情報技術演習Ⅰ 人文学研究のための情報技術入門

情報技術演習Ⅰ
人文学研究のための情報技術入門
2011/12/08
担当:林晋
TA:秋田慧
今回のテーマ
• WEBで明治・大正・昭和の探訪
– 最初に、USBディスクでExcel ファイルを渡します。
• これはNDLの好意で特別に演習に使わせてもらっているので、演
習後は必ず抹消しておいてください。
– このデータは国立国会図書館(NDL)の近代デジタルライ
ブラリー(近デジ)の内、著者の情報、特に没年が不明
だったものの一覧です。
– 近デジは著作権が切れた書籍を電子画像化して公開して
いますが、著者の没年が不明だと著作権が切れているか
どうかわかりません。
2015/9/30
2
日本の著作権
• 先進国では著書や音楽、映像などは著作権により保護されています。そ
の制度や思想は国や地域ごとに異なります。
• 日本では作者の没後50年間は保護され、それ以後は著作権は消滅する
ことになっています。50年間の権利は子孫などに相続されます。
• 江戸時代生まれだと分かっている著者でも、没年が分からなければ著作
権が切れていることが形式的には分かりません。
• どうやっても分からない場合は文化庁の許可を得て、公開できることにな
っていますが、できるだけ調査をすべきであると文化庁は考えているよう
です。
• そこで、文化庁からの指導を受けた近デジ担当の方から、林に著作権処
理を手伝って欲しいという依頼があり、それを林と院生で手分けしました
。みなさんに配布したのは、そのときの資料です。
• 著者の情報をWEBで発見する定石のようなものはなく、勘や歴史に就
いての知識を総動員して見つけ出します。
2015/9/30
3
課題7
• 提出期限: 12月9日20:00
• 提出方法: [email protected] にメールで.
– 件名(subject)は必ず,“情報技術演習 課題7”とする.
• 日本、米国、ドイツの3カ国の著作権法の概要を調べて簡単
に説明してください。特に、著作権の有効期間は必ず明示し
てください。
2015/9/30
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課題8
• 提出期限: 期末レポートに添えてだす。
• 提出方法:発見し部分のみをExcelファイルとして切り出して林に送る。送
るファイルは、これと同じフォーマットにする。また、ファイル名も、同じファ
イルを参考にして同じようにつける。
• 課題: 配布した資料の欠損している情報をできるだけ多く探し出してくだ
さい。
2015/9/30
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