情報処理 第12回 今日の内容 練習用ファイルのダウンロード 数式の入力 – 基本的な数式の入力 – 計算の順序 – セルの値を計算に使う – 数式のコピーと貼り付け 今日の内容 オートSUM機能 – オートSUM機能の概要 – 合計 – その他のオートSUM機能 – 式のコピーと貼り付け 今日の内容 関数の基本 – 関数の概要 – 関数の入力 – 個数のカウント – 四捨五入/切り上げ/切り捨て 条件系の関数 – IF関数 – COUNTIF関数 今日の内容 数式関係の機能 – 数式のみ貼りつけ – セルに数式を表示 練習用ファイルのダウンロード 情報処理のページに接続 –http://www.h-fj.com/jyoho/ 「サンプル文書」の「第12回」のリンクをクリッ ク 数式の入力 基本的な数式の入力 「=」から始まる式をセルに入力する – 例:=5+3 数学的な計算で使う記号(演算子) 演算子 + * / ^ 計算 足し算 引き算 掛け算 割り算 べき乗 例 =5+3 =7-4 =6*8 =9/3 =2^3 基本的な数式の入力 計算の順序 – べき乗が最も優先 – 次に掛け算/割り算が優先 – 優先順位を変えたい時は括弧で囲む 計算の順序の例 例 =2+3*5 =(2+3)*5 順序 3×5を先に計算して、その結果を2に足す (答えは17) 2+3を先に計算して、その結果に5を掛ける (答えは25) 練習 「基本数式」シートのA列にある計算を、B列 で行う セルの値を計算に使う 式の中にセル番号を入れる 例 例 内容 =A1*5 A1セルの値に5を掛ける =A1+B1 A1セルの値とB1セルの値を足す 数式のコピーと貼り付け 通常のコピー/貼りつけと同じ手順 コピー先のセルに応じて、式の中のセル番号 も適切に変わる オートSUM機能 オートSUM機能の概要 よく使う関数を簡単に入力する機能 合計/平均/個数/最小値/最大値 合計 合計を求めるセルを選択 ホームリボンの「オートSUM」ボタンをクリック 合計対象の範囲が自動的に選択される 合計範囲が正しくない場合は、マウスで範囲 を選択しなおす Enterキーを押して確定 その他のオートSUM機能 平均/数値の個数/最小値/最大 値を求めることが可能 ホームリボンの「オートSUM」ボタンの 右端の「▼」をクリックして計算方法を 選択 計算対象の範囲が自動的に選択され る 計算範囲が正しくない場合は、マウス で範囲を選択しなおす Enterキーを押して確定 練習 国語/数学/英語の平均/最高/最低を求 める 基本的な関数 関数の概要 関数 → さまざまな計算を行う機能 種類 関数の例 統計 合計(SUM)、平均(AVERAGE)、最小値(MIN)、 最大値(MAX)、個数(COUNT)、順位(RANK)、etc. 数学 四捨五入(ROUND)、切り捨て(ROUNDDOWN)、 切り上げ(ROUNDUP)、余り(MOD)、etc. 日時 現在日時(NOW)、年(YEAR)、月(MONTH)、 日(DAY)、etc. 文字 文字の先頭(LEFT)、文字の最後(RIGHT)、 文字数(LEN)、etc. 論理 条件(IF)、かつ(AND)、または(OR)、etc. 関数の入力 関数の入力手順 – 関数の計算結果を求めるセル をクリック – 数式バーの「fx」のボタンをクリ ック – 「関数の挿入」の画面で関数を 選択 – 「関数の引数」画面で計算対 象等を指定 個数のカウント カウントするセル 数値のセル 文字のセルも含む 空白のセル 関数名 COUNT COUNTA COUNTBLANK 引数は通常1つ – カウント対象のセル範囲 カウント系関数の入力方法(1) カウントを表示したいセルを 選択 数式バーの「fx」ボタンをクリッ クして「関数の挿入」画面を開 く 「関数の検索」欄に「カウント」 と入力 「関数名」の欄で使いたい関 数を選んで「OK」ボタンをクリ ック カウント系関数の入力方法(2) 「関数の引数」画面が開く 「値1」の欄をクリック ワークシート上で、カウント対象の範囲を選択 「OK」ボタンをクリック 関数のコピーと貼り付け 一般の数式と同様にコピー/貼りつけが可 能 コピー先のセルに応じて、コピー元の関数に 含まれるセル番号が適切に修正される 練習 各科目の受験者数を求める 四捨五入/切り上げ/切り捨て 計算 四捨五入 切り上げ 切り捨て 関数名 ROUND ROUNDUP ROUNDDOWN 引数は2つ – 四捨五入等する対象の数値 – 四捨五入等する桁数(以下の表) 100の位 10の位 1の位 -3 -1 -2 小数点 小数点 小数点 以下1桁 以下2桁 以下3桁 0 1 2 条件系の関数 IF関数 条件が成立するかどうかで、2つの値のどち らかを表示する関数 引数は3つ – 論理式(条件を表す式) – 条件が成立した時(真)の値 – 条件が成立しなかった時(偽)の値 IF関数 論理式に使う演算子 演算子 演算子の 意味 例 意味 = <> 等しい 異なる > より大きい A1=5 A1セルの値が5に等しい A1<>5 A1セルの値が5でない A1>5 A1セルの値が5より大きい < より小さい A1<5 >= <= 以上 以下 A1>=5 A1セルの値が5以上 A1<=5 A1セルの値が5以下 A1セルの値が5より小さい IF関数の入力例 B2セルの値が60以上なら「合格」、そうでな ければ「不合格」と表示 COUNTIF関数 条件に合うデータの個数をカウント 引数は2つ – カウントするセル範囲 – 論理式 COUNTIF関数の入力例 A1~A10セルの中で、値が50より大きいセル の数をカウント 数式関係の機能 数式のみ貼りつけ Excel 2010/2013 – ホームリボンの「貼り付け」ボタンの「 ▼」をクリックし、次に表示されるボタ ンの中で「fx」をクリック Excel 2007 – ホームリボンの「貼り付け」ボタンの「 ▼」をクリックし、メニューの中で「数 式」をクリック セルに数式を表示 数式リボンの「数式の表示」ボタンをクリック 練習 「練習」ワークシートに切り替え 各受験者の合計点(F列) を求める 各科目の平均点(14行)/最高点(15行)/最 低点(16行)を求める 男女別の受験者数を求める(B18,B19セル)
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