幼稚部 小学校・中学部総則

新しい学習指導要領
特別支援学校学習指導要領改訂、
移行措置等について
徳島県教育委員会
学習指導要領等改訂案公表までの経緯
平成17年2月
学習指導要領の見直しに着手(大臣からの要請)
平成18年12月
教育基本法改正
平成19年 6月
学校教育法改正
平成19年11月7日
中央教育審議会教育課程部会「審議のまとめ」
広く国民から意見募集(11/8~12/7)、関係団体からヒアリング
平成20年1月17日
中央教育審議会「答申」
平成20年12月22日 高等学校、特別支援学校学習指導要領等の改訂案公表
広く国民から意見募集(12/23~1/21)
平成21年2月~3月
高等学校、特別支援学校学習指導要領等
(文部科学省告示)改訂(予定)
国内での取り巻く状況
① 特別支援学校に在学の子どもたちの障害の重度・重複化、
多様化。
② 小・中学校などにおけるLD(学習障害) ADHD(注意欠
陥多動性障害)などの発達障害のある子どもたちへの対応
が強く求めれている
③ 早期からの早期支援への教育的対応の期待が高まって
きている。
④ 特別支援学校の高等部を卒業した後の進路が従来に比
べて多様化
⑤ 社会におけるノーマライゼーションの理念が浸透してき
ている
特別支援教育(平成19年度から)
① 「特殊教育」から「特別支援教育」への転換
② 「盲・聾・養護学校」の学校制度から複数の障害種別を対象
とすることができる「特別支援学校」への制度への変換へ
③ 特別支援学校の機能として地域の特別支援教育のセンター
的機能を位置付ける
④ 幼稚園・小学校・中学校・高等学校でも、学習障害等の発達
障害を含めた特別支援教育を支援していくことが提言がされ
ています
平成18年12月 教育基本法の改正
平成19年 6月 学校教育法の改正
学習指導要領改訂と制度の改正
学習指導要領の理念
「生きる力」:
○ 基礎・基本を確実に身に付け、いかに社会が変化しようと、自ら課題を見つけ、
自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や
能力、
○ 自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などの
豊かな人間性、
○ たくましく生きるための健康や体力 など

「知識基盤社会」の時代において「生きる力」をはぐくむ
という理念はますます重要

教育基本法改正等により教育の理念が明確になるとともに、
学校教育法改正により学力の重要な要素が規定
今回の改訂においては、これまでの理念を継承し、
教育基本法改正等を踏まえ、「生きる力」を育成
現行学習指導要領の下での課題
• 学習指導要領の理念を実現するためのこれまでの
手立てに5つの課題
[1] 「生きる力」の意味や必要性について、文部科学省による趣旨の周
知・徹底が必ずしも十分ではなく、十分な共通理解がなされなかった
[2] 子どもの自主性を尊重するあまり、教師が指導を躊躇する状況があっ
たとの指摘
[3] 各教科での知識・技能の習得と総合的な学習の時間での課題解決的
な学習や探究活動との間の段階的なつながりが乏しくなっている
[4] 各教科において、知識・技能の習得とともに、観察・実験、レポート、論
述といった、知識・技能を活用する学習活動を行うためには、現在の授業
時数では十分ではない
[5] 豊かな心や健やかな体の育成について、家庭や地域の教育力が低
下したことを踏まえた対応が十分ではなかった
学習指導要領改訂の基本的な考え方
• 教育基本法改正等で明確になった教育の理念を
踏まえ 「生きる力」を育成
• 知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力等の
育成のバランスを重視
• 道徳教育や体育などの充実により、豊かな心や
健やかな体を育成
特別支援学校学習指導要領
の改訂について
特別支援学校学習指導要領等改訂案のポイント
1.今回の改訂の基本的考え方
幼稚園、小学校、中
学校及び高等学校の
教育課程の改善に準
じた改善
障害の重度・重複
化、
多様化に対応し、
一人一人に応じた
指導を一層充実
自立と社会参加を
推進するため、職
業教育等を充実
2.主な改善事項
一人一人に応じた指導の充実
○ 一人一人の実態に応じた指導を充実するため、すべての幼児児童生徒に「個
別の指導計画」を作成することを義務付け
○ 学校、医療、福祉、労働等の関係機関が連携し、一人一人のニーズに応じた
支援を行うため、すべての幼児児童生徒に「個別の教育支援計画」を作成する
ことを義務付け
自立と社会参加に向けた職業教育の充実
○ 特別支援学校(知的障害)における職業教育を充実するため、高等部の専門
教科として「福祉」を新設
○ 地域や産業界と連携し、職業教育や進路指導の充実を図ることを規定
交流及び共同学習の推進
○ 障害のある子どもと障害のない子どもとの交流及び共同学習を計画的・組織
的に行うことを規定
障害の重度・重複化、多様化への対応
○ 障害の重度・重複化、発達障害を含む多様な障害に応じた指導を充実するた
め、
「自立活動」の指導内容として、
「他の人とのかかわりに関すること」など
を規定
○ 重複障害者の指導に当たっては、教師間の協力した指導や外部の専門家を活
用するなどして、学習効果を高めるようにすることを規定
学習指導要領の実施時期①
小学校・中学校学習指導要領等の実施スケジュールに準拠
新学習指導要領等の実施スケジュール
平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
幼稚園
告
周知・徹底
示
全面実施
総則等
小学校
告
周知・徹底
示
中学校
告
周知・徹底
示
先行実施
総則等
先行実施
数学、理科
先行実施
高等学校
告
示
全面実施
算数、理科
周知・徹底
全面実施
総則等
先行実施(学年進行)
数学、理科
学年進行
で実施
学習指導要領の実施時期②
① 幼稚部
平成21年度から実施
② 小学部・中学部
・ 小学校又は中学校に準ずる各教科等については、
小学校又は中学校の実施スケジュールに準じて実施
(平成21年度から移行措置、平成23年度から小学部
実施、平成24年度から中学部実施)
ただし、次の教科等については、先行して実施
・ 総則及び自立活動:平成21年度から実施
・ 特別支援学校(知的障害)の各教科:平成21年度
から新学習指導要領によることも可能
学習指導要領の実施時期③
③ 高等部
・ 高等学校に準ずる各教科等については、高等学校
の実施スケジュールに準じて実施。ただし、次の教
科等については、先行して実施
・ 総則、道徳、自立活動:平成22年度から実施
・ 専門教科(保健理療、理療、理学療法、印刷、 理容・
美容、クリーニング、歯科技工):平成22 年度から
新学習指導要領によることも可能
・ 特別支援学校(知的障害)の各教科:平成22年度
から新学習指導要領によることも可能
広報計画
(教員に学習指導要領冊子の配布)
• 学習指導要領冊子について、A4判化(これまでは
A5判)、デザインを見やすくし、特別支援学校の
全ての教員に対して配布〔3月〕
(学習指導要領「解説」の作成・発行)
• 学習指導要領の記述の意味や解釈などを詳細に
説明する「解説」を、文部科学省の著作として作
成・出版〔3月〕
• 「新しい学習指導要領」ホームページで最新情報
を提供〔随時〕