おおさか地域創造ファンド」事業 ~地域資源の活用で地域

「おおさか地域創造ファンド」
~地域資源の活用で地域の活性化を~
平成20年4月
大阪府商工労働部
商工振興室経営支援課
経営支援グループ
本日のコンテンツ
◇ なぜ今、地域資源なのか
◇ 中小企業地域資源活用プログラムの概要
◇ 「地域産業資源活用事業の促進に関する
基本的な構想」(大阪府)
◇ おおさか地域創造ファンド事業
◇ 地域支援事業の概要と具体例
◇ 地域の活性化に向けて
なぜ今、地域資源なのか
○ 様々な格差の拡大
⇒ 特に地域格差の拡大を懸念
○ 地域が少子高齢化や人口減少などの経済構造の変化に的
確に対応し、今後も発展を続けていくためには、各地域におい
て多様な産業群が常に新たな価値を生み出していくことが重要
○ そのための重要な核となるのがそれぞれの地域の強みであ
る地域資源の活用。特に、地域経済を支える中小企業によって
創意あふれる事業展開が活発に行われることが地域経済活性
化の鍵を握っている。
(『2007年版中小企業白書』、中小企業政策審議会経営支援部会報告書「地域経済環境の構
造変化の進展を踏まえた中小企業支援策の在り方について」(平成19年2月)より)
地域資源とは
○ 地域資源 ・・・ 地域の技術、人材、歴史、伝統など
①地域の特産物として相当程度認識されている農林水産物又は鉱工業品
②鉱工業品の生産に係る技術
③文化財、自然の風景地、温泉その他の地域の観光資源として相当程度
認識されているもの
(「中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律」(中小企業地域資
源活用促進法)第2条第2項(平成19年6月施行))
○ 大阪府における地域資源の特徴
①大阪は歴史が長く、地域の多様性に富み、豊かな地域資源を有する
②大学・公設試や、企業OB人材、専門家等の人材資源が豊富
③広域的資源、地域ブロックの共通資源、市町村固有の資源が混在
(「地域資源現況調査事業報告書」 平成19年2月 財団法人大阪産業振興機構
独立行政法人中小企業基盤整備機構近畿支部)
中小企業地域資源活用プログラムの概要(1)
1.「中小企業地域資源活用促進法」に基づく支援
(域外市場を狙った新商品開発等開発・事業化に対する支援)
地域資源を活用した新事業を
5年間で1,000件創出!
スキーム
国が基本方針を策定
事業計画を認定された中小企業者等への支援措置
都道府県が基本構想を策定し
地域資源を指定(国が認定)
中小企業が地域資源活用事業計画を作成
(国の地方支分部局が認定)
●地域資源活用売れる商品づくり支援補助金
(試作品開発、展示会等に係る事業(2/3補助))
○設備投資減税
○政府系金融機関による低利融資
○信用保証枠の拡大
○投資育成株式会社法に係る特例
○食品流通構造改善促進機構の債務保証 等
●専門家等によるアドバイス等
●中小機構による販路開拓支援
地域資源を活用して新商品開発等を行う計画
※●印は、予算事項
支援措置
※ (独)中小企業基盤整備機構HP「地域資源活用チャンネル」等を参考に
して作成(http://j-net21.smrj.go.jp/expand/shigen/about/index.html)
中小企業地域資源活用プログラムの概要(2)
2.その他の支援措置
(地域資源を活用した新たな取組を掘り起こすための支援等)
(1)地域資源を活用した新たな取組の掘り起こし
○「地域中小企業応援ファンド」(次々頁参照)
(中小企業基盤整備機構に5年間で2,000億円程度の資金枠を確保)
○地域資源活用企業化コーディネート活動支援、普及啓発(中小機構交付金)
○地域資源活用型研究開発事業(委託費)
○市場志向型ハンズオン支援事業(委託費)
(2)地域資源の価値向上(ブランド化等)に向けた地域一体の取組に対する支援
○地域資源活用販路開拓等支援事業(補助金)
○JAPANブランド育成支援事業(補助金)
○中小機構による商談会の開催、アンテナショップの開設
※ (独)中小企業基盤整備機構HP「地域資源活用チャンネル」等を参考に
して作成(http://j-net21.smrj.go.jp/expand/shigen/about/index.html)
「地域産業資源活用事業の促進に関する基本的な構想」(大阪府)
(平成19年12月26日認定)
指定された地域資源(合計292件)
■農林水産品(56品目)
・毛馬胡瓜、勝間南瓜、天王寺蕪、高山牛蒡、など 「なにわの伝統野菜」
・能勢ぐり、大阪ふき、泉州たまねぎ、など
「なにわの特産品」
・その他、泉たこ、細河地域の植木、わかめ、小山田の桃など
■鉱工業品(112品目)
・大阪泉州桐箪笥、大阪金剛簾、大阪浪華錫器、タオル、毛布、自転車など工業製品
・たこやき、お好み焼き、大阪うどん、釜揚げしらす、なにわワインなど大阪の名産品 など
■観光資源(123個所)
・富田林寺内町、池上曽根遺跡、旧堺燈台、だんじり祭、能勢の浄瑠璃、小島自然海浜
天満天神繁昌亭、与謝野晶子生家跡など
【農林水産品】 水なす
【鉱工業品】 堺打刃物
【観光資源】 箕面国定公園
※ 詳しくは大阪府経営支援課のHPを参照
(http://www.pref.osaka.jp/keieishien/keikaku/indexchiiki.htm)
地域中小企業応援ファンド
1.ファンドの種類
(1)スタート・アップ応援型
中小機構の融資機能を活用して都道府県等とファンドを組成し、新たな事業の「種」の発掘を支援
(2)チャレンジ企業応援型
中小機構の出資機能を活用して組合形式のファンドを組成し、成長資金の供給や経営支援を実施
2.スタート・アップ応援型ファンドのスキーム
中
小
機
構
無利子貸付
都
道
府
県
中小機構(支部)
・
地方経済産業局等
ファンド
無利子貸付
【運営管理者】
都道府県等が
拠出する財団
法人等
支援
運用益で助成
ファンド総額の8割を上限に負担
市町村、地域金融機関、
地域事業会社 等
(注)ファンドの存続期間(貸付期間)は10年以内
地域の多様な主体の参加
地域活性化事業
・創業者
・中小企業
・組合、NPO 等
都道府県の創意と工夫
による制度設計
※ (独)中小企業基盤整備機構HPを参考にして作成
(http://www.smrj.go.jp/keiei/chikipg/index.html)
おおさか地域創造ファンド ~地域のさまざまな資源を活用した新事業創出~
【目的】
活力とにぎわいあふれる地域づくりを目指して「おおさか地域創造ファンド」を設置し、技術や人材、
歴史、伝統など地域の資源を活かした、地域が主体となった新しい事業を創出し、産業振興をはじめ
地域の活性化につなげる。
◆公民連携による基金を組成し、
運用益で地域活性化 の取り組み
を支援
国
(中小機構)
事業スキーム
おおさか
地域創造ファンド
大阪府
基金総額 :200億円
運用期間 :10年間
助成財源:2.8億円/年
在阪
金融機関
運営主体
(財)大阪産業振興機構
推進体制~ファンド事業審査委員会~
(構 成)
学識、中小機構、府、デザイン等
専門家、PM等
(審議事項) ①事業計画(年度)の承認
②事業報告(年度)の承認
③助成対象事業の承認
地域支援事業
約2.0億円
(70%)
広域支援事業
約0.8億円
(30%)
おおさか地域創造ファンド
~広域支援事業について~
◆ 地域の取り組みを高度・専門的にサポート
平成19
年7月か
ら募集
中
創業モデル創出支援事業(新テイクオフ大阪21)
・・公募の上、「事業可能性評価委員会」で審査
・新規性・革新性・競争優位性等が認められる地域活性化を先導する創業モデル
・助成額300万円(上限)、助成率2分の1
但し、「起業家育成」特例の場合 助成額400万円(上限)、助成率3分の2
「成長有望分野」特例の場合 助成額500万円(上限)、助成率3分の2
広域プロジェクトモデル
・地域を越える広域的な事業、重点的に支援すべき事業等
高度専門サポート事業((財)大阪産業振興機構による事業)
・助成事業等に対する高度専門的な観点からの支援事業
・助成額3000万円(上限)、助成率10分の10
(事業例) 専門家によるアドバイス事業など
平成20
年度か
ら実施
予定
おおさか地域創造ファンド
~地域支援事業について~
◆ 9つの地域毎に地域支援事業を推進
(9地域・・大阪中央、豊能、三島、北大阪、北河内、中河内、南河内、泉北、泉南)
地域中小企業支援センター毎に市町村、
商工会・商工会議所の参画を得た「地域
活性化推進協議会」を設置
地域毎に「地域活性化プラン」を策定
「地域活性化推進協議会」において、助
成対象事業を公募、選定、経営サポート
を実施。選定に際しては、「助成事業選
定委員会」を設置
【助成対象事業】
技術や人材、歴史、伝統など地域の資源を活用した新しい事業であり、地域の中小企業に広く
波及効果を与えるなど、地域活性化に資する事業。(地域活性化プラン(次頁)に定められた事業)
(事業例)
○製品のブランド化・高付加価値化を通じた地場産業の振興と地域のイメージづくり
○地域の大学と中小企業との連携による新技術・新事業の創出
○地域の歴史、文化資源と地場産品を組み合わせた観光物産の開発
○シニアや女性など地域人材による創業やコミュニティ活性化事業 など
(事業主体)
選定基準
中小企業又は中小企業グループ
①新規性 ②市場性
自ら事業を行う中小企業以外の者(関係団体、NPO法人等)
③成長性 ④革新性
(助成額・助成率)
⑤実現可能性
助成額(上限)1000万円/3年(一般)、 300万円/2年(創業者)
⑥地域活性化への波及効果
助成率 上限3分の2 (原則2分の1以内)
おおさか地域創造ファンド
~地域活性化プランについて~
■ 地域活性化プランとは、地域活性化推進協議会が地域活性化に資する助成対象事業の方向
性、創出方策、推進体制、選定・支援方法等を定めたもの
■ 各地域活性化プランの目標・方向性
協議会
目標・方向性
大阪中央地域活
性化推進協議会
①大阪(なにわ)のイメージアップにつながる事業の創出
②より安全で、より安心な、癒しのある生活を可能にする事業の創出
豊能地域活性化
推進協議会
自然・文化・歴史・まち・ものづくり技術等の多彩な魅力を活かした個性豊かな地域産業づくり
三島地域活性化
推進協議会
地域の知的資源・人的資源を生かした地域産業創出モデルの確立と地域ニーズを満たす生活文化
環境づくりの支援
北大阪地域活性
化推進協議会
産学連携や地域人材による地域活性化と歴史文化・農産物資源を活かした新たな地域産業づくり
北河内地域活性
化推進協議会
ものづくり技術を活用した新事業の創出と農林水産・観光資源の有効活用による活力ある地域づ
くり
中河内地域活性
化推進協議会
ものづくり企業の集積を活かした成長産業への取り組みと、歴史・観光・農業に着目した地域活
性化
南河内地域活性
化推進協議会
伝統産業技術と歴史文化資源を活かした大都市近郊体験型拠点創出による地域活性化
泉北地域活性化
推進協議会
①ものづくり、人・物・技のブランド化。②地域発、あきないづくり・まちづくり。③産学連携
を促進し、地域の個性を発信する。
泉南地域活性化
推進協議会
地場産品の高付加価値化・ブランド化と、農林水産・歴史文化資源をつなぐエリア観光開発
平成19年度地域支援事業の実施状況
■ 公募時期
■ 受付場所
■ 応募件数
(内訳)
■
■
■
■
平成19年8月1日~8月31日(受付は8月20日~8月31日)
各地域活性化推進協議会
93件
中小企業65件、中小企業のグループ10件、創業予定者10件、
NPO法人3件、その他5件
選定経過
9月の上旬から中旬にかけ、各協議会において助成事業選定委員会を開催
その結果を踏まえ、9月末に大阪産業振興機構において採択を決定
助成件数及び金額
①助成件数 43件
(内訳) 中小企業31件、中小企業のグループ7件、創業予定者2件、
NPO法人1件、その他2件
②助成額
約8千7百万円
助成事業の地域資源内訳
①地場産業の製品・技術の活用 15件、②農林水産資源の活用 10件
③観光文化資源の活用
5件、④地域の産学官連携
4件
⑤地域人材の活用
4件、⑥その他
5件
助成事業及び事業者名
次頁及びHP(http://www.mydome.jp/aopf/region.html)を参照
平成19年度採択事業一覧(1/2)
地域名
大阪中央
豊能
三島
北大阪
北河内
事 業 主 体
事 業 名
㈱ユメディカ
アルツハイマ-型認知症の早期発見のための「時計描写自動採点システム<クロッキ->」の製品化
㈱ノミック
鋳造技術と地域デザイナ-のコラボによる「環境にやさしい太陽光発電のガ-デンライトの開発」
三休橋筋商業協同組合
ガス燈・歴史的建造物を通じた三休橋筋活性化事業
竹山木管楽器製作所
ギャラリ-フェスティバル、コンサ-トの開催
㈱よもぎの部屋
上方浮世絵館の和文化をファッションに取り入れ、お洒落衣料として製品化し同館で販売する「浮世絵プロジェクト」
㈱フジアウテック
軽量で安価な「車椅子対応型トイレ」「介護用簡易仮設トイレ」開発及び販路開拓
中谷産業㈱
木製根固め工の製品開発及び販売
㈲ファ-ストシ-ン
釣竿型レジャ-用水中カメラ(玩具)の開発
能勢酒造㈱
能勢の天然水を活かしたサイダ-の開発及び製造販売
たかつき寒天プロジェクト
「たかつき寒天」の開発とブランド新商品としての展開
日本ホ-ムプロダクツ㈱
ビ-ル粕等の食品発酵残渣と珪藻土を用いた育苗有機培養土のブランド「三島土」の生産技術開発と販売
応用計測工業㈱
産学連携による無線型構造物劣化・防災監視システムの実用化検証と製品開発及び販路開拓
スペクトロニクス㈱
超小型多目的微細加工用高出力レ-ザ-発振器の開発等
㈱メドジェル
ゼラチンと機能性材料とを組み合わせた生分解性3次元細胞培養基材の開発及び販路開拓
関本総業㈱
地域の支えてきた小規模飲食店の新経営者への承継による甦生事業
㈱アドニス電機
大阪歯科大学及び関西医科大学との共同研究による口腔衛生を診るコンパクト、簡便なガス測定器の開発と普及
㈱ア-トフィルム
地元大学との連携による金属箔微細加工技術を用いた地上デジタル放送受信用車載フィルムアンテナの開発
NPO法人門真ITまちづくりネット
企業OBの経験豊富な技術・知識を活用。IT普及活動を通じて、企業及び市民と地域の活性化を支援
川口自動車工業㈱
企業間連携を通じたカ-用品の開発
㈲アイワイネットワ-ク
米の良食味産地を活かした新商品(機能米)の開発及び販路開拓
㈱三幸バイオ研究所
熊笹を活かした育毛剤の開発及び販路開拓
四條畷市商工会
四條畷の水で、地ビ-ルの開発・販売による「なわてブランド」の育成・浸透
平成19年度採択事業一覧(2/2)
地域名
中河内
南河内
泉北
泉南
事 業 主 体
事 業 名
㈱タムラテコ
オゾン水生成装置の開発
㈱ハネロン
次世代光通信デバイスの開発・販路開拓
㈱石切ゆめ倶楽部
東大阪観光M-1プロジェクト
東大阪宇宙開発協同組合
航空宇宙技術者養成事業、航空宇宙グッズ、キット企画
楠庵 赤石由紀子
ちょいヒマおやじのたまり場創り
㈱山内建具
季節対応型新障子開発及び販路開拓事業
BAU建築設計事務所 山田泰弘
すだれ照明の製造及び販売
地域ブランド開発グループ
地場特産品を活用した地域振興事業
河内長野市商工会
香和地ながの逸品開発プロジェクト/地賛地商でチャレンジ
㈲千早養鱒場
名水資源による「うまし水の里」逸品開発事業
向野食肉産業後継者の会
むかいのミ-ト・ネットワ-ク事業
田守敏一
美原ルネサンス、エコミュ-ジアム開発事業
山内鉄工㈱
堺発、全国へ!「三次元対応型免震台」商品化事業
㈱サカモトテクノ
「パパチャリ開発プロジェクト」新商品開発及び販路開拓事業
HIROCRAFT阪本祐宣
~和泉からニュ-ウェ-ブ~和ティスト、サ-フボ-ドづくり事業
ゴトウファ-ム 五唐英昭
和泉再生!有機栽培による「和泉市の特産品・ブランド化」推進事業
堺線香工業(協)
グロ-カルな香りの世界を求めて・・素晴らしき堺線香伝承事業
夢つむぎ会
木綿物語プロジェクト
泉州高原蕎麦振興会
蕎麦の栽培・製造販売による「泉州高原蕎麦」ブランドの構築
南泉州地域ブランド推進ネット
南泉州地域ブランド推進ネット ネットショップ等
泉州広告㈱
フリ-ペ-パ-・WEBサ-ビスとのクロスメディアを構築し「心身の再生エリア」としての泉南を情報発信
府 内9 ヶ所 のセンタ ー名 称及 び所 管エ リア
市町村別採択件数
地域
市町村
件数
大阪中央
大阪市
5
豊能
豊中市
能勢町
3
1
吹田市
高槻市
茨木市
1
1
3
枚方市
寝屋川市
交野市
1
1
1
守口市
大東市
門真市
四條畷市
1
2
1
1
八尾市
東大阪市
1
3
富田林市
河内長野市
羽曳野市
千早赤阪村
堺市(美原区)
2
2
1
2
1
泉北
堺市
和泉市
3
2
泉南
岸和田市
泉南市
3
1
三島
北大阪
北河内
中河内
南河内
合計
23市町村
43件
大阪三島地域中小企業支援C
【吹田商工会議所】
【所管地域】
吹田市、高槻市、茨木市、摂津市、島本町
大阪豊能地域中小企業支援C
【豊中商工会議所】
【所管地域】
豊中市、池田市、箕面市、能勢町、豊能町
大阪北大阪地域中小企業支援C
【北大阪商工会議所】
【所管地域】
枚方市、寝屋川市、交野市
大阪中央地域中小企業支援C
【大阪商工会議所】
【所管地域】
大阪市
大阪北河内地域中小企業支援C
【守口門真商工会議所】
大阪泉北地域中小企業支援C
【堺商工会議所】
【所管地域】
守口市、門真市、大東市、四條畷市
【所管地域】
堺市(美原区除く)、
高石市、和泉市、泉大津市
大阪中河内地域中小企業支援C
【クリエイション・コア東大阪】
【所管地域】
東大阪市、八尾市、松原市
大阪泉南地域中小企業支援C
【岸和田商工会議所】
【所管地域】
岸和田市、貝塚市、泉佐野市、田尻町、
忠岡町、阪南市、岬町、泉南市、熊取町
大阪南河内地域中小企業支援C
【富田林商工会】
【所管地域】
柏原市、河内長野市、藤井寺市、富田林市、
河南町、千早赤阪村、太子町、羽曳野市、
大阪狭山市、堺市(美原区)
平成19年度地域支援事業採択事例
地場産業製品のブランド化
【パパチャリ開発プロジェクト】
堺の伝統的自転車産業の技術
を活かし、「団塊の世代、男性」
をターゲットにした新商品を開発
する。
農林水産資源の活用
【地サイダーの開発・販売】
能勢天然水「桜川の名水」を活用
して、泡の加工技術を施すことに
より、すっきりした飲み心地の「地
サイダー」を開発・販売し、能勢
イメージの向上に貢献する。
観光文化資源の活用
【東大阪観光M-1プロジェクト】
東大阪の特徴である「モノづくりのまち」
の特徴を地域資源として活用した産業
観光を目指すため、修学旅行生等を通
じ全国へ東大阪の魅力を発信していく。
写真は修学旅行生への説明会の風景
産学官との連携
【たかつき寒天の開発と新商品
開発】 高槻の歴史と伝統ある
寒天産業を大学や高槻市、商
工会議所が一体となって新し
いタイプの寒天を開発する。
写真は「たかつき寒天プロジェクト会議」
地域人材の活用
【美原ルネッサンス、エコミュージアム開発】
伝統的な農家の家屋敷を改修し、
「エコミュージアム」を設置し、農業体験
教室を開催するなど地域の文化、
農業、環境などを伝えていく。
地域支援事業の特徴
■ 地域活性化コーディネーターを府内9ヶ所に配置
コーディネーターは、事業の掘り起こしからビジネスプランのブラッシュアップ、その後の
フォローなど、地域資源を活用した事業の実現のお手伝いをいたします。
地域名
大阪中央
住所
電話番号
コーディネーター
大阪市中央区本町橋2-8(大阪商工会議所内)
06-6944-6471
関浦 照隆
豊 能
豊中市岡町北1-1-2(豊中商工会議所内)
06-6845-8004・6
梅原 清宏
三 島
吹田市泉町2-17-4(吹田商工会議所内)
06-6192-2215
村嶋 喜信
北大阪
枚方市大垣内町2-12-27(北大阪商工会議所内)
072-843-5302
松村 幸久
北河内
門真市中町2-5(守口門真商工会議所内)
06-6909-3003
伊藤 康雄
中河内
東大阪市荒本北50-5(クリエイション・コア東大阪内)
06-6745-2334
竹村 弘正
南河内
富田林市粟ヶ池町2969-(富田林商工会内)
0721-23-5730
谷口 清志
泉 北
堺市長曽根町130-23(堺商工会議所内)
072-258-5581
大橋 賢也
泉 南
岸和田市別所町3-13-26(岸和田商工会議所内)
0724-38-3981
笹野 晃
■ 地域の総合力で支援
事業の実現のため、商工会・商工会議所はもとより、市町村や各種支援機関の力を結
集します。
地域支援事業の今後の予定
◎ 昨年度ご応募頂いた93件については、今後とも
継続的に支援してまいります。また、様々な機会を
活用し、事業のPRをしてまいります。
◎ 今年度の募集(平成20年夏頃を予定)に向けて、
新たな事業の掘り起こしも行ってまいります。
◎ 地域資源を活用した新たな事業の種(シーズ)を
お持ちの皆さん、一度各地の地域中小企業支援セ
ンターを覗いてみませんか。
地域の活性化に向けて
■地域の活性化とは
地域の産業経済に好影響を与えることを言い、例えば、
・地域に集積する技術を活用して新製品を開発することで、地域内の他の中小企業者の新
市場への事業展開の可能性を創出すること
・地域の特産物の販売を拡大することで、地域のイメージアップにつながり、他の特産物や
工業製品等の販売を促進すること
・事業が成長することで、地域内の雇用機会を増やすこと
・新たな観光ルートを開発することで、集客力が向上し、地域商業者の販売額が増加すること
・ニーズに見合った新サービスを提供することで、地域住民の生活の質が高まること など
■地域資源を活用した事業の展開方法について
①まず、地域に特有の経営資源を見出すことが必要
②次に、マーケット動向や自社の経営資源を考慮の上、販売ターゲットを決定し、製造工程や
業務の流れを考えること(商品デザインの工夫、サービスの向上など)が必要
③また、限りある経営資源を補うため、地域内外の企業との連携体制の構築も重要(責任者同
士の業務上の面識、外部人材や組織による仲介、各種商談会や交流会等が有効)
④最後に、販売先の確保が必要
(『2007年版中小企業白書』より)
お問合せ
■ 大阪府商工労働部商工振興室
経営支援課経営支援グループ
担当:田中、吉村、福地
〒540-8570 大阪市中央区大手前2丁目
電話:06-6944-6730(直通)
FAX:06-6944-6731
■ 財団法人大阪産業振興機構
経営支援部経営支援課
担当:根来、石川
〒540-0029 大阪市中央区本町橋2-5
マイドームおおさか7階
電話:06-6947-4375(直通)
FAX:06-6947-4378