スキャナーの構造と特性 フラットベットスキャナ ドラムスキャナ レーザーフィルムディジタイザ Konica LD-5500 スキャナーとは 紙やフィルムに描画(印刷)された画像(イメージ)を コンピュータに取り込むためのデバイス 写真、文書、図面などの原稿を光学的に走査 (スキャン)して、その反射光や透過光の強度を はかり、これをAD(アナログーデジタル)変換して コンピュータに入力する 光学走査 文書 藤田研究室にある EPSON ES-2000 スキャナ スキャナ 透過光を読み取る 文書 反射光を読み取る 光学走査(スキャン) センサーの種類 CCD(Charge-Coupled Devices): ・半導体による固体撮像素子で光があたると電気的特性が 変わる性質がある ・立体物でもある程度きれいな画質でスキャンする事が可能 ⇒構造上スキャナ本体に厚みがある CIS(Contact Image Sensor): ・密着型撮像素子 ・原稿が台から浮いてしまうほどピントが合わず、ぼやけた 画像になってしまう ⇒スキャナ本体が薄くて軽い フラットベットスキャナの構成例 センサーの並び方の例 EPSON GT-9800Fスキャナの例 走査(スキャン)方法 面走査方式 現在スキャナーとして、 ほとんど使われていない 線走査方式 市販のスキャナーの ほとんど 線走査の動画 (line.avi) 走査(スキャン)方法 点走査方式 オプティカルメカニカルスキャナ レーザーフィルムディジタイザの 構成例(konica LD-5500) デジタル変換 走査 X線フィルムは 半導体レーザに よって走査される ポリゴンにより点走査 ホトマルチプライヤにより 電気信号に変換後、A-D 変換器によりデジタル化 dpiとは? dpi(dots per inch) 1インチ(25.4mm)当たりどれだけ点を打てるか 問1:400dpi時の1点の幅は? 25.4(mm)÷400=0.0635mm 問1-2:縦横400dpi時のます目は? 0.064mm四方 問2:400dpiでA4サイズ(200×287mm)をスキャンした場合の 必要な画素数は? (200÷0.064)×(287÷0.064)=14×106画素 問2-2:読み取りはモノクロ画像(2値)の時の容量(kB数)は? 14×106 ÷8÷1024=約1710kB(1.7MB) ⇒さらにカラー(24ビット)で読み取るならば・・・・
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