指導体制の現状と今後(イメージ)

Research progress report
B11519
Igarasi Yu
アウトライン
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5.
ニュース/背景
研究史
問題定義
タイトル
課題
「グローバル人材を育てるため、文部科学省が
2020年をめどに実施する英語教育改革プランを決めた」
(読売新聞 2014年)
• グローバル人材とは
I:語学力・コミュニケーション能力
II:主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟
性、責任感・使命感
III:異文化に対する理解と日本人としてのアイデン
ティティー
(首相官邸 2011年)
政府による英語教育政策
1983年
留学生10万人計画 策定(中曽根内閣)
1991年
臨時行政改革推進審議会答申で英語教育について取り上げる
2000年3月
小学5,6年生に外国語活動(英語)必須化
2003年3月
『英語が使える日本人』の育成のための行動計画 (文科省)
2008年7月29日
留学生30万人計画 策定(目標2020年)
2009年11月
文部科学省、経済産業省が共同で
「グローバル人材育成委員会」設立
2012年12月26日
安倍晋三内閣 誕生
2013年4月19日
成長戦略 策定
2014年5月
新しい成長戦略 第一弾 発表
2014年6月3日
新しい成長戦略 第二弾
(首相官邸 2011年、2014年)
アベノミクス
(首相官邸 2012年)
成長戦略
(自由民主党 2013年)
• 「時代の変化に対応して企業等の求める人材像
が既に変化していることの明確化及び求める人
材像の学生や大学・高校、保護者側への積極的
な発信を行う。(企業トップと人事担当部課長の
意識統一を含む) 」
• 「留学経験者の積極的採用に向けた経済団体
への働きかけ(就職活動・採用時期 の改善及び
その旨の倫理憲章等への反映、会員企業への
周知等)や先進事例の収集等を行う。」
(外務省 2011年)
「新しい」成長戦略
• 2013年 6月
「留学を目指す学生の経済的
負担を減らし、
グローバル人材を育成」
(読売新聞 2013年)
• 2014年 5月
「新たな」成長戦略の施策に
「教育」の項目
は見当たらない。
(読売新聞 2014年)
新たな英語教育の在り方実現のための体制整備
【指導体制の現状と今後(イメージ)】
(文部科学省 2013年)
新たな英語教育の在り方実現のための体制整備
【指導体制の現状と今後(イメージ)】
(文部科学省 2013年)
ニュース
新たな英語教育の在り方実現のための体制整備
【指導体制の現状と今後(イメージ)】
(小学)
(中高校)
(文部科学省 2013年)
アウトライン
1.
2.
3.
4.
5.
ニュース/背景
研究史
問題定義
タイトル
課題
研究史
1. 本ー10
2. 学術論文ー11
3. 新聞記事ー5
4. インターネットー34
研究史(定義)
• 賛成 ー 英語教育における政策が現場に必
要とされるものである
• 反対 ー 英語教育における政策が現場に必
要とされるものではない
研究史(賛成)
• 「『大学のグローバル化の遅れは危機的状況
にある』」
• 『世界に打って出たり、外国人を迎え入れて
交流したりすることのできる人材を育成してい
くことが重要』」
→教育向上と人材育成を実現
(神代浩 2013:2)
研究史(賛成)
• 「外国語活動の目的は, 『外国語を通じて, 言
語や文化について体験的に理解を深め, 積
極的にコミュニケーションを図ろうとする態度
の育成を図り, 外国語の音声や基本的な表
現 に慣れ親しませながら, コミュニケーション
能力の素地を養う』であり, コミュニケーション
能 力を伸ばすことが大きな目的」
→ 「英語教育」とはかなり異なる教室活動が行
える
(アレン玉井 2011:36)
研究史(賛成)
• 「語学力と共に幅 広い教養や問題解決力な
どの国際的 素養を備え、将来は政治や経済、
法律、学術などの分野で活躍することが期
待される、グローバル・リーダーの卵です。単
に英語教育や国際交流に力を注いでいるだ
けでは対象になりません 」
(藤山一郎 2014:10)
研究史(反対)
• 「英語による授業そのものとなると,ビジネスにおける
上述の例で言う『グローバルに通用するノウハウ』に
相当する「授業の中身・質」の問題が考慮 されなけれ
ばならない。」
• 「『質の高い授業』,即ち,学生に興味を抱かせ,深い 学
問的理解を与え得る授業こそが大学教育の使命なの
であって,そうした授 業を行うためにはその授業担当
教員の日頃の研究活動やテキストの選択,授 業方法
などが重要になってくる。ましてや,それを英語でやる
かどうかは別の問題である。 」
(藤野哲也 2012:10)
研究史(反対)
• 「2023年までの10年間の年率成長率2%を達
成するために、成長戦略シナリオは過大な、
おそらくは非現実的な仮定を設けている。成
長は、労働投入量の変化と労働者1人当たり
生産量の増加にかかっている。 」
(ヒューパトリック 2013:9)
研究史(反対)
• 「大学の英語教育は『深みのない、ごく 表面
的な会話能力のようなもの』に傾斜する 」
• 「現場の教員はその運用への不安と負担の
増加から疲弊する一方、生徒には英語嫌い
を増やす結果を招く という『惨状』を呈してい
る」
(大津由紀夫 2009:9)
研究史(反対)
• 「英語教育をひとえに英語運用能力に 対す
る社会的要請に応える観点だけから捉えて
いること」
• 「学校教育の自律的視点が欠落したトップ ダ
ウン方式によっていること」
(大津由紀夫 2009:9)
アウトライン
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ニュース
研究史
問題定義
タイトル
課題
• 政府が理想とする英語教育 — 教育現場と
政策のギャップ
• 政府がいう「教育」 — 企業の人材戦略の一
環であるのか
• 理想とする英語教育は何がゴールなのか
アウトライン
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ニュース
研究史
問題定義
タイトル
課題
アベノミクスが理想とする英語教育
ー政策と教育現場にギャップはあるのかー
(皆さんの意見をお聞きしたい、、)
アウトライン
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ニュース
研究史
問題定義
タイトル
課題
5、課題
• タイトル ー 他の選択肢があるのでは、、
• 情報収集を続ける(特に新聞、本、学術論文)
• 留学生の受け入れと英語教育の関係性
• 論文における賛成と反対の根拠を明確に