情報技術演習Ⅰ 人文学研究のための情報技術入門 2015/05/28 担当:林晋 TA:橋本雄太 今回のテーマ • WEBで明治・大正・昭和の探訪 – 最初に、次のファイルをダウンロードしてください。 • http://www.shayashi.jp/courses/zenkiMoku2/kadai08.xlsx – PowerPoint から直接ダウンロードすると、この部屋の環境ではうまくいきません。URLをコピーしてブラ ウザからダウンロードしてください。 • アクセス制限がかかっていますので、IDとパスワードを入れないとダウン ロードできません。IDとパスワードは別に示します。 • このデータはNDLの好意で特別に演習に使わせてもらっているので、演 習後は必ず抹消しておいてください。 – このデータは国立国会図書館(NDL)の近代デジタルライブラリー(近 デジ)の内、著者の情報、特に没年が不明だったものの一覧です。 – 近デジは著作権が切れた書籍を電子画像化して公開していますが、 著者の没年が不明だと著作権が切れているかどうかわかりません。 日本の著作権 • 先進国では著書や音楽、映像などは著作権により保護されています。そ の制度や思想は国や地域ごとに異なります。 • 日本では作者の没後50年間は保護され、それ以後は著作権は消滅する ことになっています。50年間の権利は子孫などに相続されます。 • 江戸時代生まれ で、どう考えても亡くなっている著者であっても、没年が 分からなければ著作権が切れていることが形式的には分かりません。 • どうやっても分からない場合は文化庁の許可を得て、公開できることにな っていますが、できるだけ調査をすべきであると文化庁は考えているよう です。 • そこで、文化庁からの指導を受けた近デジ担当の方から、林に著作権処 理を手伝って欲しいという依頼があり、それを林と院生で手分けして処理 しました。みなさんに配布したのは、そのときの資料です。 • 著者の情報をWEBで発見する定石のようなものはなく、勘や歴史に就 いての知識を総動員して見つけ出します。 課題8 • 提出期限: 5月28日12:00 (演習中) • 提出方法: [email protected] にメールで. – 件名(subject)は必ず,“情報技術演習 課題8”とする. • 日本、米国、ドイツの3カ国の著作権法の概要を調べて簡単 に説明してください。特に、著作権の有効期間は必ず明示し てください。 課題9 • 提出期限: 6月10日24:00 • 次回も、この課題を続けて行ってもらいます。短い時間で行うのは難しいので、「宿題」 としても行ってください。 • 課題: 配布した資料の欠損している情報をできるだけ多く探し出してくだ さい。まだ、どうやって探した(探そうとした)かを、簡単にまとめてください。 ただし、見つける方は大変難しい課題なので、ひとつも新しいものを発見 できなくても問題ありません。どのように見つけようとしたか、その工夫で 採点します。 • 提出方法:「どうやって探した(探そうとした)か」を、メールにして、 [email protected] に送ってください。 – 件名(subject)は必ず,“情報技術演習 課題9”とする. – もし、一つでも発見できた人は、発見した部分のみをExcelファイルとして切り出して林 にメールで送ってください。送るファイルは、これと同じフォーマットにしてください。また、 ファイル名も、同じファイルを参考にして同じようにつけてください。
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