分詞 *スライドショウを実行し、左クリック(一回)で改行しながら読み進めて下さい 分詞の形は? ①現在分詞 ・・・《動詞原形 + ing》 sleep →sleeping, take →taking, run →running ②過去分詞 ・・・2種類あります (1) 規則変化をするもの ・・・ 《動詞原形 + ed》 boil → boiled, close → closed study → studied etc. (2) 不規則変化をするもの・・・ fall→fallen, make→made, build→built, cut →cut, etc. 分詞の働き 分詞はどんな働きをするのか? 動詞の働きをもちつつ、形容詞、副詞的な働きを する。 A.形容詞的な働きとは?・・・2つあげなさい。 ①名詞の修飾(限定用法) ②補語(叙述用法) B.副詞的な働きとは?・・・・ 動詞、形容詞、副詞、文の修飾 分詞による副詞的働きは、分詞構文という。 形容詞的働き:名詞修飾(前から) A.形容詞的な働き ①名詞の修飾・・・名詞の前に置く場合と、後に置く 場合とあります。 (1)名詞の前に置く場合は・・・・ *分詞だけで修飾する場合 ・a ( ? ) baby 眠っている赤ちゃん a (sleeping) baby 「~している」の意味で修飾 ・a ( ? ) egg ゆでられた卵=ゆで卵 a ( boiled ) egg 「~された」の受身的意味で修 飾 形容詞的働き:名詞修飾(後から) (2)名詞の後に置く場合は・・・? *分詞が目的語や修飾語句を伴い2語以上で修飾す る場合 ・the boy ( ? ) a book 本を読んでいる少年 the boy (reading) a book *分詞の reading に目的語 a book が伴っている ・shoes ( ? ) in Italy イタリア製の靴 shoes ( made ) in Italy *分詞の made に修飾語句 in Italy が伴っている 形容詞的働き:補語として ②形容詞的用法:補語として 補語には二種類ありますが、それは・・・・? (1)主格補語 (2)目的格補語 (1) 主格補語は次の構文のもとで使われます [ S + V + C(補語) ] この構文で用いられる述語動詞は・・・・? become, get, seem, keep, remain, look, appear, feel / come, sit, stand, lie etc 主格補語 主格補語の用例: ・The baby kept ( ? ) all night. 赤ちゃんは一晩中泣き続けた The baby kept (crying) all night. ・The shop remained ( ? ) for a week. 店は一週間ずっと閉じ(られ)たままだった The shop remained (closed) for a week. ・The teacher sat ( ? ) by her students. 先生は生徒に囲まれて座っていた The teacher sat (surrounded) by her students. 目的格補語 (2) 目的格補語は次の構文で使われます [ S + V + O + C(補語) ] この構文で用いられる述語動詞をできるだけあげて ください・・・・ a. 知覚動詞(see, hear, feel etc), b. 使役動詞(make, have, get), c. その他の動詞(keep, leave, find etc.) 目的格補語:知覚動詞 知覚動詞の用例 ・I saw a stranger ( ? ) into the room. 見知らぬ人が部屋に入ってくるのが見えた I saw a stranger (coming) into the room. *現在分詞は目的語の進行(能動)的意味を表わします。 ・She heard her name ( ? ) in the crowd. 彼女は人混みの中で名前が呼ばれるのが聞こえた She heard her name (called) in the crowd. *過去分詞は目的語の受身的意味を表わします 目的格補語:使役動詞 使役動詞の用例 ・Can you make yourself ( ? ) in English? あなたは自分自身を英語で理解し(され)てもらえま すか(あなたの英語は通じますか)? Can you make yourself (understood) in English? ・It’s time for you to have(get) your hair ( ? ). そろそろ髪を切っ(られ)てもらう頃だよ It’s time for you to have(get) your hair (cut). 目的格補語:その他の動詞 その他の動詞 ・You mustn’t leave the water ( ? ). 水を出したままにしておいてはいけません You mustn’t leave the water (running). ・They kept me ( ? ) for an hour. 彼らは私を一時間待たせた。 They kept me (waiting) for an hour. ・I find the door ( ? ) for a while. ドアの鍵がかかっていないことに気づいた。 I find the door (unlocked) for a while. 分詞構文 B.分詞構文:分詞の副詞的な働き 次の英文の下線部を下のように言い換えることが可 When I looked up, I saw a lot of stars in the sky. →Looking up, I saw a lot of stars in the sky. *Looking up には、もとの英文の「~すると」という 「時を表す」副詞的意味があり、接続詞(when)と 主語(I)と動詞(looked)の働きを併せ持っている (when I looked → looking) この構文を分詞構文という 分詞構文 ・As I felt thirsty, I drank a glass of water. (のどが渇いたのでコップ一杯の水を飲んだ。) 分詞構文で言い換えると・・・? →( ? ) thirsty, I drank a glass of water. (Feeling) thirsty, I drank a glass of water. *As I felt → feeling に変形 分詞構文 ・Since I was surprised at the news, I couldn’t speak a word. (驚いたので一言も話せなかった。) 分詞構文で言い換えると・・・? → ( ? ) surprised at the news, I couldn’t speak a word. (Being) surprised at the news, I couldn’t speak a word. *Since I was → being に変形。さらに・・・ Surprised, I couldn’t speak a word. *分詞構文の being は通常省略される 分詞構文:付帯状況 付帯状況の分詞構文 分詞構文には付帯状況という用法もあります。 これは、主文の内容に対して状況的説明を付け加 える法で、①「~しながら」、②「そして~する」という 意味があります。 ・He was lying on the bad, listening to the music. 音楽を聴きながらベッドに横たわっていた。 ・Saying good-bye to us, he got on the train. 私たちに別れを告げて、彼は電車に乗った。 分詞構文:付帯状況 付帯状況の分詞構文には次の構文もあります。 [ with + A + 分詞 ] 意味のとり方として、「Aが~している状態で」と考 えます(日本語の訳し方には工夫がいる)。 ・He was thinking deeply with his eyes closed. 彼は目を閉じて、じっと考え込んでいた。(目が閉 じられた状態で) ・She was standing with tears running down on her cheeks. 彼女はほおに涙を流しながら立っていた。(涙が 流れている状態で) 完了分詞構文 分詞構文の表す時間が主文の表す時間より前の 時にはどうするか・・・ ・After he had finished his homework, he went swimming. (彼は宿題を終えた後で泳ぎに行った) *この文の下線部を分詞構文に変形する場合、 「宿題を終えた」(過去完了)のは「泳ぎに行った」 (過去)より前の時なので、分詞構文で前の時間を 表すために、《having + 過去分詞》を用います。完 了分詞といいます(cf.完了動名詞、完了不定詞)。 完了分詞構文 次の文を分詞構文で表現すると ・After he had finished his homework, he went swimming. → ( ? )( ? ) his homework, he went swimming. (Having)(finished) his homework, he went swimming. 分詞の否定 分詞の否定形は・・・・ ・Since he didn’t know what to say, he kept silent. (何を言ったらよいのか分らなかったので黙ってた) 分詞構文に変形すると・・・? →( ? ) ( ? ) what to say, he kept silent. (Not)(knowing) what to say, he kept silent. * not を分詞の前に置きます。 分詞の否定(完了形) ・Since I had not seen him before, I couldn’t speak to him. (彼に会ったことがなかったので話せなかった) 分詞構文にすると・・・? →( ? ) ( ? ) ( ? ) him before, I couldn’t speak to him. (Not)(having)(seen) him before, I couldn’t speak to him. *not は having の前におく (having not seenではないことに注意!) 慣用表現 分詞を用いた慣用表現には次のようなものがありま す。 ・I had great difficulty finding your house. 君の家を探すのに苦労した。 ・I was very busy preparing for the test. 試験の準備で忙しかった。 ・I spent a lot of time doing my homework. 宿題をするのにたくさん時間を費やした。 慣用表現 ・Generally speaking, the Japanese are a hardworking people. 一般的に言って日本人は勤勉な国民です。 ・Considering her age, my mother looks younger. 年齢を考えると、母は若く見える。 ・Judging from the look of the sky, it may rain this evening. 空模様から判断すると夜は雨だ。 終わり
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