タカイの連続豆乳プラント

タカイの
無消泡連続豆乳プラント
バッチプラントから連続へ
さらに無消泡へと連続煮沸装置の欠点を
克服しプラスαを目指します。
概要

この連続煮沸装置は、
主に単一商品の量産
を視野にいれ開発い
たしました。

また一般的に連続煮
沸機がかかえる問題
点に挑戦し、克服して
おります。

「バッチプラントの品質
を連続プラントへ」 と
にかく品質重視です。
従来技術の問題点

熟成缶の径が太い縦型

ムラ煮え
熟成缶出口の口径が細いため缶本体に
滞留するものが出たり、逆に生煮えのゴ
液が走ったりする。
(先入れ先出しが出来ない)
特に縦型では泡が生ゴを運びやすい。
これを避けるため管内にパイプ等の充填
物を入れるものもある。
洗浄不良
口径が太いと大量の薬液が必要となる。
また太い熟成缶では流速が落ち循環洗
浄では十分な洗浄効果は得られない。
充填物がある場合これも洗浄不良となる

従来技術の問題点

管長の長い水平型

連続煮沸装置の悩み
管長が長い上に水平での設置では、加
熱終了後のゴ液処理が問題となる。
自重では素早く抜けないため一般的に
は水で押し出す。
この場合ゴ液との境界でかなり水が混ざ
りゴ液を有効に回収することができない
洗浄液でも同様である。
機能と特長

チューブ方式の加熱・熟成缶を採用

傾斜配管を採用

複数セクションの分離

スチームインジェクション方式による加熱

消泡剤無添加を可能にする処理工程を追加
チューブ方式の加熱・熟成缶を採用



太い熟成缶は使用しません
加熱・熟成は、 50Aのパイプで行います
細い熟成缶でのメリットは
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

流速を落すことなく薬液を流す
ことができ洗浄性が向上しま
す。
内圧をかけても圧力容器規格
を気にすることなく使えます。
先入れ先出しが確実に行える
ためムラ煮えがありません。
傾斜配管を採用

泡の上昇による煮沸への影
響が抑えられます。
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垂直缶とは違い泡の上昇力が
少ないことでゴ液の素通りがな
い。
残液の回収が容易です。

チューブ式では配管を水平に
することが多くこの場合、稼動
終了時の残液回収が問題とな
りますが配管を斜めにすること
で自重による確実な回収が可
能となります。
複数セクションの分離

煮沸熟成管を複数セクションに分割しています

順次最短経路にて回収可能
分割しそれぞれに排出バルブを設置することで素早くゴ液や薬液
を素早く回収できます。

洗浄効果が上がります。
セクション別に洗浄することて配管距離が短くなり流速を上げても
圧損を減らすことができます。

能力変更が容易
セクションを跳ば
すことができ能
力・煮沸時間を容
易に変更できま
す。
スチームインジェクション方式による加熱

加熱個所は各セクションに一箇所


スパイラル構造の熟成管を有する1セク
ションでその最下部に一箇所加熱部を
配置しています。
ここを通過することで確実に加熱されま
す。
狭い吹き込み個所

加熱部はさらに配管口径を小さくするこ
とでゴ液の流速が早くなり、その結果焼
き付けがおこり難くなりました。
洗浄時でも同様に洗浄効果が上がりま
す。
消泡剤無添加を可能にする処理工程を追加



脱気装置で
確実に泡を取ります
最終工程で脱気、 こ
の処理をすることで確
実に脱気され、後行程
の絞りに影響を与えま
せん。
どのような煮沸調整を
しても対応します。
作業終了行程の例



ポンプが逆転することで管内のゴ液を排出します。
煮沸行程です。
ゴ液が終了すると最終過熱されたゴ液がバックします。
ホンプにより順次加熱セクションへ送られます。
各セクションでは加熱されたゴ液がくると加熱動作が止まります。
その後
残存したゴ液は、各セクション下の排出バルブで容易に
抜くことが出来ます。
各加熱セクションを通過することで除々に加温されます。
この行程により全てのゴ液が同じ状態で加熱されます。
P
仕様
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能力
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豆乳濃度 12%煮沸時間5分の場合 1000〜2000L/h
必要ユーティリティ
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6セクションタイプ
500Kg/h 接続口径 50A
水量(揚げ製造時) 4000L/h 接続口径 50A
エアー量
2NL/min 接続口径 10A
電気
7.5kw/h 三相200V
蒸気量
寸法

W3000*D1700*H3200mm
※ユーティリティ及び寸法は能力・仕様によって異なります。