住民投票の仕組み

住民投票の仕組み
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1、住民投票には二つの方法があります
ⅰ:個別型住民投票
ⅱ:常設型住民投票
2、最初に「個別型住民投票」を説明します
①住民投票を行いたいと思った人(以下請求者と
いう)は「条例案」を作り、市長に請求者の証明
を受ける申請をします
②市長より請求者の証明書の交付を受けます
③署名集めを出来る人は、請求者ならびに請求
者の委任を受けた受任者となります
3、署名簿には:
①条例案の趣旨
②請求者及び受任者の氏名、職業、住所、生年
月日
③署名者は自筆で記入、署名年月日、住所、生
年月日、氏名と捺印
④代理人記入は認められません
4、署名を集められる期間
期間は一ヶ月で、公職選挙が行われる一ヶ月前
は出来ません
5、集めた署名
①署名簿を選挙管理委員会へ提出し。選挙管理
委員会は署名者が選挙人名簿に載っているか、
署名が適法に行われたかを審査します
②審査が終わったものを市民に閲覧させます
6、審査終了後
審査が終わった段階で、有効署名数が有権者の
1/50を越えると市長に住民投票条例の直接請
求が出来ます
7、直接請求
1~6までの手続きを経て請求者は市長に署名
簿を提出し、住民投票を行う為の条例を議会に
かけることを求める直接請求をします
8、議会
市長は市長の意見を附して、議会に「住民投票を
行う為の条例」をかけなければなりません
9、審議
議会はこれを審議し、住民投票の議決を行いま
す
10、議決
議員の過半数の同意を得ると住民投票を行うこ
とが出来るようになります
11、住民投票
①住民投票は公職選挙法に準じて行われます
②投票率に関する規定はありません
12、住民投票の結果
市長は住民投票の結果を守らなければならない
という法的拘束力はありません
まとめ
①このように現行の住民投票を行うにはとても面
倒で大変な手間がかかります。
②たとえ市民全部の署名が集められたとしても議
会が承認しなければ住民投票は行えません
③住民投票の結果に市長は従わなくてもかまい
ません
そこで
もっと簡単な手続きで住民投票を行えるようにす
るのが「常設型住民投票」です
ⅱ:常設型住民投票
常設型住民投票は、ある一定の条件が満たされ
たら住民投票が行えるようになります
1、考えられる一定の条件
①有権者の1/10~1/30の署名が集まった場合
②歳入の20%を超える市債を起債する場合
③市の重大な案件について(例:市の合併等)
まとめ
すでに常設型を設置している自治体では:
①市長は住民投票の結果を「尊重」しなければな
らないという規定をもうける自治体が多い
②住民投票が出来る年齢を18歳以上としている
場合も多い
終わりに:
以上が個別型、常設型住民投票の説明です
それでは住民投票条例に関するアンケートにご
協力お願い致します
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