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国際医療観光推進事業 当初予算要求概要(知事復活)
【要求の考え方】
質の高い健診・医療サービスとインバウンド観光を結び付ける国際医療観光を推進するため、健診機関等や旅行社等を帯同し、
海外プロモーションを実施する。医療サービスの外国人受入実績が最も多く、質の高い健診や歯科分野への関心が高い中国を
ターゲットとし、現地政府機関、医療関係者や旅行社等を対象としたPRセミナー・商談会等を開催。
【査定の考え方】
大阪観光局の施策の中で実施すべきものであり、0査定
【論 点】
【考え方】
○ 国際医療観光は、アジア諸国において国家戦略のもとに取組みが進んでいる。府としても成長戦略に国際医療観光の推進を位置づけ
ており、より積極的に推進する必要がある。
府が単独で来
年度、実施し
ていく必要性
○ 本府では、平成23年度から、国際医療観光を推進するにあたっての情報共有や課題の検討などについて民間事業者の主体的な活動
をサポートしてきた。平成25年度は、そうした民間の取組みや検討をもとに具体的な成果を出すことが求められる。
今後、民間主体の国際医療観光の取組みを強力にサポートしていくため、海外の事業者とのネットワーク構築に向けたプロモーショ
ンを実施する。
○ 中国においては、まず府(行政)が政府機関へアプローチして地ならしを行い、民間事業者が事業展開するための道筋・パイプをつ
くる必要があり、府の関与が不可欠。一定の道筋ができ、軌道に乗れば大阪観光局に移行させる。
○ 国際医療観光の推進については、府が関係機関と意思疎通を図りながら事業をコントロールしていく必要がある。
現段階では行政的な調整が必要であり、大阪観光局での事業実施は困難。
平成23年度
医療関係者と旅行事業者のマッチング (国内の関係者が集まるきっかけづくりと課題の共有)
平成24年度 平成23年度の取組みをきっかけとして明らかになった医療観光の様々な課題を民間主体で検討
平成25年度 国内の関係事業者(医療機関、旅行社等)が海外の市場へアプローチするための道筋をつける。
事業効果
○ 在阪の医療機関では、7機関が独自に中国等からの健診受入を行っているが、本事業によりさらに、外国人受入に関心の高い医療
機関【52機関(検討中11、関心あり41)】 による健診受入人数の増加が見込まれる。
(平成24年1月健診受入状況調査結果 (府実施)<回答医療機関数 143機関>)
海外からの健診受入実施
7機関
検討中
11機関
○ 歯科分野のインバウンドは、これからの開拓分野であり、本事業で、道筋をつけることにより、歯科分野での医療観光が拡大する。
(外国語対応が可能な府内の歯科医院数は2,865 院。)
★ 知事復活要求
2,176千円 (財源内訳:一般財源 2,176千円)