プロジェクト概要 課題と目標 検証プロジェクト もっと - delight

 超上流デライト設計・生産
革新的デライトデザインプラットフォーム技術の研究開発
Development of Innovative Delight Design Platform Technologies
プロジェクト概要
もっと魅力のある製品の開発のための デライトデザイン技術
デライト製品=当たり前品質×性能品質×
ト製品=当たり前品質×性能品質×魅力品質(>感性に響く商品、新しいコンセプトの商品)
設計プロセス 及び その支援技術の革新が必要
本プロジェクトの4大課題
感性データベース
感性モデリング
感性リバース
感性統合化
感性設計のための感性を測る物差しの実現
感性も含めた構想設計の強化技術
構想設計のベースとなる現行商品の解析技術
構想設計から詳細設計へのシームレスな連携技術
デライトデザインプラットフォームの開発
誰でもがデライトデザインを実行できるような ITツール群 を実現し普及させたい
IT化により、
大企業だけでなく、中小企業も含めて、魅力品質志向のものづくりに転換したい
課題と目標
検証プロジェクト
性能品質
移乗補助器
感性品質
風量、電力、
重量 etc.
(カタログ値)
感性に訴えるものづくり
可愛い、
心地よい etc.
建設機械
〈現設計プロセスの課題〉
1
曖昧なユーザー要求
分析による製品企画
製品構想
3
企画/構想で練られた
コンセプトが具体化されていない
2
デライトデザイン
プラットフォーム
感性データベース構築技術
感性モデリング技術
詳細設計
メカ
エレキ
ソフト
経験則にのみ
基づいた構造見極め
〈構想設計と詳細設計の統合化〉
検査/
修正
検査/
修正
量産
どこかで見たことのあるような 製品しか作り出せない (アッと驚くような製品にならない)
4
現在のIT領域
スキャン
感性モデル
MBDの世界標準的言語仕様
感性統合化技術(電気系)
感性モデルによる
回路系 設計モジュール
全世界で3500社以上の顧客企業
約43%のCADソフトウェアの国内シェア
全世界で600社以上の顧客企業
一致具合
感性統合化技術(機械系)
感性リバース技術
感性モデルによる
機械系設計+リバースモジュール
スキャン
シューズ
マッチング
全世界で2000社以上の顧客企業
約67%のCAD ビューワー国内シェア
スキャン
感性指標
レコメンド
国産のCADシステム上に実装
開発体制
活動
東京大学
・HP http://www.delight.t.u-tokyo.ac.jp/
・公開シンポジウム開催(年 1 回)
・デライトデザインスクール(講習会、年 2 回程度)
・コンソーシアム
- 企業メンバを中心としたコンソーシアムを設立し、その場の議論を通じて
技術開発へフィードバックを行うと共に、共同開発の起点とする
・鈴木 宏正(PL, 教授)
・村上 存(教授)
・青山 和浩(教授)
・淺間 一(教授)
・梅田 靖(教授)
・太田 順(教授)
・柳澤 秀吉(准教授)
・大竹 豊(准教授)
・原 辰徳(准教授)
・長井 超慧(助教)
・緒方 大樹(助教)
魅力指標
プロジェクト研究員
・大富 浩一
・片山 寛之(学術支援)
・白藤 翔平
・Chew Jouh Yeong
再委託先
・(株)図研
・ラティス・テクノロジー(株)
ホームページ
お問い合わせ
〒 113-0033 東京都文京区本郷 7-3-1 東京大学大学院工学系研究科精密工学専攻鈴木研究室気付
E-mail:[email protected] TEL:03-5841-8374 / FAX:03-5841-8552
シンポジウムチラシ
シンポジウム風景
この成果は、国立研究開発法人新エネギー・
産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業
務の結果得られたものです。 2015 年 9 月
超上流デライト設計・生産
革新的デライトデザインプラットフォーム技術の研究開発
Development of Innovative Delight Design Platform Technologies
心地よい音のヘアドライヤー
デライトデザイン
プラットフォームの適用例
ヘアドライヤーの設計プロセス
開発するプラットフォーム(設計支援技術)
音の感性 DB
既存の製品群
サンプルの
ヘアドライヤー
想定ユーザー
感覚刺激(音)
物理量
感性指標
魅力評価値
ラウドネス
シャープネス
分析
ラフネス
変動強度
計算
評価
計測
感性 DB
SD法等による
感性DBの構築
高級感
心地よさ
力強さ
SD法による
官能評価
デライトマップによる感性目標の設定
5
感性DBによる
魅力指標の分析
魅
4
3
値
価
評 さ
力 よ
地
心
感性指標の第2因子
魅力指標を感性指標のマッピング上で可視化(等高線表示)
感性指標と
魅力指標の相関
感性指標の
主成分
2
魅力評価値の
プロット
1
感性指標の第1因子
音のモデルを含んだ感性モデリング
Model Based Design System
設計対象の機能のモデル化と
シミュレーション
世界初
音のモデルを含む
1Dモデルによる
感性品質のシミュレーション
感性モデリングの
ためのリバース
XCT
スキャニング
3Dモデル
リバース
感性モデルによる詳細化
メカ設計
1Dモデル
1Dモデル
詳細設計へつなぐ
感性統合化
エレキ設計
3Dモデル
プロトタイピング
※これから扱う、音以外の感性の例
物理量
感性指標
魅力評価値
試作品による評価
形状、
テクスチャ etc.
寸法、
曲率分布、
特徴線 etc.
ずんぐり、
丸っこい、
カクカク etc.
感性リバースによる
密度分布の取得
持ちやすさ
スタイリング
モーションキャプチャ
この成果は、国立研究開発法人新エネギー・
産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業
務の結果得られたものです。 2015 年 9 月