Lepton flavor violation in the triplet Higgs model 柿崎 充 (東北大学) 2003年9月11日 @ 宮崎 Ref.: Mitsuru Kakizaki, Yoshiteru Ogura and Fumitaka Shima Phys. Lett. B 566 (2003) 210 [hep-ph/0304254] Weak scale の質量を持つ triplet Higgs boson 媒介で起こる charged lepton flavor violation (LFV) の解析 この枠組では LFV 過程の観測により、 neutrino mass pattern を峻別できる 2003年9月11日 柿崎 充 1 1.Motivation ここ数年の素粒子物理学における大きな進展: Neutrino 振動現象の確立 標準理論をこえる物理 ○実験 , lepton 混合角に対しては精密測定の時代へ しかし そのものは不明 Neutrino 質量の情報を持つ 他の signal を探すことが重要 ○理論 小さな neutrino 質量 Seesaw mechanism 2003年9月11日 柿崎 充 2 Seesaw mechanism を実現する模型 1. Right-handed neutrino を導入 のとき Neutrino 質量実験以外で見えない 2. triplet Higgs boson を導入 であれば でも neutrino 質量の情報が collider, LFV 実験でも得られる Higgs triplet model において LFV 過程と neutrino mass pattern の関係を調べた 2003年9月11日 柿崎 充 3 2. Higgs 三重項模型 (Review) Idea: 標準理論に triplet Higgs boson を 加えて seesaw 機構を機能させる(Schechter, Valle (1980)) Neutrino 質量行列は 2003年9月11日 に比例: 柿崎 充 4 3. Lepton flavor violation Lepton 混合項: 観測可能な LFV 過程 ニュートリノ質量、混合角 LFV の観測 ニュートリノの質量タイプが解明される可能性 階層型: 縮退型: 逆階層型: 2003年9月11日 柿崎 充 5 分岐比の比の観測 2003年9月11日 mass pattern がわかる 柿崎 充 6 4. Summary Weak scale の質量を持つ Higgs triplet boson の媒介で起こる LFV process の解析 この model では lepton 混合項は ニュートリノ質量項のみ LFV 崩壊の分岐比の比を計ることで、 ニュートリノの質量タイプを解明可能 2003年9月11日 柿崎 充 7 Appendix Neutrino mass pattern 階層型: 縮退型: 逆階層型: 2003年9月11日 柿崎 充 9 Higgs 三重項模型の特徴 は tree level、 は1-loop level で起こる Antimuon 崩壊で出る positron は右巻: Polarized muon を用いた実験で検証可能 Loop の中を massless 粒子が回るので、 conversion ratio は log enhance を受ける 2003年9月11日 柿崎 充 10
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