スライド 1 - 北海道北広島市

きたひろしまシティセールス事業
アクションプラン
平成22年度 北広島市シティセールス基本戦略プラン
1
<シティセールスのコンセプト>
The Ambitious City
郊外性(自然)と都市性(利便性)を両立する北広島市の
生活環境の中で、クラークの残した
「青年よ、大志を抱け」という言葉のように、
子どもが夢を持ち、親とともに
成長していくことができる街を目指します。
<北広島市連想イメージの目標>
平成22年度の事業によって明らかになった「北広島市の資産」を活用しつつ、「北広島市の課題」を解消するこ
とを目指し、第1ターゲットとなる「北海道居住者(札幌および近隣都市)」に向けてシティセールスを実行していく。
下記の北広島市の連想イメージのゴール(目標)に向け、シティセールスは行われるものとする。
<北広島市連想イメージの目標>
チャウダー
クラークカレー
-:食資産の弱さ
クラーク
夢をかなえる
-:魅力的なライフステージイメージの
欠如
ゴルフ
北の軽井沢
きたひろ
子育て
自然×体験×くらし
キャンプ
ネコバス
+:自然体験資産
-:知名度の低さ、シンボルがないこと、
選択肢にあがらないこと
コミュニティ
+:子育て環境の良さ/コミュニティ
平成23年度「検討委員会」実施概要
●実施スケジュール
日程
9/15号
内容
広報北広島9/15号
「市民戦略検討委員会」メンバーの公募
「戦略検討委員会」メンバーの決定
9月下旬
「市民戦略検討委員会」メンバー公募の締切
9月末
「市民戦略検討委員会」メンバーの決定
10月3~7日
10月12日
第1回戦略検討委員会 開催
アクションプランの検討、方向性の決定
10月28日
第1回市民戦略検討委員会 開催
・委員会の趣旨説明
・第1回戦略検討委員会で決定した方向性に対する意
見交換
11月8日
第2回戦略検討委員会 開催
市民の意見を踏まえ、平成23年度の実施内容の決定
11月15日
第2回市民戦略検討委員会 開催
平成23年度実施内容の確認・意見交換
2月9日
戦略検討委員会及び市民戦略検
討委員会 開催
平成23年度のまとめと平成24年度展開へ向けての意見
交換
2
平成23年度「検討委員会」実施概要
3
●戦略検討委員会構成メンバー
(敬称略)
分 野
氏 名
役 職
地域ブランド有識者
若 林 宏 保
電通中部支社 クリエーティブ・ソリューション局
戦略デザイン1部 部長
学識経験者
篠 崎 雅 春
道都大学経営学部経営学科教授
同 国際経営文化研究所所長
媒体関係
小 松 直 之
前)札幌テレビ放送
商工業関係
上 原 康 雄
北広島商工会 会長
商工業関係
澤 田 美恵子
北広島商工会 女性部部長
観光関係
豊 嶋 俊 二
札幌国際カントリークラブ島松コース 支配人
生産者関係
穴 田 廣 光
道央農業協同組合 理事
流通関係
相 馬 展 之
三井アウトレットパーク札幌北広島
オペレーションセンター 所長
宿泊関係
三 浦 麻 衣
札幌北広島クラッセホテル 副支配人
コーディネーター
久保田 修 電通北海道 マーケティング・クリエーティブ局
マーケティング部長
●市民戦略検討委員会構成メンバー
(敬称略)
№
1
公募
2
推薦
3
公募
4
推薦
5
推薦
氏名
かつら
ひろ あき
桂 裕章
(前職) 札幌柏葉保育園長
(昨年度)市長期総合計画審議委員
さとう ゆうき
佐藤 祐樹
道都大学3年
企業誘致プロジェクト
きたひろスイーツ担当
し みず
くに こ
清水 邦子
NPO北広島森林ボランティア
まちを好きになる市民大学OB
はしもと
たかこ
橋本 敬子
消費者協会理事
栄養士経験あり
はたけやま
けん じ
畠山 謙志
道都大学4年
企業誘致プロジェクト
ものづくり/ゴルフ場担当
備 考
地域ブランド「電通abicプロジェクト」
プロジェクトリーダー
第1回、第3回戦略検討委員会・欠席
平成23年度「検討委員会」 意見概要
●第1回戦略検討委員会
・日時:2011年10月12日(水) 13時30分~15時30分
・場所:北広島市中央会館
<委員からの意見抜粋>
○ 教育・学習の一環としてキャラクターバスや既存施設を巡るような、「点を線で結び、面で見せる」ような施策
を行うのはどうか。またそのネーミングも「きたひろ農学校」のようにキャッチーなものがあると他地域の同種
サービスとの差別化になるのではないか。
○ 「行きたいまち」アピールとしては、貸し農地(植えるところから収穫まで、通ってもらうような)での農業体験
ができることを推したい。
札幌という大都市の衛星都市からの脱却を目指す一方、北広島市として独自色をだしていくことも考えてい
かなければならないかと…
○ The AmbitiousCityというキャッチコピーのもと、市長による記者発表を行うなどで大々的にPRを実施するな
どして、市民にも、市外にもこの取り組みをしっかりリリースした方が良いと思う。
○ やはり札幌の衛星都市としての認知しかされておらず、北広島市とう名称すら浸透していないと感じる。継
続的に地名と、そのキャッチコピーの浸透を図るべき。
例えばひろっこ米など、名産品と呼べるものがあるのに、それらが分散して存在していることと、告知をして
こなかったことが原因だと思う。そういった名産品の掘り起こしとPRも含め、食資産の創造は必要だと思う。
○ 体験施設などのコンテンツは整っているので、その告知に力を入れていくべきだと思う。
○ 駅が殺風景なのも解消できないかと思っている。例えば何かしらの観光シンボルみたいなものを追いたり、
観光情報を一斉に提供できるように場所をつくる、気軽に立ち寄れるような駅前の飲食店を増やす、など観
光客に優しい駅づくりができると良いと思う。
●第1回市民戦略検討委員会
・日時:2011年10月28日(金) 18時00分~20時00分
・場所:北広島市芸術文化ホール活動室1・2
<委員からの意見抜粋>
○ 北広島に来て4年になるが、豊かな自然と交通の便が良い街だと思う。交通のアクセスは札幌駅、千歳空
港とも行き来しやすいので、住みやすさを感じる。遊ぶ場所は少ないと感じている。
○ 札幌に住んでいる。ゼミで企業誘致プロジェクトに参加している。「きたひろスイーツ」は、北広島でお土産
になるものはないかということで、ゼミのみんなでアイディアを出して市内の菓子店「安寿真(あずま)」で
作ってもらったもの。ロ―ルケーキには北広島産のにんじんを甘く煮たものを入れた。大学祭で販売し、好
評だった。
○ 多くの人に来てもらう工夫が必要である。
○ 北広島には何もないと言うけれど、市民が自信を持って(北広島に)来てくださいと言えるようになることが大
事。そのためには「食」「体験」「イベント」は重要である。「島松駅逓所」や「島松軟石」などをPRできたらよい。
また、「寒地稲作発祥の地」というのは誇れる歴史だと思う。北海道の稲作がここから始まったということには
価値がある。
○ 収穫祭みたいなものをするなど、まずはイベントをやって人に来てもらうのが先だと思う。
○ フットパス*1を作る。北広島は市街地が分散しているので、エルフィンロードで有機的に繋ぐとか。とにかく
情報が流れていない、PRがもっとあっても良い。
*1:イギリスで発祥した「歩くことを楽しむための道」のこと。近年では、文化、歴史、産業、景観などの地域
資源に触れながら歩くことのできるルート整備が日本各地において行われている。
4
平成23年度「検討委員会」 意見概要
●第2回戦略検討委員会
・日時:2011年11月8日(火) 13時30分~15時30分
・場所:北広島市芸術文化ホール活動室1・2
<委員からの意見抜粋>
○ 点在する各所を車でいちいち全部巡るのは面倒。自転車を貸し出し、それで回れるコース設定が大事なの
では。
○ 通年での観光訴求という面で現状取り組んでいる事例で、いちごの通年生産(冬はビニールハウス、夏は
露地物。冬の栽培はくるるの杜が行っている)や、冬に旅行会社が農家から土地を借りてスノーモービル体
験をやっている、などがある。
○ 一箇所にアクティビティ、土産物販、観光がまとまった拠点が必要だと思う。
○
環境教育のニーズとういものは実際にあるように感じています。
○ 環境に力を入れていることをPRすることで、教育に関心のある、子育て中の方にメリットを感じていただけて、
北広島で環境を学ぶ・体験する機会を重ねることで最終的には住んでみたい場所になっていけるのでは。
○ 「森」や「自然」というコンテンツだと、既にかなりいろんな町が取り組んでいる。稲作発祥の地である北広島
(広島村)という場所、土地を考えると、「農業(市民農園など)」に的を絞って攻めていった方がよいのではな
いかと思う。
○ 人が集まるには、ライトな「自然体験」から、ハードな「農業」まで幅広いレベルの自然体験を用意しておくこ
とが大事なのかもしれないですね。
○ くるるの杜の発想、つまり農業体験、学び、販売などが集まった拠点であるという構想を、北広島市全体が
共有できれば…
○
住んでいる、働いている人から魅力が発信できるようにしていきたい。
●第2回市民戦略検討委員会
・日時:2011年11月15日(火) 18時00分~20時00分
・場所:中央会館学習室
<委員からの意見抜粋>
○ きたひろ農学校は農だけにしばられない、何か学ぶ、体験することを大事にしていければいいように思いま
した。農学校の中に北広島市の魅力を伝えていけるようなものがあればいいです。
○ いままでのいろいろな素材を有機的に結び付けておかないと、どっかで接点をつくっておくことが必要なの
ではないでしょうか。
北広島市の魅力を市民が知らないです。市民にもっと情報を出すことと札幌市民に売り込むことが大事だ
と思います。
○ レクリエーションの森をもっとアピールすることはできないでしょうか。バードウオッチングや子どもの遊び場
としてはおもしろいです。
○ バスで巡るツアーをやっていますよね。江別市ではもっと数が多く、いろいろなメニューがあります。もっと数
を増やして、実際に見て回れる機会を増やすことが必要だと思います。食べ物や体験、いろいろな施設な
ど、あるということが分かってくるのかなと思います。
5
平成23年度「検討委員会」 意見概要
6
●平成23年度「検討委員会」のまとめ
北広島市の強みや弱みは、市民も同じイメージを持っている。
北広島市は、多数の地域資産を有するものの、
どれも情報発信力が弱く、地域資産の認知は全体的に低い。
よって、北広島市民も含めた情報発信が不可欠である。
また、「住みたい街」になることが最終目標ではあるが、
まずは市外の人にとって「行きたい街」になることを目標とすべ
き。
【現状】資産が散在し、認知度を高める情報発信がなされていな
い
北広島市の有力資産
北広島市の弱み
レクの森
エルフィンロード
島松駅逓所
ひろっこ米
寒冷稲作
発祥の地
きたひろスイーツ
自然
農業体験
市民農園
アクセスがよい
資産の開発
住みやすい
施設が
散在している
食資産が弱い
市民が知らない
衛星都市でしかない
アクションプラン の方向性
7
●アクションプランの方向性
「点ではなく面」
共通のカサの元、エッジの利いた内容にす
る。
北広島市の有力資産である「自然」に加え、
まだ眠っているであろう良質なコンテンツを掘り出し、告知・PRを行っていく。
【施策】
行う
共通のカサの元に情報発信を
情報発信
情報発信
?
施設
食
ひろっこ米
レクの森
農業
島松駅逓所
エルフィンロード
寒冷稲作
発祥の地
きたひろスイーツ
自然
農業体験
住環境
市民農園
アクセスがよい
資産の開発
住みやすい
アクションプラン の方向性
8
きたひろ農学校の開
校
点在する様々なコンテンツを共通のカサとして、「きたひろ農学校」を開校。
30~40代をメインターゲットに、農・自然と親しむイベントやスペースを統合・発信。
【施策】 共通のカサ(=「きたひろ農学校」)の元に情報発信を行う
情報発信
情報発信
きたひろ
農学校
施設
資産
ひろっこ米
食
レクの森
農業
島松駅逓所
エルフィンロード
寒冷稲作
発祥の地
きたひろスイーツ
資産
自然
農業体験
住環境
市民農園
資産の開発
アクセスがよい
資産
住みやすい
アクションプラン の方向性
9
<北広島市連想イメージの目標>
チャウダー
クラークカレー
-:食資産の弱さ
クラーク
夢をかなえる
-:魅力的なライフステージイメージの
欠如
ゴルフ
北の軽井沢
きたひろ
子育て
自然×体験×くらし
キャンプ
-:知名度の低さ、シンボルがないこと、
選択肢にあがらないこと
コミュニティ
ネコバス
+:自然体験資産
+:子育て環境の良さ/コミュニティ
北広島市=The Ambitious City
<北広島市連想イメージの目標>
チャウダー
クラークカレー
-:食資産の弱さ
クラーク
夢をかなえる
-:魅力的なライフステージイメージの
欠如
ゴルフ
北の軽井沢
きたひろ
きたひろ
農学校
-:知名度の低さ、シンボルがないこと、
選択肢にあがらないこと
子育て
自然×体験×くらし
コミュニティ
キャンプ
ネコバス
+:自然体験資産
+:子育て環境の良さ/コミュニティ
課 題
観光拠点の結合
参加型の展開
自然資産の活性化
食資産の強化
「きたひろ農学校」の概要
10
●アクションプラン
POINT
北広島市をはじめ、企業・団体や北広島市民とが一丸となって取り組
む。
北広市民
一人一人が観光大使
北広島市を「
行きたい街」
にする。
「きたひろ農学校」を“学校”に見立てて…
テーマ
展開案
学校
きたひろ農学校
開校式
「きたひろ農学校」開校式を校長(北広島市市長)による
企業・団体
北広島市民
会見として実施(ロゴマークの学校の設立意図を発表)
学園長
クラーク博士
校長
北広島市 市長
生徒
北広島市市民と北広島市に来た人
講師
各分野に関わる北広島市民
校章
きたひろ農学校のロゴマーク
入学試験
北広島市に来たら(住んだら・住んでいたら)、入学とする。
北広島市市民自らも「学生」としてきたひろを知る・楽しむ
卒業
一度入学したら、永遠に当校の学生とする。
〃
校訓
きたひろを知る。
例:農家の方、いちご狩り農園の方、ホテルの方
北広島市市民で各分野に長けた方が「講師」として参加
きたひろを楽しむ。
きたひろを好きになる。
校則
毎日よく食べ、よく笑いましょう。
ゴミがないまちにしましょう。
ここだけのおいしさをつくりましょう。
いろんな人と話しましょう、つながりましょう。
ここから、未来を始めましょう。
校歌
「きたひろ農学校」の校歌を一般公募。
〔決定した校歌の館内放送〕商業施設、農家など
審査はアニソンコンサート開催の地でもあるきたひろだからこそ、
〔応募の斡旋〕学校
応募者として参加
アニソン関係者に審査員を依頼(予定)。
決定後は、インターネットを中心に全国へ発信。
通学バス
キャラクターバスを想定。
生徒手帳
きたひろガイド本、スタンプラリー帳として生徒が活用
学生証
きたひろ農学校の生徒であることを示す学生証を持つことで、
〔車両協力〕光源舎オートプロダクツ㈱
市民としてきたひろをもっと知る
学生としての意識を高めると共に、様々な特典を受けられる。
学割
「学生証」を提示すると学割が受けられる
購買
きたひろ農学校 オリジナルスイーツ(お土産品)
時間割
モデルコースを「時間割」として学生に提供。
・安寿真、パティスリー モンタンベールなどでの開発・販売
・ホテルやゴルフ場での観光客へのPR
A.1日きたひろ体験コース
B.きたひろ春夏秋冬まるごと1年コース(年中イベントや見どころなど)
カリキュラム
【美術】安田侃氏の作品、オープンガーデン、イルミネーション鑑賞
「知ってもらう・楽しんでもらう」をテーマに、講師役を
【体験学習〕自然体験、農家体験
市民に設定したカリキュラムの開発・運営
【体育】エルフィンロードでのサイクリング
【歴史〕クラークの訪れた地を巡り、学ぶ
修学旅行
きたひろでの短期滞在(市外者向け)
テスト
きたひろテストの実施(補講もあり)
体育大会
エルフィンロードのハーフマラソン
例/体育:NPO法人よりづか☆ちょいスポ倶楽部
産品のテント
きたひろ発祥「ゴロッケー」世界大会の開催
学園祭
ふるさと祭り
部活動
体育会系:ゴロッケー部、ゴルフ部など
帽子
農業体験時に被る帽子(麦わら帽など)を製作。
〔帽子製作〕
参加者は、受講記念として帽子を持ち帰ることができる。
新光トンボ帽子㈱など帽子メーカー
カバン
A.きたひろでの買物に使う、きたひろエコバッグ
(市民の利用、MOP客などを想定)
B.きたひろ風呂敷
給食
A.きたひろでしか食べられないメニュー開発
〔B.そのメニューを食べることができる場所〕
B.そのメニューを食べることができる場所
MOP、クラッセホテルなど市内飲食店
平成23年度「検討委員会」 意見概要
●第3回戦略検討委員会
・2012年2月9日(木) 14時00分~16時00分
・場所:北広島市芸術文化ホール活動室1・2
<委員からの意見抜粋>
○ もう一度冷静に考えてみると、北広島市として「寒冷稲作発祥の地(赤毛米)」というコンテンツがかなり重要
でユニークなものではないか。先日NHKの番組・新聞などで取り上げられていることや、北海道米ブラン
ディングの全国的な成功で「北海道のお米」に全国的な関心が高まる中で、例えば農学校の中の「儀式」
(新嘗祭のようなものをイメージ)として取り入れることで、ストーリー性が出てくるし、ニュースソースにもなりう
るのではないだろうか。※北海道のお米(北海道米販売拡大委員会)との協力は何かできないか?
○ 「きたひろ農学校」関連で北海道大学との連携はとれないだろうか。
○ くるるの杜で赤毛米を栽培してもらうとか、北海道大学の先生に出張講義をお願いするとか。企業だけでな
く、地域住民の協力・参画で現地の学生のボランティアを募るとか。
○
島松の駅逓もあるにはあるんだけど、中に入れないし駐車場も周りにない。観光施設としては成り立ってい
ないのでは…
○ (島松の駅逓は)建物自体としてはとても魅力的。これをリノベーションできればかなり良い施設になれると
思う。海外事例でいうと、「森の学校」のベンダーはこれよりも小さなロッジを起点として利用している。北広
島では、駅逓がそういう一つの目的地になれればよいのでは。
○ MOPでは販売するような「もの」があれば、売るスペースもしっかり取れる。北広島市で採れた野菜を集め
て、きたひろ朝市とかもやりたい。きたひろ農学校グッズがあるのだったらそういうものでも売れる。バスの発
着地にもできるし、何かのツアーの受付をすることもできる。
これから話を進めるのであれば、具体的に誰がどこと手を組んで、「売るもの(お土産/ツアー)を作る」という
もの作るのか、というのを整理しないとならないのでは。
○ 「北広島市の魅力30」は多少金をかけてもやった方が良いと思う。
○ アクションプランのコンセプトは良いともうけど、学校に倣ってあれもこれも全部、とやるのは難しそう。初年
度は、メディアが取材に来たいと思ってくれるような、引きのあるイベントを実施した方が良いと思う。
例えば今であれば先程出たような北海道米人気に乗っかって、北海道米全種類を育ててみます!みたい
なことをやるとか。
ツアーをいきなり組むのではなく、先ずはメディアを呼ぶためのイベントとして、記者発表の日に限定的に
実施するのはどうだろうか。
旧島松駅逓所 ※出展:北広島市ホームページ
11
平成23年度「検討委員会」 意見概要
●第3回市民戦略検討委員会
・日時:平成24年2月9日(木) 18時00分~20時00分
・場所:北広島市芸術文化ホール活動室1・2
<委員からの意見抜粋>
○ 旅行先でその土地の人が熱心に自分たちのことを話すのを聞くととても気持ちが良く、帰ってきて記憶に残
る。そういう意味でも、市民が活動出来る場があるのは良いと思う。市民大学OBでのボランティアとしては、
駅逓や資料館のガイドなどは協力できる。
○ 6月1日の開学式の市長会見は、中身が具体的に決まっていないのに、早すぎるのではないか。不安があ
る。「きたひろ農学校」の活動に関しては、“皆で協力してやろう”という体制が整っているとやってみようとい
う気になる。“皆でやる”雰囲気や体制は大事。シンボルマークはオシャレでカッコイイ。
○ 清水建設と安寿真でのコラボスイーツで「包装紙」がなくて困った。結局、道都大学の美術科の学生がデザ
インしたが、北広島にまったく関係のないデザインだったこともあり、個人的にはこちらのクラークのデザイン
の包装紙の方が良かったと思う。
○ いちごが獲れる時期に「いちご狩り」だけではつまらない。それでは他と同じ。なにかプラスするもの、いちご
のジュースができる、いちごにチョコレートをかける、そしてレクの森に行くなど、もっと魅力的な要素が欲し
い。
また、PRの箇所で「北海道じゃらん」への掲載とあるが、札幌市厚別区の区民センターでは近隣行事のチ
ラシが貼ってあり、よく見る。区民センター以外でも、札幌駅や赤レンガなどに各自治体のチラシがあるので、
そこにチラシを貼ったり置いたりすると観光客も見るので良いと思う。私は、情報は紙のツールから得ること
が多い。
<「きたひろ魅力ベスト30」で挙げられるコンテンツは?>
►
交通アクセスの良さ。
►
他の所にないものということで、ホタルが見られる所があること。川の近くで何カ所もある。
►
MOP。10~30代の人はMOPと答えると思う。
それから、赤毛。寒冷地稲作の歴史。いまは「ゆめぴりか」も有名だし。
►
ゴルフの印象が強い。
►
住環境の良さ。日本一ではないか。
特に北広島団地は素晴らしい。宅地も広くつくられている。
しかし、北広島市民の方でも知らない人が多い。
包装紙案
テープ案
12
「きたひろ農学校」 平成24年度アクションプラン
●「きたひろ農学校」 平成24年度アクションプラン
「きたひろ農学校」 の開校
開校式にて「きたひろ農学校」校長として、北広島市・市長により開学を宣言。学校の趣旨や今後の取組みについて発表。
初年度の柱となる施策を選定
北広島市シティセールス事業において情報発信を行う初年度の事業展開として、柱となる施策を選定。
課題
コンテンツ
【自然×体験×くら
し】
観光拠点の結合
対策
【A】きたひろを巡るコース紹介
・フットパス など
→ HPで紹介
【B】一般公募による資産の掘起し
~「きたひろ魅力ベスト30」の公募
参加型の展開
コミュニティの活用
→ エコミュージアム
「市民大学」へ提携依頼
自然資産の活性化
食資産の強化
【自然×施設】 ゴル
フ
【C】“きたひろのお土産”の開発・
販売
・ゴルフ関連グッズ など
→ 各種イベントでのPR、
および販売
【自然×体験】 農業
農業体験の利活用
・認定市民農園の活用
・農業体験×コンパの実施 など
→ 道都大学へ協力依頼
【クラーク】
【D】きたひろ ご当地グルメの
開発・販売
・クラークカレー、クラークチャウダーなど
→ 食品製造会社へ協力依頼
→ 各種イベントでのサンプリング
*サッポロビール道産子感謝祭、エルフィンロードハーフマラ
ソン、meijiカップ等
道内旅行誌などのメディアを使った情報発信の強化
⇒
北広島市を「行きたい街」に
情報発信を行っていくことが、ライフステージのイメージ構築へと繋がっていく。
する。
13
「きたひろ農学校」 平成24年度アクションプラン(案)
■「きたひろ農学校」 開校
<概要>
開校式を実施し、北広島市長が「きたひろ農学校」の校長として、学校の開学を宣言。
学校の趣旨、キャッチコピー、シンボルマークなどの発表と共に、「きたひろ魅力ベスト30」
の公募開始を告知。また、市長参加の「きたひろ体験バスツアー」を同日開催することで話
題性を高める。
<開校式・概要>
日
時: 平成24年6月(要調整)
※5月下旬~6月上旬の週末は小学校の運動会が多く、バスツアー実施日と重複しないよう調整が必要。
(平成24年度予定は未発表)
場
所:
実施内容:
北広島市内(要調整)
□きたひろ農学校の開校宣言。学校の趣旨の説明。
□キャッチコピーの作成
□シンボルマークの作成
□「きたひろ体験バスツアー」の実施
□「きたひろ魅力ベスト30」の公募開始の告知
記者会見イメージ
14
「きたひろ農学校」 平成24年度アクションプラン(案)
【A】きたひろを巡るコース紹介
<概要>
「きたひろ農学校」開校式の同日に、北広島市民をはじめ、近郊からの一般参加者を募る北
広島市内にある観光名所を巡るバスツアーを実施。校長である市長も参加することで、メ
ディアへの話題喚起とする。また、市内の各家庭で盛んに行われているオープンガーデン
やイルミネーション時には、例年行われている観光協会のバスツアーを実施。
更に、ホームページではモデルコース(自然散策コース、芸術散策コース、ふるコース、アン
ビシャスコースなど)を紹介。北広島市の魅力の理解を促進し、北広島市への訪問意欲を
掻き立てる。
<バスツアー案>
募集期間:
平成24年5月2日(水)~5月中旬締切 予定
開催日時:
平成24年6月上旬(要調整) 開校式当日
※5月下旬~6月上旬の週末は小学校の運動会が多く、バスツアー実施日と重複しないよう調整が必要。
(平成24年度予定は未発表)
実施概要:
親子10組20名様 きたひろ体験バスツアー (参加費無料)
・実施コース 下記参照
・実施運営 オントナ
・事務局(応募先) オントナ
※1、バスは福祉バス利用を想定
※2、オントナ主催事業として、有料参加費(2,000円(税込)以下)にて20組40名程度の
添乗員付きバスツアーも下記と同一料金にて実施可能です。
編集特集
ほっかいどう
お宝発掘プロジェクト
全5段カラ―
体験バスツアー募集告知
&
北広島市PRパブリシティ
全5段カラー
【実施コース】(案)
10:00
10:30
12:00
13:30
15:30
17:00
18:30
札幌市内にて集合
イチゴ狩り体験
北広島クラッセホテル(ランチバイキング)
レクリエーションの森
三井アウトレットパーク札幌北広島 着
(お買い物)
三井アウトレットパーク札幌北広島 発
札幌駅北口 ⇒ 解散
北広島クラッセホテルでのバイキングでは、北広島産の野菜を
使った一品をご提供いただきます。
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「きたひろ農学校」 平成24年度アクションプラン(案)
【B】一般公募による資産の掘起し~「きたひろ魅力ベスト30」の公募
<概要>
北広島市民をはじめとした一般公募による参加型の「きたひろ魅力ベスト30(仮)」を実施。
北広島市の魅力を探究することで、きたひろの資産を再認識・新発見してもらう。
決定後、ホームページや広報誌などで発表する。
募集期間:
平成24年6月の開校式 ~ 平成24年10月末日(予定)
審査会:
平成24年11月末(予定)
結果発表:
平成25年2月上旬(予定)
審査委員:
平成24年度戦略検討委員会(予定)
告知媒体:
□北広島市観光ホームページ (※観光情報発信事業において作成したホームページ)
□広報誌
□チラシ
□道内旅行雑誌(北海道じゃらん など)
□情報誌(オントナ など)
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「きたひろ農学校」 平成24年度アクションプラン(案)
【C】“きたひろのお土産”の開発・販売
<概要>
北広島市のPRツールのひとつとして、“きたひろのお土産”を開発・販売。
シティセールス「シンボルマーク」のモチーフであるクラークをビジュアルにし、北広島市の資
産のひとつであるゴルフ関連グッズなどを中心に、北広島市を印象付けた商品を開発する。
また今後、北広島市が出店するイベントなどで配布や販売を行い、知名度アップのひとつに
役立てる。
<ツール例>
●オリジナルゴルフマーカークリップ
●オリジナルバンダナ
17
「きたひろ農学校」 平成24年度アクションプラン(案)
【D】きたひろ ご当地グルメの開発・販売
<概要>
北広島市の資産であるクラークのもつ物語性を活かしたメニューや、北広島市や北海道産
の特産野菜を活かした健康的なメニュー、あぐりのパンを用いたメニューなど、北広島市の
名物となるご当地グルメを開発・販売。北広島市の新たな食資産の柱とする。また、イベント
出店時にはサンプリングなどの実施も検討する。
尚、開発にあたっては、市内企業や飲食店に協力を依頼する。
<ご当地グルメ 例>
北海道産のジャガイモやアスパラガス、北広島市で採れた野菜などをふんだんに使ったカレー。
クラークは学生にカレー以外のメニューの時の米飯を禁じ、パンを推進したと言われ、また、カレーを
日本に広めたのはクラークであるという説がある。
エーデルワイスファームのベーコンと地元産の野菜を使った絶品チャウダー。
クラーク博士の出身地であるニューイングランド地方では、クラムチャウダーが名物。
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「きたひろ農学校」 平成24年度アクションプラン(案)
■道内旅行誌などのメディアを使った情報発信の強化
<概要>
「きたひろ農学校」の開校をはじめ、きたひろを巡るコースの紹介や「きたひろ魅力ベスト3
0」の公募告知、“きたひろのお土産”、きたひろ ご当地グルメなどの情報発信の強化に、道
内旅行誌などのメディアを活用する。
<メディア例>
●北海道じゃらん
創刊年月日
1994年9月20 日
発行サイクル 月刊(毎月20日 )
サイズ
A4判変形中綴じ オールカラー
定 価
380円(税込)
発行部数
140,000部
流通エリア
北海道(一部青森県)
流通形態
書店、コンビニエンスストア、キヨスク、スーパー、
インターネット販売、定期購読など
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「きたひろ農学校」の概要
●シンボルマーク
北広島市の象徴であるクラーク博士は、北海道大学(札幌農学校)の初代教
頭。そこに着目し、クラーク博士が、角帽をかぶった様を、校章としてデザイン
し、
多くの方に学んでいただきたいという想いを込めました。
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補足:マークの位置づけについて
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現在、シティセールスの観点から、街のシンボルとして使用している「クラーク博士」と、
既存の「エルフィン」について、それぞれの位置づけを整理します。
クラーク博士
エルフィン
=対外的な街のシンボル
=対内的なマスコットキャラク
ター
シティセールスを目的に「The Ambitious
現在、様々な建造物などのデザイン・呼称
City」を標榜する北広島市自体を表現する
に採用されているエルフィンは、北広島市に
シンボルであり、いわゆる対外的な顔です。
さらに愛着を持ってもらうための対内的なマ
スコットキャラクターとして位置づけます。
「きたひろ農学校」は、シティセールスの一環とし
ての観光施策であるため、ここでも、その象徴と
してメインモチーフとして採用しています。
「きたひろ農学校」の概要
●キャッチコピー
ハロー、アンビシャス。
きたひろ農学校
北広島が持っている魅力や特性は、自然や歴史、産業、文
化、イベント、祭りなど多岐にわたっています。全国の人々に
北広島の魅力を感じ、来てもらうためには、まちを連想できる
分かりやすく受け入れやすいキャッチコピーが必要です。
このため、カントリーサインでもおなじみの全国的に知名度
の高いクラーク博士を連想できる「きたひろ農学校」をキャッ
チコピーとして、北広島のさまざまな魅力について少し遊び
心を加えながら情報発信する取組みを進めることとしました。
「きたひろ農学校」は普通の学校ではありません。校舎はあ
りません。北広島市そのものが学校です。市内のいたるところ
で毎日行われているさまざまな活動やイベントがカリキュラム
であり、課外授業です。
校訓はもちろん「大志~Boys, be ambitious」です。中山久
蔵翁や和田郁次郎翁も大志を抱いた先人であり、私たちも
「大志」を引き継ぐ北広島市の市民です。
「きたひろ農学校」で、誰もが先生になったり、生徒になった
りしながら、市民の皆さんと一緒にまちの魅力や歴史を探求
し、「行きたい街北広島」の都市イメージを創り上げ、全国から
生徒(訪れる人)をどんどん増やしていきたいと思います。
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「きたひろ農学校」の概要
●ポスター(案)
前述の校章をメインにデザインし、当校の開校を告知します。
また、「学部」として様々な分野が学べることを明示し、期待感を醸成します。
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