
→ 施策の分類別(評価・処遇等)に、組合員のニーズ
を整理したチェックリストを用意する。
2. 1.を進めながら、総対話において、組合員から人事制
度に関するニーズを集め続ける。
① データ本部のHP上でもコメントを募集できるしくみ
をつくる。
→総対話に参加できない組合員ニーズも集める
② 組合員に確認すべきポイントを網羅したチェック
リストを用意する。
→執行役員ごとに、組合員に訊くポイントがまち
まちにならないようにする
5.具体的活動(2/2)
3. 組合員のニーズを集計・分析する。その結果と大会
議案に示された組合の施策案を突合し、ズレがないか
確認する。
4. 人事制度の留意すべき点について、関連の書籍や
セミナーから情報収集を行う。
5. 2・3で得た情報を1の検討に提供・活用し、人事制度で
留意すべき点をふまえつつ、組合員のニーズをタイム
リーに施策に反映させる。
6.必要なインプット&予算
インプット: 組合員の声
人事制度に関する書籍・セミナー
予算
: HPの機能追加費 50万円
書籍・セミナー費 10万円
合計
60万円
7.モニタリング



HP上から組合員のニーズを募集する際に、
その件数を確認する。
組合員に確認すべきポイントを網羅した
チェックリストを用意する際に、執行役員が
そのリストを利用しているか確認する。
チェックリストを用意した場合としていない場合とで、変
化があるか確認する。
(例) 組合員ニーズの質・数・集計のしやすさ等
ご清聴、
ありがとうございました。