情報処理

情報処理
第11回
今日の内容
練習用ファイルのダウンロード
数式の入力
– 基本的な数式の入力
– 計算の順序
– セルの値を計算に使う
– 数式のコピーと貼り付け
今日の内容
オートSUM機能
– オートSUM機能の概要
– 合計
– その他のオートSUM機能
– 式のコピーと貼り付け
今日の内容
関数の基本
– 関数の概要
– 関数の入力
– 個数のカウント
– 四捨五入/切り上げ/切り捨て
条件系の関数
– IF関数
– COUNTIF関数
今日の内容
数式関係の機能
– 数式のみ貼りつけ
– セルに数式を表示
練習用ファイルのダウンロード
情報処理のページに接続
–http://www.h-fj.com/nu/
「サンプル文書」の「第11回」のリンクからダウ
ンロード
数式の入力
基本的な数式の入力
「=」から始まる式をセルに入力する
– 例:=5+3
数学的な計算で使う記号(演算子)
演算子
+
*
/
^
計算
足し算
引き算
掛け算
割り算
べき乗
例
=5+3
=7-4
=6*8
=9/3
=2^3
基本的な数式の入力
計算の順序
– べき乗が最も優先
– 次に掛け算/割り算が優先
– 優先順位を変えたい時は括弧で囲む
計算の順序の例
例
=2+3*5
=(2+3)*5
順序
3×5を先に計算して、その結果を2に足す
(答えは17)
2+3を先に計算して、その結果に5を掛ける
(答えは25)
練習
「基本数式」シートのA列にある計算を、B列
で行う
セルの値を計算に使う
式の中にセル番号を入れる
例
例
内容
=A1*5
A1セルの値に5を掛ける
=A1+B1
A1セルの値とB1セルの値を足す
数式のコピーと貼り付け
通常のコピー/貼りつけと同じ手順
コピー先のセルに応じて、式の中のセル番号
も適切に変わる
オートSUM機能
オートSUM機能の概要
よく使う関数を簡単に入力する機能
合計/平均/個数/最小値/最大値
合計
合計を求めるセルを選択
ホームリボンの「オートSUM」ボタンをクリック
合計対象の範囲が自動的に選択される
合計範囲が正しくない場合は、マウスで範囲
を選択しなおす
Enterキーを押して確定
その他のオートSUM機能
平均/数値の個数/最小値/最大
値を求めることが可能
ホームリボンの「オートSUM」ボタンの
右端の「▼」をクリックして計算方法を
選択
計算対象の範囲が自動的に選択され
る
計算範囲が正しくない場合は、マウス
で範囲を選択しなおす
Enterキーを押して確定
練習
国語/数学/英語の平均/最高/最低を求
める
基本的な関数
関数の概要
関数 → さまざまな計算を行う機能
種類
関数の例
統計
合計(SUM)、平均(AVERAGE)、最小値(MIN)、
最大値(MAX)、個数(COUNT)、順位(RANK)、etc.
数学
四捨五入(ROUND)、切り捨て(ROUNDDOWN)、
切り上げ(ROUNDUP)、余り(MOD)、etc.
日時
現在日時(NOW)、年(YEAR)、月(MONTH)、
日(DAY)、etc.
文字
文字の先頭(LEFT)、文字の最後(RIGHT)、
文字数(LEN)、etc.
論理
条件(IF)、かつ(AND)、または(OR)、etc.
関数の入力
関数の入力手順
– 関数の計算結果を求めるセル
をクリック
– 数式バーの「fx」のボタンをクリ
ック
– 「関数の挿入」の画面で関数を
選択
– 「関数の引数」画面で計算対
象等を指定
個数のカウント
カウントするセル
数値のセル
文字のセルも含む
空白のセル
関数名
COUNT
COUNTA
COUNTBLANK
引数は通常1つ
– カウント対象のセル範囲
カウント系関数の入力方法(1)
カウントを表示したいセルを
選択
数式バーの「fx」ボタンをクリッ
クして「関数の挿入」画面を開
く
「関数の検索」欄に「カウント」
と入力
「関数名」の欄で使いたい関
数を選んで「OK」ボタンをクリ
ック
カウント系関数の入力方法(2)
「関数の引数」画面が開く
「値1」の欄をクリック
ワークシート上で、カウント対象の範囲を選択
「OK」ボタンをクリック
関数のコピーと貼り付け
一般の数式と同様にコピー/貼りつけが可
能
コピー先のセルに応じて、コピー元の関数に
含まれるセル番号が適切に修正される
練習
各科目の受験者数を求める
四捨五入/切り上げ/切り捨て
計算
四捨五入
切り上げ
切り捨て
関数名
ROUND
ROUNDUP
ROUNDDOWN
引数は2つ
– 四捨五入等する対象の数値
– 四捨五入等する桁数(以下の表)
100の位 10の位
1の位
-3
-1
-2
小数点 小数点 小数点
以下1桁 以下2桁 以下3桁
0
1
2
条件系の関数
IF関数
条件が成立するかどうかで、2つの値のどち
らかを表示する関数
引数は3つ
– 論理式(条件を表す式)
– 条件が成立した時(真)の値
– 条件が成立しなかった時(偽)の値
IF関数
論理式に使う演算子
演算子
演算子の
意味
例
意味
=
<>
等しい
異なる
>
より大きい
A1=5 A1セルの値が5に等しい
A1<>5 A1セルの値が5でない
A1>5 A1セルの値が5より大きい
<
より小さい
A1<5
>=
<=
以上
以下
A1>=5 A1セルの値が5以上
A1<=5 A1セルの値が5以下
A1セルの値が5より小さい
IF関数の入力例
B2セルの値が60以上なら「合格」、そうでな
ければ「不合格」と表示
COUNTIF関数
条件に合うデータの個数をカウント
引数は2つ
– カウントするセル範囲
– 論理式
COUNTIF関数の入力例
A1~A10セルの中で、値が50より大きいセル
の数をカウント
数式関係の機能
数式のみ貼りつけ
ホームリボンの「貼り付け」ボタンの「▼」をク
リックし、次に表示されるボタンの中で「fx」を
クリック
セルに数式を表示
数式リボンの「数式の表示」ボタンをクリック
練習
「練習」ワークシートに切り替え
各受験者の合計点(F列) を求める
各科目の平均点(14行)/最高点(15行)/最
低点(16行)を求める
男女別の受験者数を求める(B18,B19セル)