LLで関数プログラミング

LLで関数プログラミング
@LLRing
青木峰郎
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日本Rubyの会
主著
– ふつうのLinuxプログラミング
– ふつうのHaskellプログラミング
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関数型言語は勉強としてつかうだけ
住井英二郎
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東北大学
– 教員だけど気分は学生（試験のとき以外…）
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ICFPプログラミングコンテスト
– 外の人2回＋中の人1回
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MinCaml
日常のプログラムは全てOCaml
中村正三郎
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アンテナハウス所属
関数型の先にある形式仕様記述を宣伝
したいために登場
久井亨
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クロネッカーズデルタ合同会社代表
関数型言語はよく知らない
MEPHISTO
– 制約システムと無限ストリームをベースにし
た、アニメーション生成システム
– 入出力を含む動的なプログラムの動作を、
宣言的な記述で表現できる
– 2005年度未踏ユースで採択
山下伸夫
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株式会社タイムインターメディア
Haskell宣伝マン
Monad嫌い
スクリプトもHaskellで書く
今泉貴史
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千葉大学総合メディア基盤センター
言語系の研究をしたことも…
– 最近はネットワーク系が多い
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昔やっていたのは属性文法型言語
関数型言語は使うよりもプログラミングモ
デルとして興味を持っている
関数型言語
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何があれば関数型言語？
– LISPとHaskellとMLは関数型言語
– ほかにももちろんあるかもね
関数型言語の特徴
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高階関数
宣言的な記述
静的型付け
遅延評価
高階関数
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関数を計算の対象とするもの
関数型言語には必須ではない
– オブジェクト指向に近い概念？
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コードのコピー･ペーストが不要になる
当然あるもの、無いと話にならない
– Rubyにだってイテレ－タはある
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フレームワークに関数をはめ込んで機能
を実現可能
静的型付け
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型をチェックしてくれることが重要
型を書くのがプログラミングのひとつ
– 型を書かなければいけないわけではない
– 型を考えることが全体設計となっている
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型推論が型は決めてくれる
型なしの言語だと決めなければいけないことを
先送りできる(?)
記述の上で型がないとDucktypeが楽にできる
– Javaで言うところのInterfaceみたいなもの
宣言的な記述
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考えなければならないことが限られる
宣言的な記述をできるようにプログラミン
グ言語を高めてきた
– 抽象度を高くしてきた
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仕様記述言語、定理証明器との相性が
良い
現実問題として… 副作用は要るでしょう
約束事を覚えておかなくても良い
副作用
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副作用はMonadでごまかす(?)
→Monadで副作用が表現できちゃった
まじめに考えなければ良い
穢れた世界
– 穢れているからこそ生き延びる
遅延評価
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遅延評価の場合は評価順序が決まらないので
副作用との相性が悪い
– 必要なときに使えればよい
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遅延評価は理解するのが難しい
– 副作用を使いたいから難しいのだろう
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関数型言語には遅延評価があった方が良いだ
ろう
遅延評価がないものは考えられない
– 遅延評価があれば楽ができる
Haskell
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頭を使いたくない人はどうぞ
コンピュータの動きを考える必要はない
覚えることはすごく少ない
基本的な考え方に例外が少ない
頭を真っ白にできるのであればお勧め
日本語処理はいまひとつ
– Hugsではそれなりに使える
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パッケージシステムは作ろうとしているところ
Lisp(?)
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Clean
Concurrent Clean
– GUIが充実しています
– マルチプラットフォームで動作しています
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O'z
Ruby
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でも、関数型言語を学ぶことは重要だと
思う
Scheme
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LISP系一般に論理型もできるし、関数型
もできる
パラダイムを勉強するにもよいだろう
OCaml
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現実的な折衷案
– 命令型やオブジェクト指向に慣れている人にはお勧め
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ライブラリが比較的充実している
– パッケージシステムもある
– モジュールシステムはいい加減かも
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関数型プログラミングができれば別に言語は何でもい
いかも
日本語処理はどうなっているのか
– デフォルトは文字コードは考えていない
– GUIへの日本語出力はまだちょっと大変
C++
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最近は関数型言語と定義されているらし
い
LLではないけれど…
本が厚くて面倒くさい
覚えることはたくさんある
Python
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無限リストも使えます
関数合成も使えます
今までどおりのテクニックを使いながら関
数型も使いたい人には便利

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