四日市医療生協 訪問看護ステーションの 事業紹介

訪問看護って・・?
看護師がお宅へ訪問し、
疾患や障がいを持っていても、
在宅で安心して生活してゆけるよう
お手伝いします。
どんな人が受けられるの?
看護師は何をしてくれるの?
*医療処置(尿管カテーテルの管理・栄養チューブの管
理・在宅酸素、人工呼吸器の管理・気管切開の管理・点
滴など)の必要な方の処置や管理を行い、在宅で安心し
て生活できるようお手伝いします。
*床ずれの予防をし、できている場合には手当てをし、状
態が改善するようアドバイスします。
*体を拭いたり、自宅での入浴に介助が必要な方の、安全
な入浴の介助をいたします。
*むせたり、食事摂取にトラブルがある方の食事摂取方法
のアドバイスを行います。
*自力排便が困難でお困りの方に、排便コントロールのア
ドバイスを行い、下剤の調節や必要に応じて浣腸・摘便
などの処置も行います。
*理学療法士と看護師が、自宅において生活力を
高めるリハビリテーションを行います。
*介護者の相談にのり、安心して介護が続けられ
るよう支援します。
*緊急時に電話連絡がとれるようにし、24時間い
つでも相談にのります。そして必要時主治医に
連絡をとります。
*「自宅で最期を迎えたい」「自宅で看取りた
い」と願うご本人・ご家族が、自宅で満足して
生を全うできるよう、また介護できるよう支援
いたします。
どうしたら受けられるの?
訪問看護は・・
・介護保険の認定を受けた方の利用
・医療保険での利用(介護保険適用外の方、ある
いは難病など決められた疾患の方)
どちらも医師の指示書が必要です。
まずは居宅介護支援事業所(ケアマネージャー)、
または病院の相談室にご相談下さい。
*直接訪問看護ステーションにご相談下さっても結構です。
四日市医療生協
訪問看護ステーションの事業紹介
特徴1. 在宅での看取り
・




2008年度は年間18人のターミナルケアを行い、そのうち
10人の在宅死を支援しました。病院からの紹介ケースが
増えており、退院前には病院を訪問しカンファレンスを開
いてもらうよう働きかけ、退院の調整を病院と協同で行う
ようにつとめています。
本人の苦痛の除去。医療処置。排泄コントロール。「家に
いられてよかった」と思える支援を目指しています。
家族、介護者の精神的支援。具体的に“今後起こりうる
身体の変化”を説明し家族にできることをアドバイス。介
護者が「十分介護をやりとおせた」と思えるような支援を
目指しています。
エンゼルケア(ご遺体の整え):清拭、洗髪、髭剃り、準備
した衣装に更衣し、死に化粧を、ご家族とともに行います。
グリーフケア:死後2~3ヶ月後にご遺族に連絡をとり、了
解を得られれば訪問し、遺族の様子を伺います。
特徴2. リハビリテーション
・ 2008年5月より理学療法士によるリハビリテー
ションを開始。看護師の訪問と理学療法士の訪
問を交互に組み、連携して身体の状態に応じた
リハビリテーションを行っています。
 自宅での生活が安全、安楽に継続でき、少しで
も自立に向けて広がるよう支援しています。ター
ミナルケースへのリラクゼーションも行いました。
 理学療法士が通所リハビリテーションとの兼任な
ので、通所と在宅の両方から見れることも強みに
なっています。
特徴3.
難病(特定疾患)の方の支援
・パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症
(ALS)などの難病の方が在宅療養生活を
送るために必要な援助を行っています。
具体的には、リハビリテーション、人工呼吸
器の管理、排泄コントロール、清潔の援助、
食事の介助、病状の進行に合わせた生活
アドバイス、主治医やケアマネ、保健師と
の連携、などです。
特徴4.
小児の訪問看護と育児支援
・現在1歳児の訪問を看護師・PTが行っています。
胃ろうの管理、皮膚トラブルへのアドバイス、吸
引の管理、全身状態の観察、発育を促すリハビ
リテーション、そして両親の相談に乗っています。
保健所の保健師との連携、障害児リハビリテー
ション医との連携をとりつつ支援しています。
 今後は小児の訪問ケースを増やしてゆき、将来
的には、障害児を持つ両親の育児支援ができれ
ば・・と考えています。
ご利用は・・お気軽にご相談ください。
四日市医療生協
訪問看護ステーション
〒512-0911
四日市市生桑町1455
電話 : 059-333-6472
FAX : 059-333-6483
E-mail : [email protected]
( 担当 : 藤島 )