卒業研究Ａ岩手県立大学における授業評価及び履修計画提案システムの構築と運営教育情報システム学講座４年千葉佑介鈴木研究室夏の陣千葉佑介研究動機（１）「東京大学逆評定恒河沙」（※参考文献１）のような、学生の為の（≒学生が履修の助けにする為の）授業評価を実施してみたいと思ったから  高橋充さん（＠鈴木研Ｍ１）の単位計算システム（※参考文献２）が便利だったので、それに汎用性を持たせ、機能を追加する事により、より効果的な履修支援ができないかと考えたから  鈴木研究室夏の陣千葉佑介研究動機（２）  授業評価に関するシステムの開発・運用例が少ない（※参考文献３）から鈴木研究室夏の陣千葉佑介卒業研究概要（１）以下の２つのシステムにより構成される。  Ｗｅｂ授業評価システム  インターネット上で岩手県立大の講義を評価  評価結果を集計して、集計結果・評価ランキングなどを公表鈴木研究室夏の陣千葉佑介卒業研究概要（２）以下の２つのシステムにより構成される。  履修計画提案システム  卒業するまでに必要な単位を教えてくれる  来期分の時間割を利用者の好み（例：楽な授業が好き、教科書を使わない講義は嫌い…等）に応じて提案してくれる鈴木研究室夏の陣千葉佑介当システムのウリ！岩手県立大学の講義をインターネット上で匿名で評価できます！  好みに合わせた最適な履修プラン（時間割）をご提案します！  後輩が履修計画を立てる時、あなたの評価が後輩の役に立ちます！  鈴木研究室夏の陣千葉佑介授業評価システムとは（１）任意の講義を選択、設定された評価項目に従って評価とコメントを入力し、評価を行う。  送信された評価データを即時集計して、講義ごとに集計されたデータとそれまでにその講義に宛てられたコメントを閲覧できる。  評価項目ごとに講義のランキングを表示。  鈴木研究室夏の陣千葉佑介授業評価システムとは（２）  評価項目は以下の通り。それぞれについて５段階評価を行う。  単位取得難度評価画面イメージへ  説明はわかりやすいか  教員の熱意を感じたか集計結果表示画面イメージへ  知的刺激を受けるか  また受講したいか  総合評価  コメント鈴木研究室夏の陣千葉佑介授業評価システムとは（評価項目について・インタビューの結果報告（１））  「突撃！五分間口頭インタビュー★」を実施  実施目的：本システムの、評価項目を明確にする事  実施方法：５分を目処として、口頭で質問  実施期間：2004/7/15、2004/7/16  協力してくれた人たち：Ａ君  Ｂ君  Ｃ君  Ｄ君  伊藤研究室４年生成績は非常に良い（優＞可）土井研究室４年生成績はやや良い（優＞可）藤田研究室４年生成績はやや悪い（優＜可）ゴウタム研究室４年生成績は悪い（優＜可）鈴木研究室夏の陣千葉佑介授業評価システムとは（評価項目について・インタビューの結果報告（２））  「突撃！五分間口頭インタビュー★」を実施  設問あなたが講義を受ける際、重視するのは何ですか？  あなたが履修計画を立てる際に参考にするものは何ですか？  ⇒ このインタビューの実施結果から、評価項目を選定鈴木研究室夏の陣千葉佑介履修支援システムとは（１）  以下の情報を入力  学部学科（ソフトウェア/看護/社会福祉/総合政策）  学年（１/２/３/４）  コース（基盤/メディア/知能/情報システム）  教職課程を履修しているかどうか（Yes/No）  今までに取得した単位（リストから選択）鈴木研究室夏の陣千葉佑介履修支援システムとは（２）  以下のアンケートに答えて貰う  履修計画を立てる際、あなたが重視するものを以下から一つ選んで下さい。     履修計画提案システム（上記）による総合評価の高さ授業のわかりやすさ単位の取得難度自分の所属コースの単位との関連性  使用者の学年  今期、特に履修したい講義があれば３つまで教えてください。  今期、特に履修したくない講義があれば３つまで教えてください。鈴木研究室夏の陣千葉佑介履修支援システムとは（３）  単位取得状況入力画面イメージへ時間割提案画面イメージへ以下の情報を教えてくれる  卒業するまでに必要な単位数  卒業するまでに取得しなければならない必須講義名  卒業までに取得しなければならない選択単位数に相応するオススメの選択講義名  教職課程を履修している場合、教員免許状取得までに必要な単位名  今期のオススメの履修計画（時間割形式で表示）  卒業・進級に支障がありそうな場合、警告を表示鈴木研究室夏の陣千葉佑介システムの流れ授業評価システム保存履修計画提案システム評価結果データ時間割データ講義の評価結果の集計卒業するまでに必要な単位の表示時間割の提案サーバ評価結果の閲覧卒業までの必要単位数通知時間割を提案授業を評価学生単位状況・単位取得基準を入力評価計画未定。  夏休み後半、システム運営を行う前段階で計画する予定。  鈴木研究室夏の陣千葉佑介今後のスケジュールについて８月中旬～９月下旬・システム開発・評価計画作成 10月上旬～10月下旬・システムの実施・形成的評価 11月上旬～11月下旬・システム改善 12月上旬～12月下旬・改善後のシステムを再実施・改善前との比較、改善による効果の検証鈴木研究室夏の陣千葉佑介参考文献 1. 2. 3. 恒河沙 2001年度夏学期号（東京大学時代錯誤社）単位計算（高橋充・http://inolab.com/~r326/cgi-bin/tani/tani.html） Webを利用したリアルタイム授業評価システムの開発と運用（大塚一徳,八尋剛規,光澤舜明・日本教育工学会雑誌24 ｐ109-114）鈴木研究室夏の陣千葉佑介