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平成２３年度環境審議会資料
亀岡市環境基本計画
の見直しについて
1
Ⅰ 平成22年度の検討結果
１
平
成
22
年
度
作業フロー
【前提条件の整理】
審議会①
１．環境基本計画の内容の整理
２．上位計画等の確認
推進会議①
【現状の把握】
推進会議②
３．市民アンケート・事業所アンケート
４．現状分析（関係部署ヒアリング等）
５．現状分析（生物分野）
６．環境基本計画の達成度ヒアリング
【環境基本計画の見直し案】
７．素案作成
推進会議③
審議会②
推進会議④
2

２亀岡市環境基本計画の見直しの背景
亀岡市環境基本条例
平成12年3月30日制定
亀岡市環境基本計画
克
諸服
問す
題べ
き
10
年
平成14年3月策定
・地球温暖化の進行
・資源消費の増大
・生物多様性の劣化・・・
亀岡市環境基本計画の見直し
平成22年度～23年度
3

３アンケート調査の概要
市民アンケート：18歳以上の市民3,000人（有効回答1,277人、42.6％）
事業所アンケート：市内の事業所50箇所（有効回答26箇所、52.0％）
質問内容
市民
事業所
・基本項目
○
○
・身近な環境について
○
・亀岡市の環境について
○
・環境に対する取り組み状況
○
○
・環境問題への関心について
○
○
・地球温暖化について
○
・リサイクル問題について
○
・亀岡市の環境に関する取り組みについて
○
○
4

４アンケート調査の結果～「行政の取り組み」の認知度～
0%
20%
10%
(1)亀岡市環境基本計画（平成13年度策定） 3.2
（ｎ=1277)
(2)-1天然記念物アユモドキの保全プロジェクト
（ｎ=1277)
30%
40%
80%
16.3
33.3
31.6
100%
90%
8.8
58.3
29.7
18.8
70%
60%
50%
1.7
(2)-2アユモドキを今後も保護していく必要があるかどうか
（ｎ=1277)
38.8
(3)亀岡市の「環境の日」イベント
3.7
（ｎ=1277)
(4)亀岡市地球温暖化対策地域推進計画
（ｎ=1277)
21.8
37.4
22.0
64.6
9.9
2.5
26.2
62.6
8.7
3.3
(5)亀岡版「家庭ＩＳＯ」
（ｎ=1277)
内容をよく知っている
（(2)-2は「必要がある」)
18.6
聞いたことがある
（(2)-2は「必要はない」）
67.9
知らない
((2)-2は「わからない」)
10.3
無回答
5

５亀岡の環境の良いところ、悪いところ
※第2回、第3回推進会議のグループ討議で出された意見
【亀岡の良いところ】
○山、川、田畑など自然環境
に恵まれている
○空気、水、米、野菜がおい
しい
○大都市圏に近接した立地条
件で、都市との交流やアク
セスがいい
【亀岡の悪いところ】
×交通の便が悪く、社会生活
基盤の整備が不十分
×大都市圏に近いため、不便
だと消費者が流出してしま
う
×豊かな自然を有効利用でき
ていない
×地域間にレベルの差がある
×地域コミュニティの疎遠化
×ごみの不法投棄が多い
6

６亀岡の環境の将来像
※第2回、第3回推進会議のグループ討議で出された意見
多くの市民が、亀岡の豊かな「自然を知る」、「自然に
触れる」、ことにより、「亀岡に誇り」を持つ。
・自然や文化と調和した暮らし
・地域コミュニティを回復し、昔の知恵を活かした暮らし
・保津川を亀岡市のシンボルとして活用
・自然エネルギーでまかなう暮らし
・豊かな自然を大人も子供たちも実感できる取組み
7

７新・環境基本計画の骨子（案）
身近 ○生活環境・快適環境（公害、まちなみ、景観など）
○資源循環・廃棄物処理（リサイクル、不法投棄対策など）
○自然環境（生物多様性、アユモドキなど）
全体 ○地球環境・省エネルギー（低炭素社会、新エネルギーなど）
快
適
環
境
生
活
環
境
・
廃
棄
物
処
理
資
源
循
環
・
自
然
環
境
省
エ
ネ
ル
ギ
ー
地
球
環
境
・
協働
基本理念（テーマ）
8
Ⅱ 計画策定について（平成２３年度）
１
作業フロー
平
成
22
年
度
【環境基本計画の見直し案】
平
成
23
年
度
【改善点の検討】
７．素案作成
推進会議①
８．現状分析からの課題抽出
９．新たな施策の検討
審議会①
推進会議②
【環境基本計画の策定】
10．環境基本計画策定
推進会議③
ﾊﾟﾌﾞｺﾒ
報告会
審議会②
推進会議④
11．原稿策定、印刷
9

２課題の抽出（1/2）
アンケート結果から
生活環境・快適環境
推進会議から
公園・広場など安らぎの場が
生活排水未処理地域の対策
少ない
（公害、まちなみ、景観
交通が不便
など）
現計画の達成状況から
悪質な野焼きの根絶
水辺のふれあいの場つくり
騒音・振動監視
悪臭の防止
化学物質による土壌汚染監視
景観形成
エコドライブの推進
渋滞の解消のための道路整備
資源循環・廃棄物処理
（リサイクル、不法投棄
対策など）
ごみのポイ捨て、不法投棄が
多い
川にごみが多い
美化活動の促進
ごみゼロへの挑戦すべき
生ゴミの堆肥化の充実
ペットボトルの回収を進める必
グリーン購入の推進
要がある
古紙回収助成を継続すべき
10

２課題の抽出（2/2）
アンケート結果から
自然環境
田園風景を残したい
推進会議から
森林の荒廃
（生物多様性、アユモドきれいな保津川や保津川下り
森林作業の担い手不足
キなど）
の景色を残したい
身近な生物が減少している
現計画の達成状況から
外来生物の駆除等対策
生物多様性の維持
兼業農家の経営が困難
農業経営の改善
間伐材の活用が不十分
耕作放棄地対策
有害鳥獣
環境保全型農業の推進
モデルフォレストの推進
森林を憩いの場に
放置竹林
地球環境・省エネル
ギー
中小企業支援（排出権取引制
省エネルギー対策
度の活用など）
（低炭素社会、新エネル
ギーなど）
電気自動車の導入
新エネルギー導入
家庭版IS O の簡略化
高齢化に伴う買物難民対策
低公害車の導入
市民協働
環境保全活動への参加機会
がない
高校の出前授業の活用
市民を巻き込んだ環境対策
亀岡市の環境施策の認知度
が低い
小中学校の環境教育の充実
N P O 、ボランティアとの協働
11

３将来像の抽出（1/2）
総合計画（まちづくり市
民会議提言等含む）
環境アンケート結果
基本計画推進会議
現基本計画の環境目
標
生活環境・快適環保津川河川敷公園整騒音のない静かな街
景観の保全と育成
備
境
公園・緑地の美化活
緑化の推進
（公害、まちなみ、保津川の水質保全
グリーン購入の推進
景観など）
城下町のたたずまい
下水道（浄化槽等含
を保護する条例
む）の完備
資源循環・廃棄物資源・エネルギーが循
不法投棄のない街
環境美化
処理
環できるしくみづくり
（リサイクル、不法ごみのない自然にや
川をきれいに
ゼロエミッション
投棄対策など）さしい暮らしの推進
河川への廃棄物の削
地産地消
減
ごみの分別の細分化
自然や緑が豊かでう
保津川を亀岡市のシ
自然環境
ホタルを増やす
森林の保全
るおいのあるまち
ンボルとして活用
（生物多様性、ア昔ながらの豊かな自
野生動物の保護
森林資源の活用
ユモドキなど）
然がある亀岡を再現
きれいな川の水
生物多様性
農地の保全
環境のシンボルアユ
モドキ
12

３将来像の抽出（2/2）
総合計画（まちづくり市
民会議提言等含む）
環境アンケート結果
基本計画推進会議
現基本計画の環境目
標
地球環境・省エネ
自然エネルギーでま
脱化石燃料の街
公共交通機関の充実
低公害車の導入
ルギー
かなう暮らし
（低炭素社会、新環境学習指導員の確
事業所の排出権取引
省エネルギー住宅
エネルギーなど）保
制度活用支援
新エネルギー導入
低炭素社会
豊かな「自然を知る」、
亀岡の自然に誇りを
「自然に触れる」、こと
市民協働
市民と共に環境対策
持つ
で、「亀岡に誇り」を持
つ
豊かな自然を大人も
子供たちも実感できる環境教育の充実
取組み
自然や文化と調和し
N P O との連携充実
た暮らし
地域コミュニティを回
復し、昔の知恵を活か
した暮らし
13

４テーマの設定
【メインテーマ】
「人と環境にやさしいまちかめおか」
（※第４次亀岡市総合計画から）
【サブテーマ】
（例）
～みんなで取り組む、
うるおいとやすらぎのあるまちづくり～
14

５めざす環境像の設定（例）
生活環境・快適環境
：やすらぎとうるおいの
あるまち
資源循環・廃棄物対策：資源の循環の流れをつく
り、維持するまち
自然環境
：保津川の流れをはぐくむ
まち
地球環境・省エネルギー：地球にやさしいまち
15
６将来の亀岡のイメージ（１／４）

生活環境・快適環境キーワード
歴史的な雰囲気
城下町のたたずまい
静かなまち
それぞれの地域が持つ特徴
市民が主役
地域への愛着
うるおいのある水と緑
さわやかな空気
健康な毎日
環境について大人も子どもも話しあって
川辺でゆったり
と過ごす
公園には子どもからお年寄りまで
企業の環境配慮
緑化
16
６将来の亀岡のイメージ（２／４）

資源循環・廃棄物対策キーワード
生ごみからつくられた堆肥で有機野菜や草花
ごみやたばこの落ちていない美しいまち
繰り返し使われる
リサイクルよりもリユース
ごみゼロ
美化活動
買物袋
17
６将来の亀岡のイメージ（３／４）

自然環境キーワード
豊かな緑
自然豊か
澄んだ空気
きれいな水
鳥のさえずり
アユモドキ
ホタル
多様な生物
草花
昆虫
エコ農業
保津川下り
川遊び
間伐材の活用
森林で過ごす
18
６将来の亀岡のイメージ（４／４）

地球環境・省エネルギーキーワード
バスや自転車の利用
電気自動車
ハイブリッド車
省エネ住宅
太陽光発電
太陽熱利用
地球環境にやさしいライフスタイル
環境教育
集会所ではボランティアスタッフによる環境イベント
省エネ機器の導入（企業）
みどりのカーテン
星空観察
19
７新・環境基本計画の施策の方針
基本目標
望
ま
（
テし
ーい
マ環
）境
像
施策の方針
１．生活環境・
快適環境
公害のない快適な生活環境づくり
亀岡らしい景観の保全
まちなかの緑化
適正な生活排水処理
２．資源循環・
廃棄物処理
廃棄物の適正処理
環境美化
リユース・リサイクルの促進
グリーン購入の促進
３．自然環境
４．地球環境・
温暖化対策
共通項目：協働
生物多様性の維持・向上
水環境の保全
森林環境の保全
農地の保全
新エネルギーの利活用促進
省エネルギーの推進
地球環境にやさしい交通対策の推進
低炭素社会構築に向けた事業所支援の促進
環境教育の促進
環境活動団体の育成
普及・啓発の担い手の育成
20
８新・環境基本計画の施策の内容（１／５）
基本目標
１．生活環境・
快適環境
施策の方針
公害のない快適な生活環境づくり
亀岡らしい景観の保全
まちなかの緑化
適正な生活排水処理
施策の内容
騒音・振動悪臭水質浄化大気環境土壌汚染
良好な景観の形成歴史的景観の保全
街の緑化公園・緑地の整備
下水道の普及浄化槽設置の促進
２．資源循環・
廃棄物処理
３．自然環境
４．地球環境・
温暖化対策
共通項目：協働
21
８新・環境基本計画の施策の内容（２／５）
基本目標
１．生活環境・
快適環境
２．資源循環・
廃棄物処理
施策の方針
廃棄物の適正処理
環境美化
リユース・リサイクルの促進
グリーン購入の促進
施策の内容
適正処理の監視ごみの減量化促進ゼロエミッション
不法投棄対策美化重点推進地域の設定美化活動の
促進
ごみの資源化の促進ごみの分別の徹底
グリーン購入の促進
３．自然環境
４．地球環境・
温暖化対策
共通項目：協働
22
８新・環境基本計画の施策の内容（３／５）
基本目標
１．生活環境・
快適環境
２．資源循環・
廃棄物処理
施策の方針
生物多様性の維持・向上
３．自然環境
水環境の保全
森林環境の保全
農地の保全
施策の内容
アユモドキの保全身近な生物の生息環境の保全
外来種対策
保津川流域の保全漂着ごみ問題対策水辺環境の
創造
森林環境の保全市民による森づくりの促進森林資
源の活用促進
新しい農業の導入農地の保全有害鳥獣対策
４．地球環境・
温暖化対策
共通項目：協働
23
８新・環境基本計画の施策の内容（４／５）
基本目標
１．生活環境・
快適環境
２．資源循環・
廃棄物処理
３．自然環境
施策の方針
新エネルギーの利活用促進
４．地球環境・
温暖化対策
共通項目：協働
省エネルギーの推進
地球環境にやさしい交通対策の
推進
低炭素社会構築に向けた事業所
支援の促進
施策の内容
自然エネルギーの活用促進低公害車の導入促進
低炭素社会太陽光発電
環境マネジメントの推進省エネルギー対策の実行
地産池消の推進
モビリティ・マネジメントの推進公共交通の充実
エコドライブの推進道路交通体系の整備推進
排出権取引の活用環境関連産業の誘致・育成
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８新・環境基本計画の施策の内容（５／５）
基本目標
１．生活環境・
快適環境
２．資源循環・
廃棄物処理
３．自然環境
４．地球環境・
温暖化対策
施策の方針
環境教育の促進
共通項目：協働
環境活動団体の育成
普及・啓発の担い手の育成
施策の内容
地球環境子ども村の活用学校教育の充実
市民への普及・啓発
NPOの育成
環境学習指導員の育成
25

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